大分銀行のエントリーシート(ES)の通過率を上げる書き方と回答例

大分銀行対策：企業研究を踏まえてエントリーシート(ES)を書こう

エントリーシートでは、企業側からの設問がありますが、これに答えるときもただ自分の思いを述べるだけではなく、押さえたいポイントがあります。それは、大分銀行の経営理念や、大分銀行が就活生に求める人物像について踏まえた書き方です。以下のような企業研究を踏まえて、エントリーシートの書き方の方針を定められます。

大分銀行の経営理念

地域社会の繁栄に貢献するため
銀行業務を通じ最善をつくす

大分県をはじめとした、大分銀行の店舗が存在する地域の人々に金融サービスを提供し、地域社会の繁栄に貢献するのが、大分銀行の経営理念です。

大分銀行のブランドスローガン

感動を、シェアしたい。

大分銀行にとっての「感動」とは、地域の人々や顧客と、発展・成功を共に喜び、「大分銀行で良かった」と感動してもらうことです。大分銀行も、地域の人々も、共に感動したい、という思いが込められているといえます。

大分銀行の求める人物像

◆好奇心や向上心にあふれ、失敗を恐れずチャレンジできる人。
環境変化に伴う変革を受け入れ、自ら新しいことに取り組める人材が求められています。
◆相手の立場や気持ちに立って考え、コミュニケーションができる人。
他の銀行との差別化のために、大分銀行はお客さまの感動と人材育成を重視しています。そのために必要な能力です。
◆大分への熱い思いを持った人。
「大分が好き」「地域の活性化に貢献したい」という気持ちが求められます。

大分銀行対策：エントリーシート(ES)の質問例

・志望理由と大分銀行でやってみたいこと
・自己PR
・志望企業の判断基準
・学生時代にがんばったこと
・ゼミでの活動内容
・その他アピールしたいこと

このように、一般的な質問が多いようです。企業研究と自己分析を丁寧に行ってから、書くようにしましょう。大分銀行の理念や求める人物像に、自分の強みなどがマッチした場合は、それをアピールすると有効です。

大分銀行対策：エントリーシート (ES)の問題と回答例①

【質問例】
自己PR

【回答例】
私の強みは、他人への心配りの癖が体に染みついていることです。
私は、大学入学当時から飲食店で接客業のアルバイトをしています。店舗で重要視されているのは、お客様への気配りです。自分たちにとっては慣れ親しんだメニュー、サービス、設備であっても、初めて来店されるお客様にとっては不慣れなものです。そういったお客様の立場でものを見て、気持ちよくご利用頂くのが、サービスを提供する者の使命です。私は、初めてのお客様には丁寧な、常連のお客様には過去のご注文も踏まえた提案を、常に心がけています。
こういった気配りの姿勢が、私の最大の強みです。

大分銀行対策：エントリーシート (ES)の問題と回答例②

【質問例】
志望企業の判断基準

【回答例】
私の志望企業の判断基準は2つあります。
1つ目は、生まれ育った大分の発展に貢献できる仕事であること。もう1つはできるだけ生活者の暮らしに近い場所での仕事ができることです。
貴行は、このような私の思いにマッチしているだけでなく、経営理念やスローガンでも、地域への貢献を重視していると強く感じたため、第一に志望を決めました。

大分銀行対策：エントリーシート (ES)の問題と回答例③

【質問例】
学生時代にがんばったこと

【回答例】
私は文学部に所属しています。
私の所属する文学部では2年次からゼミが始まります。何か1つの作品を取り上げ、その文章を読み解き、先行研究を調べ、考察を発表します。その準備のために、研究室はいつも学生でいっぱいです。私が学生時代に最も力を入れたのは、このゼミのための準備です。
取り上げる作品が有名であればあるほど先行研究が多く、独自の考えを打ち出すのは難しくなります。しかし、根気よく本文にあたっていくと、新しい考え方が生まれます。誰も打ち出していない新しい考察を、確かな論拠とともに示せたときは、大きな充実感があります。

大分銀行のエントリーシート(ES)では「好奇心」「コミュニケーション力」「大分への熱意」を示す書き方を例も参考に考えよう

大分銀行へ提出するエントリーシートの書き方と、質問例、回答例をご紹介しました。大分銀行のエントリーシートでは、一般的な質問が多いようです。企業研究や自己分析を丁寧に行って対策しましょう。「好奇心」「コミュニケーション力」「大分への熱意」といったものを示せるエントリーシートになるとよいでしょう。ご紹介した例も参考にして、よりよいエントリーシートを完成させてください。