2019年12月05日(木) 更新
BCGのインターンシップの選考対策【ボストン・コンサルティンググループ】
目次
BCGのインターンシップの選考対策①:企業研究
BCG(ボストン・コンサルティンググループ)のインターンシップの選考対策として、まずは企業研究からはじめましょう。BCG(ボストン・コンサルティンググループ)は、世界を代表するコンサルティング会社です。以下で詳しく見ていきましょう。
BCG(ボストン・コンサルティンググループ)の会社概要
■設立:1963年
■収益:370万ドル(2012年)
■本社:アメリカ合衆国
■支社:78事業所・43ヶ国
■国内:東京・名古屋
BCG(ボストン・コンサルティンググループ)は世界的なコンサルティング企業
BCGは、世界43ヶ国に78の支社を持つ、世界的なコンサルティング会社です。日本支社では法人所得上位100位のうち約3割に対してサービスを提供しています。コンサルティング業界ではマッキンゼーと並び、世界で最も有名なコンサルティング企業で「二大コンサルティングファーム」と称されています。
BCG世界的なコンサルティング企業の現状
BCGのホームページによると、IT業界を開拓して行き今後も利益の増加を図っております。現在の主としている完全自動車運転産業で他の業界ようりもはるかに利益をあげています。2035 年には完全自動運転車が新車販売台数の10%、約1,200 万台、 部分自動運転車が15%、約1,800万台へ拡大していくことを目標としております。今後の成長に期待です。
BCGのインターンシップの選考対策②:実施内容
BCG(ボストン・コンサルティンググループ)のインターンシップ選考対策として、実施概要を把握しましょう。
BCGのインターンシップ【3日間】
■1日目~2日目
・コンサルタントの指導のもと、経営コンサルティング業務に関わる調査・分析
・ある業界の海外戦略課題について各班がそれぞれの企業に戦略提案(グループワーク)
■3日目発表となります。
戦略提案(グループワーク)の発表
※特定分野での経験や経営の専門知識は不問。
BCG(ボストン・コンサルティンググループ)のインターンシップはコンサルタント志望必見
将来、コンサルティング業界で働きたいという人はBCGにインターンシップに行くと非常に有益です。企業にもよりますが、インターンシップ用に特別にカリキュラムを組んでいる場合もありますし、直接BCGのコンサルタントと話す機会もあります。
BCGのインターンシップの選考対策③:エントリーシート
BCG(ボストン・コンサルティンググループ)のインターンシップに行くためには、エントリーシート選考を突破しなければなりません。いったい、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。ここでは、エントリーシートの選考対策法について見てみましょう。
選考:過去のエントリーシート内容
・「研究内容、または卒論のテーマなどを教えてください」
・「学校生活において、学業以外のことで力を入れたことを教えてください」
・「あなたが人生で一番大切にしていることを教えてください」
・「今までの人生において、あなたが成し遂げた人に自慢できることを教えてください」
・「一生のうちに必ず成し遂げたい夢」
対策:実績のアピールと業務内容の理解を!
コンサルティング業務を担う企業は実績を重視する傾向があるため、学歴はもちろん、これまで受賞した賞や特殊な語学能力などがあれば可能な限りすべて記入しましょう。また、当然のことながらコンサルティング業界や戦略コンサルティングの業務内容はしっかりと理解しておくようにしましょう。『コンサルティングの基本』(神川貴実彦)がコンサルティング志望の学生に人気の良書となっているようです。
BCGのインターンシップ選考対策④:論述試験
BCG(ボストン・コンサルティンググループ)のインターンシップ選考は、エントリーシート通過後、論述試験に進みます。ほとんどの企業が面接に進むところ、論述試験が必須となるBCGのインターンシップ選考はそれほど難易度が高く、競争率が激しいということです。
過去の論述試験問題
「住宅賃貸会社があるアイドルグループを使って住宅賃貸会社のCMを打ちました。年間の売上増加はいくらか求めて下さい。尚、アイドルグループはCD売上が1200万枚、現在CMやテレビで活躍しています。この会社は賃貸物件の仲介をメイン事業としており、家賃の1ヶ月分をマージンとしてもらう仕組みで、シェアは10%となっています。尚、競合他社はCMを全く打たない事とします」
対策①:賃貸住宅仲介業界の市場規模を求める
■賃貸住宅仲介業界の市場規模=年間引越件数×賃貸住宅への引越率×平均家賃単価
■年間引越件数=日本の総世帯数×賃貸物件割合÷平均引越年数×賃貸物件引越率
■単身世帯=○○万世帯÷引越平均年数×賃貸から賃貸に引越す割合=○○世帯
■2人以上世帯=○○万世帯÷引越平均年数×賃貸から賃貸に引越す割合=○○世帯
よって、合計○万世帯
単身世帯の平均家賃を○万円、2人以上世帯の平均家賃を○万円と仮定して、
■単身世帯:○○万世帯×平均家賃=○億円
■2人以上世帯:○○万世帯×平均家賃=○億円
よって合計○○億円
となります。
対策②:CM効果の算出
年間引越件数○万世帯のうち、既にこの企業が取り扱っている件数がx%にあたる◎万件ある
残りの●万世帯に対して、CMによりどれだけアプローチが可能か、どれだけの割合の人がこの企業を経由して引越を行うか求める
■CM効果=(年間引越件数-この企業のシェア分)×CMアプローチ率×実際にこの企業を選択する率
■テレビCMによりアプローチできる人の割合をy%と仮定し、テレビCMでアプローチした人のz%が実際にその住宅賃貸会社を利用すると仮定する
■単身世帯:単身世帯数×a%(この企業の元々のシェア10%はCM効果としてカウントしない)×y%×z%×単身平均家賃=○億円
■2人以上世帯:2人以上世帯数×a%×y%×z%×2人以上世帯家賃=○億円
よって、合計○○億円が広告効果と考えられます。
BCGのインターンシップの選考対策⑤:面接
BCGのインターンシップに行くために最も難関なポイントが面接です。BCGの一次面接は、連続して二回行われます。不合格となると、一回目が終わった時点で帰らされてしまうため、注意が必要です。インターンシップに行くためにもしっかりと対策を行っておきましょう。
一次選考:一対一で約十分間(基本的なもの)
BCGの面接は、一対一で約十分間、という形式で行われます。二回あるので、約二十分ということになります。内容としては、通常の面接というパターンと、ケース面接のパターンがあります。通常の面接は、志望動機や自己PRというような、いわゆる一般的ものです。十分という短い時間ですから、それほど対策の必要もないはずです。
二次選考:一対一で約十分間(ケースインタビュー)
ケース面接は、例えば
「タクシーの一台における一日の売り上げを答えてください。そして、売り上げを伸ばす方法もお願いします」
というような問題を論理的に解答するというものです。このようなケース問題における一番重要なことは、とにかくロジカルシンキングを行い、矛盾なく答えるということです。相手はあなたの思考力を評価しているので、「○○だから、○○」という基本のかたちを覚えておくような答え方をするよう心がけましょう。
対策①:ケースインタビューは楽しむことが大事
BCGは自社のホームページにてケース面接の対策について以下の項目を設けて解説しています。
・面接官に質問する
・課題の構造化と、課題解決の枠組みを意識する
・考えてから話す
・優先順位を考える
・課題解決の仮説を立てる際にクリエイティビティを意識する
・実際のビジネスにおけるリアリティを考慮する
・素早く正確に計算する
・理解が曖昧なまま分析に入らない
・答えがはっきりしなくてもうろたえない
・自分の考えに拘らない
・一人で考えない
・定型の枠組みにとらわれない
上記の内容から、問題解決において重要なのは課題の構造化と論理立てて仮説を立てること、そして他者のアイディアを盛り込んでブレインストーミングし、結論に導くことなのだということがわかります。また、複数の論点がある場合インパクトのあるものを選択して提示した方が、他者と差別化できて印象を残す面で良いようです。そしてBCGはケースインタビューについて、「楽しむことが大事」というように括っています。
対策②:論理的な思考力を身に付ける意識を!
コンサルティング業務の面接で見られるポイントは以下の三点です。
①思考力:コンサルティング業務を実際に担うことのできる論理的な問題解決能力を持ち合わせているか。
②コンサル適正:コンサルティングに必要な情熱と成長意欲、プロ意識(プロフェッショナルマインド)を兼ね備えているか。
③人柄:企業の中でクライアントと業務遂行できるだけの協調性やビジネスマナーがあるか。
ケース問題で重要視されているのは①の思考力です。選考対策としてロジカルシンキングを身に付ける訓練を日常的に行い、問題解決の提案ができるだけのプレゼンテーション能力も、選考前に身に付けておくようにしましょう。
面接において第一印象が与える影響は大きい
自己分析や業界・企業理解がどの程度できているかも、高評価を受けるために大切な要素です。今の時点で、あなたの面接力はどのくらいでしょうか?それを知るために活用したいのが「面接力診断」です。質問に答えることで、どのスキルが足りていないのかが一目でわかります。結果を参考にすることで、時間のない就活生も効率的に対策を進められます。無料でダウンロードできるので、気軽に試してみてくださいね。
BCG(ボストン・コンサルティンググループ)のインターンシップ選考対策はケース面接を楽しめるだけの思考力を養うこと
BCG(ボストン・コンサルティンググループ)のインターンシップの選考対策を見てきました。BCGで働きたい学生はかなりの数がいるのです。インターンシップは自分を成長させるいい機会になります。学生でも実際に優秀なコンサルタントと働くことができるという点はかなりのいい経験になるのではないでしょうか。BCGについて見てきました。BCGで働きたい学生はかなりの数がいるのです。インターンシップは自分を成長させるいい機会になります。学生でも実際に優秀なコンサルタントと働くことができるという点はかなりのいい経験になるのではないでしょうか。
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