2019年09月30日(月) 更新

商学部で学ぶ内容と主な就職先4つ

日本各地に商学部が存在する

商学部は日本各地の様々な大学で設置されています。では、具体的にどこの大学にあるのかというと、たとえば関東では経済に特化した高崎経済大学が有名です。その他、東京国際大学や日本大学、名古屋商科大学、同志社大学や関西大学、福岡大学などにもあり、それぞれ多くの学生が在籍しています。

商学部では「企業の経営に関する応用的な社会科学」を学ぶ

商学部ではどのような内容が勉強されているのでしょうか。商学部で行われる学習を一言で言うと「企業の経営に関する応用的な社会科学」です。商学部は主に企業経営するうえでの問題点や現象に焦点が当たっていて、経済学や社会学、法学などに関する応用が学べるのが特徴でしょう。ビジネスの現場で直接役立つ知識を学ぶので、より実践的な学問だとも言われています。では、商学部を卒業した学生はどのような場所に就職していくのでしょうか。

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商学部卒業後の就職先①:金融や保険業界

商学部卒業後の就職先として圧倒的に多いのが、金融や保険業界への就職です。商学部ではお金に関する学問も勉強し、金融機関に就職するにあたって有利になる資格(日商簿記など)が取得できる機会が多いので、この業界への就職が最も多くなっています。比較的安定した経営をする企業が多く、収入もあるので、人気が高いのでしょう。

商学部卒業後の就職先②:メーカー企業

次に多いのがメーカー企業への就職です。商学部では経営の立場に立った応用社会学を勉強するので、実際に企業がどのような仕組みで回っているのかを他の学部の生徒よりも熟知しています。それを利用して、例えば企業の長期戦略やコンサルタント、商品の販売促進、会計などの部署で企業の「経営」の部分を裏から支える立場になると、即戦力として大いに力を発揮するかもしれません。

商学部卒業後の就職先③:旅行業界などのサービス業

商学部を卒業した学生は、サービス業に就職する人もたくさんいます。全国にあるいくつかの商学部では「旅行業務取扱管理者」という資格取得をサポートしてくれるところがあり、旅行業界への就職に大いに役立ちます。旅行業界は激務という印象があるものの、昔から人気のある業界のひとつで、特に女子学生が就職したい企業ランキングでも上位に挙がってきます。

商学部卒業後の就職先④:国税局などの公務員

商学部では経営の立場に立ってさまざまな学問を勉強しますが、お金や法律に関する知識もまた広く身につきます。それによって、東京国税局や法務省など、公務員として活動している人もいます。これらは一般的な就職活動以外にも専門の試験を受けるので大変ですが、日本の重要な業務を担えるので大きなやりがいが持てるかもしれません。

企業経営などを学ぶ商学部は「金融・メーカー企業・サービス業・公務員」などの就職先が考えられる

商学部は医療など専門的な分野を学ぶわけではないので、「つぶしがきく」学部として、高校生時代に将来の目標が明確にならなかった学生たちも多く進学してきます。実際に各大学の状況を見てみると、官民関係なくさまざまな業界への就職が決まっているため、進学後に何をしたいのかをじっくり考えたいという人は、4年間学ぶ中で将来のビジョンを描き、それを実現する企業に就職しましょう。

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