インターンシップで経験できる編集職の仕事内容

編集職のインターンシップでは実務レベルに近い職務をおこなう

書籍や雑誌編集を行う出版社のインターンシップでは、どのような実習内容が実施されているのでしょうか。マスコミ業界のインターンシップの大きな特徴としては、実務レベルに近い内容、もしくは社員と同じ内容の職務を遂行する場合が多くなっており、他業界よりも特殊と言えます。実務を経験できるので、編集の仕事の難しさや厳しさを知ると同時に、面白さや魅力を発見できる機会となっています。

先輩社員にマンツーマンで編集業務を教わる

編集などのマスコミ業界で、ミスは許されるものではありません。誤った内容を1度世に公表してしまえば社内でも問題となります。これは、インターンシップに参加する学生だからと言って例外はありません。そういった厳しい世界なので、難しい世界と感じるのも無理はないでしょう。しかし、現場レベルの内容を学べる絶好の機会なので、編集職を目指す学生であれば参加して損はありません。

編集職のインターンシップは期間が長い

他業界のインターンシップでは長くても1ヶ月や数週間となりますが、編集職などマスコミ業界では基本的に中長期間となります。特に編集の仕事となれば、誌面や記事制作など、1つの制作物が世に出るまで時間がかかるので、一連の工程や作業内容をしっかりと理解するには、必要最低限の期間と言えます。近年ではWEBメディアの編集も増えてきていますが、こちらも同様に長い期間を設けている場合が多くなっています。

先輩社員と二人三脚で編集業務を教わる

インターンシップの醍醐味としては、先輩社員と二人三脚で編集の仕事を遂行できる点ではないでしょうか。1つの記事を制作するため取材に出かけたり、原稿を書かせてもらったりと、他では体験できない内容をインターンシップで経験できます。応募資格にも特定ジャンルが得意な人材を求めているなど、ほとんど求人に近い内容で募集している場合が多くなっています。

長い期間のインターンシップなのでインターン費を支給する企業が多い

出版社の編集のインターンシップでは中長期間の拘束が通常となっているので、インターン費を学生に支給する企業は珍しくありません。出勤日数についても、まるでアルバイトの募集であるかのような週3日以上などという条件があったりします。現場に参加して業界の空気や構造、また志望企業であれば社員の働き方を直接確認できるので、非常に有益な時間となるのは間違いありません。インターンシップといえども、福利厚生まで付随する企業もあります。

社内イベントやサークル活動もあって楽しみながら参加できる

編集の仕事は、納期の関係から残業は珍しくありません。しかし、社内イベントや施設の使用料が無料になったり、サークル活動を行っている企業では、参加する権利も与えられたりする場合もあります。各企業によって条件から手当までは大きく異なりますが、楽しみながらインターンシップに参加できます。

編集職のインターンシップは長期的に実務レベルの職務をおこなう

編集職のインターンシップは独特の内容を採用しており、実務レベルでの実習を行う企業がほとんどです。その中でしっかりと手当を支給したり、場合によっては福利厚生を受けたりすることもできます。編集という仕事の難しさなどを肌で感じられるだけでなく、一方で楽しみながらインターンシップに参加できるものです。編集のみならず、マスコミ業界を志望する学生は参加しておくことで、より明確に業界を目指そうというモチベーションアップにもつながるはずです。