2019年10月03日(木) 更新

就活生が把握すべき親の役割とは|両親からかけられるプレッシャーから逃れたい学生の対処法をご紹介

就活でのつらい経験に対する学生の声

就活生の皆さんはどんな時につらさを感じたのでしょうか。キャリアパーク編集部が独自にアンケートを行い、学生たちの生の声を集め、代表的な声をまとめました。
質問:就活を辛いと思う時は主にどんなときですか?あなた自身の辛い経験を教えてください。また、就活に疲れた時のリフレッシュ方法も教えてください。

就活生の回答

就活を辛いと感じたことは何度かありますが、特に辛いなぁと感じたのは4つあります。1つ目は、SPIです。回答時間が短いため冷静に解くことができませんでした。2つ目はヒールの靴や服、髪型など、推奨されるに縛りがあったことです。3つ目は地元にある企業で志望業界のところが少なかったことで、4つ目は親からのアドバイスがプレッシャーに感じてしまったことが挙げられます。リフレッシュをするために、とにかく友達とおしゃべりをしたり、趣味である読書や買い物をしたり、一日中何も考えない日を設けて休むようにしていました。

※上記は就活生から取得したアンケート回答をもとに、編集部で表記や表現などを一部調整のうえ、記載しております。

就活生に聞いた「親のプレッシャーから逃れる方法」

就活生の声

キャリアパーク会員の就活生を対象に「就活時に親のプレッシャーから逃れる方法を教えてください!」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • あまり家にいない
  • あまり詳しく教えない
  • 気にしない
  • 迷ったら相談する。
  • 違う話題でもちきりにします。

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「就活時に親のプレッシャーから逃れる方法を教えてください!」

就活がうまくいかない時に親から「もう就職は決まったの?」や「まだ就活終わらないの?」とプレッシャーをかけられる事も少なくありません。就活生にアンケートを取ったところ、「詳しく教えない」「家にいないようにする」「違う話題に切り替える」など、なるべく話題を取り上げない、耳にしないようにする就活生が多い傾向にあるようです。この記事では、プレッシャーから逃れるための方法や親の役割についてご紹介します。

就活に関する親の発言にプレッシャーを感じる人は多い

「頑張ってね」などの期待もプレッシャーに感じてしまう

就活で「頑張ってね」や「応援してるよ」などと親から声をかけられると、プレッシャーに感じてしまう場合が多いようです。親の時代と今の時代の就活事情は変わってきています。それを理解していない発言をされると、就活中の身にとっては無責任なアドバイスと思ってしまうのです。また、 「どうするの?」「まだなの?」という急かすような言葉も、就活生にとっては大きなプレッシャーになるでしょう。

真面目で責任感が強い人は親からのプレッシャーを感じやすい

親からのプレッシャーを感じやすいのは、真面目で責任感が強い人が挙げられます。親の期待に応えなければいけないという思いが強く、プレッシャーに感じてしまうようです。また、プレッシャーを感じていても親に言い出せず、1人で抱えこんでしまう場合もあります。

「就活うつ」になるケースも

就活に一生懸命取り組みながらも、なかなか結果を出せない人もいます。結果が出せず、「これからどうするの?」という、親の発言に傷ついた就活生もいるようです。親は、子どものためを思って言い過ぎてしまうことがあります。近年では、就職活動がうまくいかないことが原因で起こる「うつ病」、いわゆる就活うつになるケースが増えているようです。親の時代の就活と現代の就活は違います。就活生は、親に就活事情について再認識させる必要があるかもしれません。次に、就活生を持つ親の役割についてご紹介します。

就活生を持つ親の役割とは

子どもの相談にのる

親の役割として子どもの相談にのることが挙げられます。あなたの親は「社会人の先輩」でもあるのです。就活で何か悩んだときは、一人で抱え込まず、親に話してみるのも一つの方法でしょう。親は、きっと就活のアドバイスをしてくれるはずです。

金銭面でのサポート

金銭面でのサポートも親の役割といえるでしょう。就活では何かとお金がかかります。例えば、企業説明会の参加や就活のイベントに行く場合、場所によっては交通費がかかってくるでしょう。就活で着用するスーツやビジネスバッグを購入したり、スーツのクリーニングをしたりすることにもお金が必要です。就活生のアルバイト収入だけでは賄いきれない就活費用のサポートを親がおこなうケースは少なくありません。

環境を整える

就活中は、企業説明会やイベントなどで忙しいことが多く、疲れが溜まりやすいです。そのため、家の環境を整えることも親の役割といえます。その日の就活を終えて帰宅した際、くつろげられるような環境だと、疲れが取れやすいでしょう。また、おいしいご飯が用意されていたり、就活の話を聞いてもらえたりすると、プレッシャーが和らぐのではないでしょうか。

就活で親からプレッシャーを感じたときの対処法

①:深呼吸する

就活中に親からのプレッシャーを感じたときは、どのように対処すればいいのでしょうか。まず、対処法として、深呼吸をすると良いでしょう。人はプレッシャーを感じると、血液の流れが悪くなり身体の隅々まで血液が届きにくくなるといわれています。深呼吸をして、血液循環をよくすれば、気持ちが軽くなるかもしれません。また、深呼吸はリラックス効果もあるといわれています。

②:「親ではなく自分のための就活」と考える

「親が言うから」「みんなそうしているから」という理由で就活していると、親や他人からの評価が気になり、些細なことをプレッシャーとして受け取ってしまいます。就活に関するプレッシャーを親からかけられたときは、「親のためではなく自分のために就活をするんだ!」と開き直ると良いでしょう。

③:親の役割を知ってもらう

就活での親の役割を知ってもらうとも対処法の一つです。親と話し合いをして、「こうしてほしい」「これは嫌だ」と面と向かって話せると良いでしょう。その際、自分自身が「親の役割」について親に明確に提示していくことがポイントになります。親がしっかり理解していなかったら、今度もプレッシャーを与えられる状況が繰り返されるためです。

親向けの就活セミナーを利用するという対処法もある

現代の就活は親の時代と違う

現代の就活は、「親の時代の就活と違うので、親が手出しをすることができないほど難しい」と感じている就活生の親も多いようです。なかには親子連れで参加する家庭もあるという状況にあります。「望ましい親の役割・役目とは何か」について、就活生の親自身がもう熟慮しなければならないということなのでしょう。親向けの就活セミナーに参加してもらうのも、プレッシャー軽減のための手段といえます。

親に就活の「今」を知ってもらう

就活生が親から感じるプレッシャーの原因として、親が現代の就活を理解していないということもあげられるでしょう。 就活の親向けセミナーでは、最新の就活事情や選考フロー、採用側の視点などを教えてもらえるようです。また、就活生の子をもつ親の役割についても指導があるため、参加してもらうのも一つの手でしょう。

就活力を知って苦手分野を克服する

就職に成功するためには、まず自分の就活力を知っておく必要があります。就活力とは、就活で必要な準備や企業側が重視しているポイントに対して、どれだけ備えているかをはかる指標です。ぜひ、「就活力診断」で今の自分の就活力を診断してみましょう。無料でダウンロードできるので、今の実力を踏まえた上で必要な対策をしてみてはいかがでしょうか。

就活では親の役割を把握してプレッシャーを軽減させよう

就活における親からのプレッシャーの対処法や、親の役割について見ていきました。就活は、「親が言うから」「みんながそうしているから」という理由ではなく、自分の考えを持っておこなうと良いでしょう。また、真面目で責任感が強い人は、プレッシャーを感じやすいです。就活を機に、親からのプレッシャーを「応援」と受け止められるようになりましょう。親は子の心配をするものです。プレッシャーを感じたら、親の役割も思い出しながら対処すると良いでしょう。

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