2019年08月19日(月) 更新

作業環境測定士を志望する際にまずするべき職種研究

作業環境測定士とはどういう職業か?

作業環境測定士とは、作業現場で化学物質などの調査や測定業務をおこなっています。作業環境測定士になるには、国家資格を取得したうえで、登録講習を修了する必要があります。国家試験には、「第一種作業環境測定士」と「第二種作業環境測定士」の2種類あります。第二種作業環境測定士は、デザインやサンプリングなどの分析業務のみ担当できますが、第一種作業環境測定士は、デザインやサンプリングなどの分析のすべてを担当できます。やりがいは、現場の環境を測定することで、作業している人たちの健康を守ることができる点です。分析が好きな人や、責任感のある人がこの仕事に向いているといえるでしょう。

就活生は作業環境測定士という職種を知らない

就活生の声

キャリアパーク会員の就活生を対象に「作業環境測定士という職種を知っていますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • わからない
  • 知らない
  • いいえ。名前から工事現場などでの労働環境に問題がないか調査する人というイメージが湧いた。
  • 知りません。
  • 知っている

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月8日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「作業環境測定士という職種を知っていますか?」

アンケートの結果から、就活生の多くは、作業環境測定士という職種を知らないことが分かりました。しかし、中には「知っている」と答える就活生や、「いいえ。名前から工事現場などでの労働環境に問題がないか調査する人というイメージが湧いた」など、漠然とイメージを持っている人もいるといえます。
そこでこちらの記事では、作業環境測定士とは一体何なのかについて詳しく解説しますので、参考にしてみてください。

作業環境測定士職の仕事とは

作業環境測定士の仕事とは、人の体に有害となる物質を測定し、より良い作業環境を保つ業務を指します。環境を守るための測定調査を目的としており、環境意識の高まりによって、化学物質の調査などの仕事が増えています。

施設の安全を測定する大切な仕事

作業環境測定士の資格を持っていると、施設や作業現場などで測定業務を行う仕事ができるようになります。有害な化学物質の測定などを担当します。

作業環境測定士になるには?資格取得の方法

では、実際に作業環境測定士になるにはどうすればいのでしょうか?その方法として、資格を取得する必要があります。
公益社団法人の日本作業環境測定協会によると、国家試験の合格し、登録講習を修了後、作業環境測定士の登録を行う必要があります。

作業環境測定士国家試験の内容

作業環境測定士国家試験の内容としては、デザインやサンプリング、分析のすべてを担当できる「第一種作業環境測定士」と、デザインとサンプリング、簡易測定器による分析業務のみが担当できる、「第二種作業環境測定士」の2種類が存在しています。詳しくは、安全衛生技術試験協会の作業環境測定士の項目を見てみて下さい。

作業環境測定士職のキャリアアップの仕方

作業環境測定士職のキャリアアップの仕方は、業務を通じて経験と知識をつむことで、労働衛生コンサルタントの国家試験を受験する資格が得られます。労働衛生コンサルタントになると、労働衛生状態を確認し、改善すべき点があれば計画を立てる業務を行うことになります。

作業環境測定士職に向いている人

作業環境測定士職に向いているのは、建設、製造現場で作業員の健康を守るための、強い使命感を持った人といえるでしょう。現場で働く人の健康を間接的に守る、非常にやりがいのある仕事なのです。

作業環境測定士は現場で働く人の健康を守る仕事で国家試験に合格する必要がある

今回紹介した作業環境測定士の詳細を、職種研究の内容を参考にしてみてください。非常にやりがいのある仕事でもあります。

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