2019年11月12日(火) 更新

零細企業に新卒として就職する際の注意点3つ

新卒が内定のために零細企業を受けるのは間違い

新卒の学生が内定欲しさに零細企業を狙った就職活動を行うのは、リスクが大きいと言えます。零細企業では基本的に即戦力を欲している傾向にあり、そもそも新卒採用を行うのは珍しいケースだと言えるでしょう。仮に内定を貰って入社したとしても、零細企業では人材育成制度が整っていない場合がほとんどなので、職能スキルがない新卒は早期に退職してしまうかもしれません。

事業拡大に伴い新卒採用を行う場合もある

基本的の即戦力の人材を求める零細企業が新卒を採用する理由は、何なのでしょうか。もっとも多い理由は、事業規模の拡大を計画しているパターンです。将来的な事業拡大を見越し、それに伴って新卒採用を行い、同時並行で狙いを進めていきます。この場合、人材育成にも力を入れていけるのですが、それでも確立しているとは言えないため、どのような研修制度を行っていくのかを確認しておきましょう。

新卒が零細企業に就職する際の注意点①:将来性が不安定

新卒として零細企業に就職するのを考えているのであれば、その企業の将来性についてじっくりと考えなければなりません。経営基盤が安定していない零細企業はいつ倒産してもおかしくない状態なので、せっかく就職したのに路頭に迷ってしまうかもしれません。じっくりとスキルを身に付けていない状態で再度就職活動を行うのはリスクが高いため、安定している企業なのがどうかを入社する前にじっくりと検討しましょう。

新卒が零細企業に就職する際の注意点②:退職者が多い

零細企業に入社した新卒は、過酷な労働環境に耐えられずに体調を崩したり、鬱になったりして退職してしまった人が多くなっています。また残業代の支給がないなど、労働時間の割に支給される給料が低いなどという理由もあり、零細企業に勤めるリスクを考えずに入社する人も多いです。そのため、内定を求めて零細企業を中心に就職活動を行うのは、将来的に見れば非常に危険だと言えるでしょう。

新卒が零細企業に就職する際の注意点③:ブラック企業が多い

零細企業にはブラック企業が多く存在しており、長時間労働は当然で残業代の支給はなし、休日返上で働き、代休や有休の申請も通らないなどの光景が広がっています。新卒は内定を求めてしまうあまり、企業の実態をよく調べることなく就職活動を行ないがちです。入社してからでは後悔することになるので、必ずどんな会社でどのような働き方をしているのかを徹底して調べておきましょう。

適職診断もできる自己分析マニュアル

自分にどんな職が向いているか考える際にやっておきたいのが、自己分析です。でもいざ始めようと思っても、何を参考にすればいいのか解らず、すぐに行動に移せないことがあります。そこでおすすめなのが「自己分析マニュアル」です。このマニュアルを使えば、質問に答えるだけで自分のパーソナリティタイプが診断できます。技術者タイプやクリエータータイプ、実務家タイプなどがありますが、あなたはどのタイプでしょうか?無料でダウンロードできるため、すでに自己分析が終わっているけどさらに深めたいという就活生にもおすすめです。

やりたいことをすぐにできるのが零細企業の魅力

注意点だけでなく零細企業にはメリットも存在します。それは、やりたい仕事にすぐに関わることができる点です。新卒であれば数年は雑用を任されるのが一般的ですが、零細企業は即戦力を求めている部分があるので、必要知識を叩き込んで実戦で経験を積ませるという手法が多くなっています。特にクリエイター系の零細企業ではすぐに制作に関われるので、悪い部分だけではないのも知っておきましょう。

新卒が零細企業に就職する際の注意点は将来性・過酷な労働環境・ブラック企業

全ての零細企業がそうであるとは言えませんが、ブラック企業が多く存在しているのが実情です。新卒は内定を欲するあまり、受ける会社の詳しい情報をしっかりと調べることなく就職活動を行いがちだと言えます。その状態で入社すれば必ず後悔することになるので、そうならないためにも事前の準備ややるべきことをしっかりと行ってから、零細企業に新卒として入社しましょう。

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