インターンシップの誓約書で絶対に守るべき3つのルール

誓約書で絶対に守るべきこと①:企業情報に関する内容

インターンシップの誓約書には、企業情報を外部に漏洩（ろうえい）しないように書かれてあります。企業の機密データが外部に漏洩したら、経済的な損失を受けるだけでなく、イメージダウンにつながるのは避けられません。企業情報が外部に漏洩する原因は色々とありますが、その会社に勤めている方が外部に漏洩するケースが多いと言われています。その為、インターンシップを利用する学生は、企業情報を外部へ漏洩しないのを誓約書で誓わなければいけないのです。

漏洩した場合は損害賠償請求されるケースもある

インターンシップの誓約書で企業情報を外部に漏洩しない事に誓っても、学生だから大丈夫と思っている方がいます。しかし、データ持ち出しによる漏洩などは特に悪質なので、会社から損害賠償を請求される危険性があるのです。悪意のない操作ミスによるメール誤送信で企業情報が漏洩した場合は、故意ではないので損害賠償まで請求される危険性は少ないのですが、注意する必要があるでしょう。インターンシップとはいえ、会社で働いている以上、誓約書のルールは守らなければいけません。

誓約書で絶対に守るべきこと②:個人情報に関する内容

インターンシップの誓約書に守るべきこととして、個人情報に関する内容も書かれてあります。この個人情報というのは、その会社を利用している方の電話番号・メールアドレス・住所・名前・生年月日などの内容です。多くの方は生年月日や名前などをクレジットカードの暗号（パスワード）に使っているので、個人情報の漏洩を防げなかった場合は多くの方がクレジットカードを不正に利用されてしまう危険性があります。利用者の安全を守る為にも、インターンシップの誓約書で個人情報を漏洩しないように定められているのです。

個人情報の漏洩による損害を避けるため守るべき

インターンシップの誓約書で、会社が学生に個人情報を外部に漏洩しないように誓わせなくてはいけない事例が実際に日本で起こりました。とある企業で個人情報が外部に漏洩した事があり、そこを利用している方が、身に覚えのない所からダイレクトメールが届くようになりました。その後、企業側から個人情報が漏洩したことが発表され、発覚したのです。このような事例がある為、インターンシップを利用する学生は、誓約書をもって個人情報を外部に漏洩しないようにすべきだといえます。

誓約書で絶対に守るべきこと③:保険への加入

インターンシップの誓約書には、他にも保険へ加入するように書かれてあります。インターンシップを利用している最中に、怪我をした場合に学生が自己負担をさける為の措置です。保険は大学が用意しているインターンシップ保険などがあるので、学生はインターンシップの誓約書に記入した以上は保険に加入しなくてはいけません。

インターンシップで怪我をしてからでは遅い

某企業で、直接雇用契約ではない作業者が怪我をして、60万円もの治療費を全額負担させられたケースがありました。その作業者は亡くなってしまい、遺族が地裁に訴えましたが、地裁は国民健康保険で給付されるので問題はないと、遺族の訴えをしりぞけました。このような事態を避ける為に、学生側からインターンシップの誓約書で保険へ加入しなければいけません。

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インターンシップの誓約書に書かれてある「企業情報」「個人情報」「保険」については必ず守る

インターンシップの誓約書で絶対に守るべき3つのことについて見てきました。インターンシップの誓約書に書かれてある内容は、企業情報や個人情報を外部に漏洩しないように誓わせているので、会社の為だけに作成されていると考えている方は大勢いるでしょう。しかし、誓約書には学生が怪我をした場合に、全額負担しないように保険へ加入しようなどの内容も書かれているので、学生の為にも作成されてあるのです。したがって、インターンシップの誓約書に記入する際は、しっかりと内容を確認し、上記以外の内容もしっかりと守るようにしましょう。