2017年07月07日(金) 更新

履歴書の本人希望欄に書くことがない場合の対処方法

履歴書の本人希望欄は何を書くための欄なのか

履歴書の本人希望欄には、どんな希望でも書けばよいというわけではありません。基本的には「~の条件が満たされなければ入社を辞退します」という意味の内容を記入します。よくある内容としては、希望する勤務地や勤務時間などについてです。

働く気がないと思われるような希望の記入はNG

希望といっても一方的に「遠方は実家から遠くて大変なので」や「残業はしたくないので」などというような、働く気がないと思われるような内容は書いてはいけません。基本的には「したくない」内容ではなく、「できない」旨の内容を書きましょう。
例えば、「親の介護があって夜○時以降は勤務ができない、遠方の勤務地には行けない」といったような、家庭の都合などによりどうしても書かなければならない場合のみ記入するようにしましょう。また、給与などについては面接で話すべきであり、求人情報にも書かれている条件があるため、履歴書の本人希望欄で希望を伝えたり交渉したりしないほうがいいかもしれません。

履歴書の本人希望欄に書くことがないときは希望職種を記入

履歴書の本人希望欄にとくに記入することがない場合でも、応募する企業が複数の職種で同時に募集をしている場合は、希望する職種を本人希望欄に記入しましょう。履歴書を見て希望職種の記入がないと、最悪、書類選考で落とされてしまうケースもあります。

希望の職種を記入する場合は省略しない

本人希望欄に職種を記入する際には、必ず求人票の募集要項と同じ職種名を記入するようにするのが注意点です。例えば「一般事務」を「事務」と書いたり、「グラフィックデザイナー」を「デザイナー」のように略して記載するのはNGです。
基本的なマナーとして履歴書では略称などは使わず、全て正式名称で書くということを覚えておきましょう。また、その職種を希望したい理由も一緒に書いておくと説得力があり、前向きで意欲的な姿勢をアピールすることができます。

履歴書の本人希望欄に書くことが全くないときの対処方法

履歴書の本人希望欄に全く書くことがない場合でも、空欄で提出することは避けましょう。履歴書に空欄のスペースがあると記入漏れ扱いにされてしまい、これも書類選考で落とされてしまう原因になってしまいます。ではどうすればよいのでしょうか。

履歴書の本人希望欄に項目分けがある場合

具体的な書き方として、履歴書があらかじめ項目分けされている様式の場合は、希望の勤務時間や給与は「貴社規定に準じます(または従います)」と記入します。希望の勤務地も同様に「貴社配属に従います」と記入してください。出社可能日の欄があれば、「平成○年○月○日より就業可能です」と、具体的に出社できる日付を書きましょう。

履歴書の本人希望欄に項目分けがない場合

あらかじめ項目分けがない履歴書の場合は希望職種を記入し、勤務時間・給与を「貴社規定に準じます(または従います)」といった程度の内容を書けば十分です。履歴書はとにかく空欄にすることが無いように気を付けてください。

履歴書の本人希望欄に書くことがなければ「貴社規定に準じます」と記入する

履歴書の本人希望欄に書くことがない場合の対処方法について説明してきましたが、お分かりいただけましたか。履歴書の本人希望欄は、都合によりどうしても譲れない就業条件などの内容を記入します。希望職種は、求人票で募集している職種と全く同じように記入してください。何も書くことがない場合も「貴社規定に準じます」といった内容を必ず記入し、記入漏れと思われないように、空欄にはしないということを覚えておきましょう。

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