2016年11月29日(火) 更新
博士が就活する時期とは?内定をもらうためのポイント
目次
博士の就活時期は一般の大学生よりも早い
博士の就活の時期は、基本的には定期採用の新卒枠に合わせた活動になりますが、一般の大学生より早い時期になるでしょう。また、ポスドクで企業などでの就業経験がない場合や、第二新卒も新卒枠で応募できるケースがあります。また、満期退学などの理由ですぐ入社できるケースや、ポスドクや第二新卒は中途採用の枠で応募することができます。いずれにしても、企業側に応募できるかどうか問い合わせる必要があるでしょう。
博士として年に2回採用している企業もある
企業にもよりますが、博士やポスドクは一般の大学生と違い、年に2回採用している企業があります。それは、定期採用の春採用と中途採用の夏・秋採用です。いずれにしても博士などの採用人数は新規事業の展開や事業拡大でもない限り、補充採用程度で大変少なく、知名度の高い企業ほど採用が早く終了する傾向があります。ですので、就活で採用情報を早く得て、エントリーなどタイミングをはずさないようにしなければなりません。
博士は就活をする前に意志を固める必要がある
博士・ポスドクは30歳前後まで研究一筋に取り組み、就職をあまり意識せずに過ごしてきた人が多いでしょう。そのような人が急に就活といってもなかなか想像付かないと思います。しかし、就活に入る前に自分のやりたいことが明確になっているか、妥協するならどこまでできるか、専門とは違う内容でも良いのかなど、十分に検討した上でスタートすることが重要でしょう。
企業側に貢献できる人間だと評価される就活をしなければならない
各大学では就職率を大変気にするようになり、低学年から就職支援のプログラムを充実させ、学生もそれなりに知識を身につけ応募してきます。専門職とはいえ30歳前後の人を採用し、これまでの社内の雰囲気に合わせられそうか、協調性・適性など人柄など十分にチェックされ、書類が上に回されることになります。博士として貢献できると同時に、人間としても魅力ある人物と評価されるように意識した就活をすることも必要になるでしょう。
博士の就職先には研究機関やベンチャーなどがある
研究を続けて博士となり、大学などに残らず就活をする場合や、大学教員の手を離れて自分で開拓するのは大変です。博士を意識しての就活で、あくまでも専門を続けられるような企業を探すのか、それとも専門とは違う研究機関、研究支援職、コンサル系、民間メーカーの研究職でも良いのか、あるいは思い切ってベンチャーを考えるのか、一般の大学生と違い可能性は十分にあるでしょう。信念を持ち十分に検討した上で就職先を探すことが大事です。
就活では無料で利用できる転職エージェントがおすすめ
博士としての就活経験がない、大学の支援と別に自分で専門外も含め就職先を探そうとしても探し方などが分からない時、無料で利用できる転職エージェントがあります。ここは厚労省の認可を受け企業紹介をすることができ、公認資格を持ったキャリアコンサルタントが面談を重ね希望に合う企業を探してくれます。そして、マッチングの機会を作り、面接指導もしながら内定が得られるまで支援を続けてくれるでしょう。無計画に就活をするより、プロの手を上手く活用するのも一つの方法です。
博士の就活時期は一般よりも早く企業側からの評価が大事なので転職エージェントなどを利用しよう
博士としての就活は、年齢的にも企業では中堅幹部職といわれる年代でしょう。また、専門分野はもちろん、それ以外の部門に挑戦するにしても研究で培った努力する根気や姿勢は他の人には負けないはずです。それらの経験や才能を若い社員たちに大いに活かせるチャンスになり、会社としても期待ができるポイントとなるでしょう。新しい職場でのやりがいにつながる才能として活かすことができます。
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