2016年11月29日(火) 更新

イギリスのインターンシップの特徴と人気の職種

イギリスにインターンシップは長期間が一般的

イギリスのインターンシップは「長期」が基本となっています。日本の「短期インターン」は1週間程度で「企業説明会」の意味合いが強いですが、イギリスの場合は2~3ヶ月の長期のインターンが当たり前になっています。日本とイギリスにおけるインターンシップの役割の違いを知っておきましょう。

仕事の適性をチェックされる

イギリスでは、インターンシップが就活において非常に大きな役割を果たします。イギリスでは、インターンシップで就活生の適性をチェックします。また、実際の面接でも適性がある人を優遇する傾向が見られるので、甘い考えで行くと選考から落とされる他、貴重な時間も無駄になってしまうでしょう。ですので、イギリスのインターンシップを終えた後に現地で就職を試みようと思っているのなら、気を抜かずに挑んでください。

イギリスではインターンシップであっても給料が出る

イギリスへのインターンシップでは、賃金に関しても日本と少し違いがあります。インターンシップは、学生側は「就職したい会社と筋道を作れる」というメリットがあります。また、学業と仕事の中間ですが、イギリスでは「21歳以上で働いている者は6.19ポンド以上の時給を支払わないといけない」という法律があります。これは日本円にすると、約1,200円ほどです。無給に働かせようとしているインターンシップ先もあるので、イギリスのインターンシップに参加するなら注意してください。

最低賃金の確認は必須

イギリスのインターンシップに参加するのであれば、最低賃金の確認は欠かさないようにしましょう。上記で、イギリスのインターンシップでは時給が発生すると述べました。しかし、インターンシップであれば給料が出ると言っても最低賃金であるケースがほとんどです。ですので、イギリスのインターンシップに参加するのなら、最低賃金を確認して下さい。

イギリスは出社時間がバラバラなので事前に確認が必要

イギリスの会社は、出社時間が会社によってバラつきがあります。日本では8~9時が出社時間となっている企業がほとんどですが、イギリスの場合はそうではありません。7~8時が出社時間となっている企業もあれば、10時以降の企業もあります。ですので、イギリスにインターンシップしようと思ったら、出社時間の確認は必須と言えるでしょう。

交通費は基本的に支給されない

イギリスのインターンシップに参加するなら、現地の仕事に関する風習についても知っておくべきです。イギリスでは、基本的に交通費は支給されません。それはインターンシップ生であっても正社員でも同じです。ですので、インターンシップするなら、これらを頭に入れておきましょう。また、仕事に関する考え方も日本とは異なる部分が多いので注意して下さい。

イギリスへのインターンシップはホテルスタッフなどが人気

イギリスのインターンシップでは、ホテルスタッフや事務、エンジニアなどの職種が人気となっています。どの仕事でも英語力が求められるので、事前の語学勉強は欠かせません。アメリカ英語とは少し違いのあるイギリス英語となるので注意して下さい。また、さまざまな国籍の方がインターンシップでイギリスに訪れているので、より国際的な交流が期待できるでしょう。

ホテルスタッフなどが人気のイギリスのインターンシップは長期間で給料が出るのが特徴

イギリスのインターンシップの特徴と人気の職種について見ていきました。イギリスのインターンシップは長期間が一般的です。また、日本のインターンシップとは違い給料が必ず支給されるので、この点も覚えておきましょう。イギリスへのインターンシップで人気の職種には、ホテルスタッフや事務、エンジニアなどが挙げられます。どの職種に就いたとしても、ある程度の語学力が求められるので事前に勉強しておきましょう。

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