2017年07月12日(水) 更新

内定ブルーは悪か?ゼロベースで考える就職活動のやり方

内定ブルーとは?

あなたは内定ブルーという言葉を聞いたことがありますか?就活シーズンが終盤にさしかかると、就活生が次々と陥ってしまう症状です。まずは内定ブルーの意味について改めて確認しておきましょう。

内定先への不安が高まること

就活生にとっては喉から手が出るほど欲しい内定。少しでも早く、より多くの内定が欲しいと考える就活生も少なくないはずです。ところがいざ内定を貰うと、「本当にこの会社でいいのか」「なんだか心配になってきた」などの悩みが生まれ、どんどん不安が高まるという状況に。このような"内定に対するブルーな気持ち"を内定ブルーと呼びます。

内定辞退する就活生も多数

なんと、内定をもらった人の半数以上が内定ブルーを経験するのだとか。しかも内定ブルーが原因で内定辞退する就活生もいるほど。その原因は一体何なのでしょうか?タイプごとに解説していきます。

"ブルー"の原因はさまざま

ブルーが付く有名な言葉には、他にもマリッジブルーがありますね。マリッジブルーとは結婚直前のカップルがひどく落ち込んでしまい、場合によっては婚約破棄にまでなってしまう症状のこと。 内定ブルーにしろマリッジブルーにしろ、人生の大きな決断をするときほど”ブルー”は避けられないようです。就活シーンのブルーには、主に4つの原因があります。

ブルーな原因①未知への恐れ

人間は誰しも、未知や変化を嫌う性質を備えており、心理学で”現状維持バイアス”などと呼ばれます。学生から社会人になることは非常に大きな変化。まさに未知の世界ですよね。この未知への恐れが、内定ブルーの最大の原因といわれています。
ただし、積極的にOBOG訪問をしている人は入社後のイメージが具体的なので、内定ブルーの症状が軽くなりやすいのだとか。一つの対処法として検討の価値ありです。

ブルーな原因②内定先に対して半信半疑

どれだけ企業研究を行っても、完全にその会社を理解するのは難しいでしょう。噂や評判などを見聞きするたび、疑念が強まっていく就活生は非常に多いようです。あるいは、選考後は連絡もなく、放置されているようなやるせない気持ちになる人も。
最近では、内定者の不安を取り除くために、企業側も内定者懇親会などを積極的に開くようになりました。しかし懇親会があっても、内定ブルーは完全には消え去っていないのが現状です。

ブルーな原因③第一志望ではない

就活で見事第一志望に合格できる人は、例年50%前後にとどまります。要するに、半数近くもの就活生が一番入りたい会社に行けていないということ。第一志望以外を受けないというのは現実的に無理がありますから、内定そのものはもっと多くの就活生が得ていると思います。とはいえ、第一志望に落ちてしまえば、気持ちのどこかでモヤモヤがあるはず。「この会社でいいのかな」という気持ちはきわめて自然な心理です。

ブルーな原因④周囲と比較して劣等感

自分の周りで大手企業・有名企業からの合格を貰った人がいると、それだけで内定ブルーになってしまう恐れがあります。強い劣等感による内定ブルーは、なかなか解消できないもの。親からの反応がいまいちで、と家族に引け目を感じる就活生もいるでしょう。周囲に相談しづらい話ですので、本人にとっては非常につらい悩みのはずです。

内定ブルーが悪と見なされる理由

本人にとっては非常につらい内定ブルーですが、しばしば"悪"と見なされるケースがあります。一体なぜ周囲から理解してもらえないのでしょうか?

高慢ちき

内定ブルーになっている就活生は、「もっと他にいい会社がないかな」と考えるようになります。ちょっとでも上を目指すのは自然なことに思えますが、周囲からは「どれだけ自信過剰なんだよ」といった冷たい目で見られがちです。内定は簡単にもらえるものではないので、調子に乗るな!といった心理があるのでしょう。

責任感がない

内定を出した会社側は、自社で活躍してもらえることを期待しています。にもかかわらず内定ブルーに陥ると、「会社に対して責任感が足りないのでは?」と思われてしまうようです。

感謝すべき

せっかく貴重な内定を貰ったんだから、採用担当者に感謝するべき。そのように考える人も多いそう。会社へ感謝する気持ちがちょっとでもあるなら、不安だろうが心配だろうが結果を残して恩返しすべきだ、と考えられるわけです。

就職の本質を再考しよう

ゼロベースという言葉をご存知ですか?一般的に、「既定の枠にとらわれず、物事を白紙の状態から考える姿勢」という意味で使われています。コンサルや組織改革などでは欠かせないといわれていますが、ビジネスマンなら誰しもが習得すべきスキルです。就活には固定観念が山ほどあり、内定ブルーが悪とされるのも一種の先入観かもしれません。就職の本質を再確認すれば、内定ブルーとの正しい向き合い方もきっと導き出せます。

飽くなき向上心

内定はゴールではなくスタート。この言葉は的を射ており、非常に役に立ちます。選考突破をゴールと考えるとその瞬間に成長は止まりますが、仕事をするうえで向上心は常に必要不可欠。これでいいや、といった妥協の姿勢はいずれ”飽き”を引き起こしてしまいます。就職活動でもまったく同じことがいえます。向上心を捨てた瞬間、納得のいく結果はどこか遠くへ消えてしまうでしょう。

絶え間ないPDCAサイクル

社会人になれば、次から次へと課題解決をしていかなくてはいけません。そんな時、たった一つのやり方に固執していると事態が悪化するのは明白です。PDCAサイクル(継続的な改善)を繰り返すことで、初めて納得いく解が導き出せます。就活生は自己分析や業界研究によって軸を定めているとはいえ、そのたった一つの軸にこだわり続けるのはちょっと危険かもしれません。

大きな責任感と当事者意識

順調にキャリアアップするには、どれだけ責任感と当事者意識を抱けるかがカギ。たとえ裁量を与えられていない新入社員同士でも、意識の高さによって今後のキャリアに雲泥の差が生まれます。 誰かがいったからこれにしよう、反対されたからやめておこう、などといった短絡的で人任せな思考回路は社会人として不合格。企業に申し訳ないからなどの理由で入社を決めるのも、当事者意識が欠如していることに他なりません。

ゼロベースで考える就職活動のやり方

大前提として「内定ブルーはやってくる」という意識を持つ必要があります。説明会落選、ES締切、圧迫面接などの対策と合わせて、内定ブルーの対処法も事前に練っておくべきなのです。 さらに今後は、企業によって実質的な選考時期はバラバラになる一方です。その結果、就活に関する悩みも多様化し、現実的な相談相手は減ってしまうと予測できます。これからは、従来以上に自分自身の準備が大切になるでしょう。

①:攻めの内定ブルーなら継続

向上心や成長意欲によって発生する内定ブルーは、良い兆候として受け止めましょう。この内定ブルーを我慢して自分の意欲を押さえつけると、成長を著しく止めてしまうことになるかもしれません。

攻めの内定ブルー

  • 別の仕事に興味を持った
  • 諦めていた企業に挑戦したくなった
  • 本当にやりたいことが見つかった

仕事で優秀な成果を上げるビジネスマンは、今日の最善策が明日のボツになるくらい、絶え間ないPDCAサイクルを回しています。だとすれば、たとえ第一志望の選考を勝ち抜いたとしても、内定ブルーに陥るのは「向上心の表れ」とも考えられませんか?

②:逃げの内定ブルーなら就活は終了

一方、単に現実から目を背けているだけの就活生も多いでしょう。次のような逃げの姿勢では、就活を継続してもいい結果にはつながりません。

逃げの内定ブルー

  • 友達みたいに有名企業へ入りたい
  • もう少し給料が良い会社はないかな
  • 周囲が反対しているからやめよう

勝つ気もないのに内定辞退すると、無い内定になってしまう恐れもあります。就活を続けてはダメ、ということではありませんが、ただ現実逃避したいだけならば十分に注意してください。

③:迷いの内定ブルーなら相談

攻めているわけでも逃げいているわけでもないけど、なんだかひどく落ち込む。おそらくこのタイプの就活生が一番多いのではないでしょうか?一人で抱え込まずに、誰かに相談してしまった方がスッキリするかもしれません。

迷いの内定ブルー

  • やりたいことを絞り切れない
  • 地方在住で情報不足
  • 悪くないけど、他にもまだ受けたい

最近は、新卒就活でも”エージェントサービス”が流行っているのをご存知ですか?相談しながら自己分析や企業理解を進められるため、利用者が増加中です。選考ではないので気軽に相談でき、内定ブルーとも上手に向き合えます。ちなみに新卒エージェント使うと、場合によっては各エージェントが独自に入手した”特別選考ルート”へエントリーすることも可能です。

本質が分かれば内定ブルーにも納得できる!後悔しない就職活動のやり方を

内定ブルーはしばしば”悪”と見なされますが、必ずしもダメなものではありません。むしろ、見方によっては「成長意欲の表れ」とも解釈できます。就職活動で求められるのは、ゼロベースで最適解を導く能力です。周囲に流されず、自らの意志でキャリアを切り拓きましょう。内定ブルーは起こって当然という認識を持っていれば、就活後期の悩みもグンと軽くなりますよ。内定ブルーで自暴自棄にならず、ぜひ有意義な就活シーズンを過ごしてください!

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