2016年12月12日(月) 更新

業界動向を調べたい就活生必見の図書館活用法

業界動向の調査まで手が回らないという現実

就活生は非常に忙しい毎日を送ります。自己分析、企業分析、エントリーシートや履歴書の記入、面接対策や筆記試験対策などに追われるのです。経済的に苦しい就活生の中にはアルバイトも数多くこなしながら就活に取り組む人もいますし、卒業論文の準備などに時間を取られる人もいます。そのような中では、業界動向にまで手が回らないという就活生も多くいるでしょう。

選考方式の多様化による就活生の負担増

近年、就職選考の方式は多様化しています。いわゆる適性検査ではリクルート社が実施している「SPI」の他にも「玉手箱」や「CAB」など多くの種類があり、それぞれに対策が必要です。また書類選考や適性検査を通過しても、いきなり面接ではなく、グループワークやグループディスカッションといった集団の中での協調性や積極性を評価される選考方式もあります。業界動向を調べる余裕もなく、そのような一つ一つのハードルへの対策に追われ、業界動向を調べる時間は削られていくのです。

業界動向は図書館を活用して効率よく調べよう

業界動向を調べるにあたっては、いろいろなものを活用します。新聞を読む、テレビでニュースを見る、ニュースアプリでその業界の記事を読むなど、情報ソースが多く転がっている現代において、そこへアプローチする方法も多様です。このような状況にあって、本や新聞、雑誌からwebデータベースまで情報の宝庫となっているのが図書館です。中でもwebデータベースの活用はその図書館が契約している新聞社の記事が簡単に検索でき、プリントアウトも可能です。闇雲に新聞を読むより図書館の活用は時間の節約となり、とても便利です。

図書館の本はどのように活用すべきか

業界動向を調べるにあたって、当然図書館の本も活用するべきです。図書館の本は基本的に「日本十進分類法=NDC」という分類法で並べられています。したがって、その分類にしたがって興味のある業界の本が置いてあるであろう棚を簡単に見つけて活用ができるのです。書店では売るための陳列になっていますが、図書館は調べ学習に活用するための並びになっています。調査したい業界があるのであれば、書店ではなく図書館のほうが活用しやすいでしょう。

業界動向を図書館で調べるにあたっては「いつ」の情報かチェックする

図書館で業界動向を調べる際にはいつの時点での情報かを必ずチェックしておく必要があります。20年前の情報も活用できることはあるでしょうが、将来どうなっていくのかを予想するにあたっては最近の動向を知っておく必要があります。本で広く浅く、自分にとって特に興味のあるテーマはないか探しあげ、その最新の情報はwebデータベースを使って新聞記事等の検索を行うのが効率よいでしょう。

最近の動向を調べるだけでよいのか

最近の動向だけ活用できればいいのではないか、いきなりwebデータベースを使って検索すればいいのではないか、と考える人もいるかもしれません。しかし、それだけでは自分の狭い興味の範疇でしか記事は出てきません。図書館を活用することで、関連ある本や雑誌に目を通し、自分でも予想していないものに興味を持つ場合もあるでしょう。「文字ばかりはいや」という人も、ビジュアルメインの本も最近は多く刊行されています。ぜひ業界動向を調べる際は該当の本棚でパラパラといろいろな本に目を通してみましょう。

業界動向の調査では図書館を活用することで興味の分野が広がり調べやすい

就活で必要とされる業界動向に関する情報は、図書館で手軽に入手できるのです。図書館をうまく活用し、本や雑誌、webデータベースを駆使して情報を得られれば、ライバルとは異なる、自分だけの業界に関する思いを得ることも可能でしょう。大学の図書館や地域の図書館でもいいので、使用できる図書館を複数持っておくと、良い気分転換にもつながります。図書館を自分の「第3の場所」として積極活用することをおすすめします。

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