2019年12月06日(金) 更新

高校生を対象としたインターンシップの目的と参加する意義

インターンシップとは就職や転職のミスマッチをなくすための制度

インターンシップとは、もともとはアメリカで始まったものです。インターンシップは、就職前に会社で業務を体験して、就職や転職のミスマッチをなくすのが目的です。インターンシップでは就職体験ができ、業務内容、自分の適性などが把握できるでしょう。このように、インターンシップを実施する会社と、お互いにメリットのある形で就職できるようになるものである点を理解しておいて下さい。これは高校生においても同様です。

会社の雰囲気や特色などを味わえる

インターンシップでは、今まで知らなかった世界を体験できるので、自分の適性を把握でき、その会社の雰囲気や特色なども味わえます。参加すれば、他にも多くのものを得られるでしょう。経験のない世界を体験すれば視野が広がります。ですので、機会があるのならば積極的に参加していきましょう。これまで描いていた会社のイメージとのギャップを把握できますよ。

高校生も対象にしたものは3~5日の期間で行われる

大学生のインターンシップ場合は、2週間から1ヶ月と比較的長い期間実施しています。しかし、高校生は3~5日の場合が多いでしょう。なお、アルバイトと違い、給料はありません。あくまでもキャリアプランを練るための時間だからです。なお、企業や期間により内容は異なり、比較的長期なものでは実際の業務に携わることも少なくありません。特に興味のあるような仕事を経験できる絶好の機会だという点を念頭に参加しましょう。

高校生を対象にするインターンシップは職業観の形成などが目的

最近では、高校生に対しても積極的にインターンシップが行われています。高校生を対象とするインターンシップの目的は、職業観の形成や積極的な進路選択、マナーの会得などが挙げられます。これらの目的を見れば分かるように、高校生がインターンシップのメリットは多くあります。ですので、機会があるならば、積極的にインターンシップに参加して目的を果たしましょう。

就職に対するモチベーションを上げる目的もある

高校生を対象としたインターンシップは、上記のように職業観の形成やマナーの会得を目的としています。しかし、それとは別の目的も忘れてはいけません。それは、就職に対するモチベーションの向上です。「自分の夢がなんのかわからない」「仕事がどういったものなのか想像できない」といった高校生は、就職に対するモチベーションも下がりがちです。そういった高校生を減らす目的としても、インターンシップは大きな役割を果たしているでしょう。

インターンシップは基本的に採用の合否に直接関係するものではない

最近では、さまざまな会社が趣向を凝らしたインターンシップのプログラムを実施しています。基本的に、学生に社会を知るための場を提供することを目的に行われているものなので、就職に必ず有利になるものではない点は理解しておきましょう。ですので、基本的にインターンシップの選考で落ちたからといって、その会社に就職できないわけではありません。

企業によっては採用活動の一環としているケースもある

大学生でも高校生でも、プログラムの内容が、自分の希望する仕事の内容と一致するものなのかの検討も大切になります。インターンシップの実施期間は、実施する企業によりさまざまなので自分の予定と照らし合わせてから応募しましょう。インターンシップは、企業によっては会社説明会等の採用活動の一環とする場合もあります。企業によっては、本来のインターンシップの目的とは異なる場合があるので注意しましょう。

通過するエントリーシートを作成する

インターンの選考に通るためのESを作成するために、実際の通過者のESを参考にしましょう。そこで活用したいのが「インターン選考通過者が実際に提出したES集」です。JALや日清製粉、三菱UFJ銀行や大正製薬などの通過者が提出したESを無料でダウンロードできます。設問の内容も確認できるため、事前の対策として持っておきたい資料です。

インターンシップで高校生が行うべき目的は職業観の形成・学習意欲の向上・マナーの会得など

高校生がインターンシップに参加する目的について紹介しました。高校生が行うインターンシップのメリットには、職業観の形成や学習意欲の向上、積極的な進路選択そして、マナーの会得などが挙げられます。このように、高校生においてインターンシップのメリットは多くあるでしょう。ですので、これらのメリットを理解して、機会があるのであれば積極的に参加し、自分自身にとって良い経験となるようにしましょう。

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