2019年10月02日(水) 更新

面接で「無理だ」と思った瞬間ととっさの対応法【お祈りフラグ】

面接で「無理だ」と思った瞬間の対応に戸惑う就活生は多い

就活生の声

キャリアパーク会員の就活生を対象に「面接で「無理だ」と思ったときは、どのような対応をしますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • なるべく自分の意見を言えるようにまとめる。
  • 焦らず笑みを崩さない
  • 謝って無理だと伝える
  • 特に変わらない
  • 素直に分かりかねますという

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「面接で「無理だ」と思ったときは、どのような対応をしますか?」

このアンケートの結果では、「もう無理だ」と面接で思った際、その対応にどうしたら良いか戸惑う就活生も少なくはないといえます。面接の最中にお祈りフラグが立ってしまうときとは、どのような瞬間なのでしょうか。またそうなってしまった際、どのような対応を心がければよいのかをご紹介していきます。

面接でのお祈りフラグ①:目が合わない

面接中に面接官と全然目が合わないなら、お祈りフラグとみて間違いないでしょう。面接中というのは、面接官は相手がどんな人間であるかを判断するために、目を見て話そうと試みてくるものです。それなのに、面接官が目を見て話さないということは、自分に興味がなく、これ以上話を続けることは無意味という意思表示になります。ですから、面接途中で面接官と目が合わなくなったらその時点で無理かもと思う人も多いでしょう。

「無理だ」と諦めずに少しでも話を聞いてもらえるように工夫する

もし面接中に「無理だな」と感じてしまっても、抑揚をつけたりなるべく笑顔で話すようにして、面接官に少しでもこちらを見てもらえるように工夫しましょう。一本調子で喋っていると、いくら面接官とはいえ次第に興味を失っていくものです。話す内容や話し方には事前に練り上げて、無理なくできるだけ自然に話せるように注意しましょう。お祈りフラグが出現しないように対策するのが一番ですが、もし出現しても「もう無理だから」とすぐに諦めず、面接官の興味を少しでも引き付ける工夫をしてみてください。

面接でのお祈りフラグ②:どうでもいい質問が多い

面接中、面接官がどうでもいい質問ばかりしてくるというのも、就活生が「無理だ」と感じる瞬間であり、お祈りフラグの一つです。どうでもいい質問とは、たとえば趣味の質問ばかりしてきたり、最近見たニュースの話を延々としたり、朝からこの面接までの過ごし方を聞いてきたり、といったような質問などです。このような質問が面接官からしつこく来るようであれば、それはただの時間潰しであり、就活生が「無理だ」と感じる瞬間でしょう。
面接では、面接時間が決まっていることがほとんどです。面接の序盤に面接官が「この就活生は無理だ」と思っても、すぐに面接を終わらせることはなかなかできないのです。面接官が雑談のような質問ばかりしてくるなら、お祈りフラグの可能性がとても高いです。

仕事への熱意や努力が伝わるように回答する

面接官からの質問からお祈りフラグを感知したら、無理だと諦めずに、質問に対して熱意や努力が伝わるような言葉で回答しましょう。趣味を聞かれた時はそれをどう仕事に活かすか説明してみたり、ニュースについて聞かれたなら、そのニュースに対して感じてそれをどう仕事につなげていきたいと思ったか話しましょう。朝から面接までの過ごし方ならどれだけ緊張し、どれだけ面接の練習をしてきたか説明したりできます。「無理だ」と思っても面接官に積極的に自分をアピールすることで、お祈りフラグを折ることもできるのです。

面接でのお祈りフラグ③:メモを取る回数が少ない

もちろん、面接中はまったくメモを取らないタイプの面接官もいるので一概には言えませんが、多くの面接官は面接中にたくさんメモを取るもの。些細なことから重要なことまで、気になることは何でもメモを取る面接官が多いのです。それなのに面接官がメモをまったく取らないという場合、それはその面接で「この就活生は無理」と判断された場合が多いです。つまり、面接官がほとんどメモを取らないというのも、お祈りフラグだと言えます。

面接官に多くの質問をさせることを意識する

このタイプのお祈りフラグが出てきたら、面接官からできるだけ多くの質問を引き出せるようにしましょう。一つ一つの回答を短くして、面接官に回答を深掘りする質問をさせるのです。就活生に質問していくうちに、面接官が興味を持つ可能性があります。質問に対する回答が長すぎると、要点が分かりにくく、面接官も興味をなくしてしまいます。
お祈りフラグが出てきても無理はないでしょう。面接官の興味をひくため、質問には短く要点がわかりやすいように回答してください。無理して回答を短くしろというわけではありませんが、面接官が深掘りする隙をあえて作ってみることが相手の興味を引くきっかけになります。

企業への質問を準備しておく

逆質問を考えるのが苦手という就活生は多いと思われます。そこで活用したいのが「逆質問100例」です。こちらでは、一次面接、二次面接、最終面接の三段階にわけて逆質問を列挙しています。注意点やNG例も取り上げているため、マイナスの評価を防ぐこともできます無料でダウンロードできるので、面接に備えていくつかピックアップしておきましょう。

お祈りフラグがあっても「無理」とは思わずに面接官の興味をひく話し方を心掛ける

面接で「無理だ」と思った瞬間つまりお祈りフラグと、お祈りフラグへのとっさの対応法についてご説明しました。面接で「無理」と感じたら、すぐに諦める就活生も多いでしょう。それは間違いではありません。すぐに諦め、別の会社にチャレンジすることも大切です。しかし、お祈りフラグは出てきたときに上手く対処すれば折ることができます。「もう無理だ」とすぐに諦めるのではなく、お祈りフラグを折るために粘ってみるのもいいでしょう。

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