シスメックスを受ける就活生が知るべき業務内容と労働時間

シスメックスの労働環境について①：事業内容は医療機器分野

世界中の医療機器の分野でグローバルに活躍するシスメックス。医療機器分野を事業内容とし、血液検査分野では世界ナンバーワンのシェアを誇ります。
そんなシスメックスへ就職を希望する場合、事業内容や労働時間などの労働環境についての理解が必要です。働きやすい社内風土が整備されたシスメックスの労働環境から、まずは事業内容を確認しましょう。

国・地域や部門を超えて活躍できる

シスメックスは医療機器の分野でも、血液や尿の分析を行なう検査機器や診断薬、検査情報システムに強みを持っており、国内で一番のシェア盛っています。特に、血球計数検査、血液凝固検査、尿沈渣検査では世界シェアNo.1を誇るほどです。
現在は世界190カ国以上で事業を展開し、世界の約98%に相当する地域に製品を供給。日頃から医療従事者と信頼関係を築き、ユーザーが求めるものを研究しながら期待値を超えた価値を提案しています。

がんや糖尿病の診断技術の分野を強化

シスメックスは今後、がんや糖尿病の診断技術など新規分野の強化を行い、先駆者として絶え間なく進化を続けていきます。一人ひとりに最適な医療を実現するため、新たな診断技術の研究開発を続けていく社風は、国や地域を超えて社会貢献する誇り高いものです。

シスメックスの労働環境について②：業務内容は職種で異なる

シスメックスの事業内容の次は、業務内容を説明します。
シスメックスへ入社後は世界で活躍する【グローバルコース】、マネージャーや社内有数の専門家として活躍する【総合コース】、【専門コース】、専門性を高めたスペシャリストとしての【専門コース】の3つの業務内容に大きく分かれます。

グローバルコース の業務内容

グローバルコースでは、社会人として世界を舞台に活躍できる能力を、既に見に付けている人材が採用されます。 「世界を舞台に活躍できる意欲、志を有する人」 、 「語学力に加えて高い専門性やスキル・知識を有し、世界を舞台に勝負できる人」 、「どんな環境でも臆することなく、周囲を巻き込みながら自律的に業務を遂行することができる人 」などが求められる人物像です。
それぞれの人の特徴に応じて【海外現地法人】、【研究開発部門】、【国内販売部門】など、勤務先と業務内容が分かれます。

総合コース の業務内容

総合コースでは複数の職種系統を経験した後、マネージャーや社内有数の専門家としての活躍が期待され、将来的には海外勤務へのチャレンジも可能です。入社直後の職種は、本人希望および適性を考慮し、【営業職】、【研究職】、【開発職】、【フィールドサービス職】などの業務内容です。

専門コースの業務内容

自分の熟練技能や専門性を高め、その仕事のスペシャリストとして活躍する業務内容です。地域密着型の働き方で、転居を伴う異動はなく、将来的には、スペシャリストとして自身の貴重な知識・ノウハウ・スキルを後輩たちへ伝えていくことも任務の１つです。

シスメックスの労働環境について③：労働時間は標準的でフレックスタイム制もあり

次は気になるシスメックスの労働時間についてです。働く上で勤務時間の長さは歳を重ねても働き続けられるかに関わる大切な要素です。充実した福利厚生と休暇制度が整えられているシスメックスの労働時間を確認しましょう。
シスメックスの勤務時間は9：00～17：35で、１日の標準労働時間は7時間45分です。一部フレックスタイム制もあり、コアタイム11：00～15：35を含む時間帯を挟んで 標準労働時間である7時間45分を勤務していれば、出勤と退勤の時間を個人の裁量で決められます。工場では8：30～17：05までの勤務時間です。

労働時間は月平均170時間ほど

月の労働時間は月平均170時間ほどです。これはシスメックスの勤務時間と週休2日制から計算しています。上記の労働時間はあくまで独自計算によるものであり、職種や繁忙期によっては実際の企業の労働時間や残業時間とは異なる場合があります。

シスメックスの労働環境について④：労働者の権利を尊重

シスメックスの労働時間に関連して、労働者への権利の尊重を重視する社風についても紹介します。グローバルな活躍をするシスメックスでは、ユーザーへ安全と安心を提供するため、グローバルコンプライアンスコードを定めています。法令を守ることを定めたコンプライアンスコードの中でILO中核的労働基準への支持を明記し、労働組合などの組合結成の自由と団体交渉の権利を尊重しています。

労働組合の加入率が高い

シスメックス株式会社の労働組合であるシスメックスユニオンには、正社員のうち、役職者や管理部門の一部を除いた全員が加入しており、全従業員に占める組合員の割合は、2014年度は62.3％です。
また、国外でも同じ流れがあり、シスメックス ベトナムや中国の済南シスメックス、シスメックス 無錫においても労働組合が結成されており、定期的に団体交渉などを実施しています。

従業員の声を経営に反映

シスメックスでは、従業員の声を経営に反映する取り組みがあります。2年に1回、グループの全従業員を対象とした「企業風土調査」を実施。全100項目以上の質問に対する回答を分析し、組織内にある暗黙のルールや価値観、各種施策の効果を把握し、グループ全体が抱える課題の抽出と解決に真剣に取り組んでいます。

シスメックスの労働環境について⑤：働くやりがい

シスメックスは世界で活躍する企業です。医療機器を通して70億人の健康を支えるという事業内容は、非常にやりがいと誇りをもてるものです。人の命に直結する医療機器はさまざまな技術の複合体であり、シメックスは研究から要素技術開発、商品開発、生産、製造、販売サービス、学術サポートなど、多くの技術を自社で展開しています。
社内の環境も、従業員一人ひとりが自主性とチャレンジ精神を発揮しながら働けるもので、公正な評価・処遇が行われます。沢山の人材育成プログラムにより自己実現が可能で、多様性を受け入れ、一人ひとりの人格や個性を大切にし、安心して実力を発揮できる社風です。

シスメックスは職種で業務内容が異なり社員を尊重し標準的な労働時間

医療機器の分野において世界中で活躍するシスメックス。事業内容は血液や尿の分析を行なう検査機器や診断薬、検査情報システムに強く、がんの研究などへの取り組みも盛んです。
業務内容は職種で変わりますが、【グローバルコース】、【総合コース】、【専門コース】で異なります。社員の権利を尊重する社風により、労働時間は職種や業務内容、個人の裁量にもよりますが、標準的です。労働組合も世界中で機能しています。
シスメックスへの就職を考えるなら、同じ業界の企業の業務内容や労働時間についても調べて対策を練り、採用を勝ち取りましょう。