2020年07月31日(金) 更新

【キャリア形成とは】20代から将来を見据えた考え方をする必要性~厚生労働省や文部科学省の制度もご紹介~

キャリア形成がこれからの時代は必要不可欠

就活を成功させ、より良い社会人生活を送るためには、キャリア形成とは何かを理解しておくことが大切です。キャリア形成は自分自身の将来を決めるにあたって重要なものですし、プランがしっかりと思い描けていなければ、社会人になってから活躍できないこともあります。

またキャリア形成を大切にしているのは企業も同じであり、就活の場で就活生に対してキャリア形成について質問する場合もあります。上手に回答できなければ企業への志望度が低い、成長意欲が低いと評価されてしまいますし、マイナスの印象を与えてしまいますので注意しなければなりません。キャリア形成は就活攻略のためにも重要なものですので、どのように将来を思い描けばいいのかを知っておきましょう。

キャリア形成とは

終身雇用の考え方がなくなりつつある中、重視されるようになったのが「キャリア形成」です。「キャリア形成」とはどのような概念なのでしょうか。なぜ重視されるようになったのでしょうか。「キャリア形成」について説明しましょう。

目標にたどり着くための道筋

キャリア形成とは、一言で説明すると「目標にたどり着くための道筋」です。ただ経験を積み重ねただけではキャリア形成とは言いません。自分自身で設定した目標にたどり着くために、スキルを獲得したり経験を積むことをキャリア形成と言います。将来のどのような仕事がしたいのか、どのような条件下で働きたいか、さらに自分はどのような経験やスキルを身につければ実現できるのかを考え、具体的な道筋を立てることを指します。

調査方法 :メールを配信して学生にアンケート
調査日時 :2017年1月26日(木)~1月29日(日)
調査元 : ポート株式会社
調査対象者: キャリアパーク会員の大学生・院生
有効回答数:438人
質問内容:「就活が終わったあとのキャリアについて考えたことがある」

就活生を対象に438名から集計したアンケートによると、「就活が終わったあとのキャリアについて考えたことがありますか?」という質問に対して、66.4%の人がYes、33.6%の人がNoと答えました。(2017年1月時点、キャリアパーク調べ)就活をしていると、内定を得るまでがゴールと思ってしまいがちですが、本来は会社に入ってからがスタートです。

しかし、アンケートによると66.4%の人しか就活後のキャリアを考えていないという結果が出ました。 自分の将来を豊かにするため、キャリア形成の重要性とポイントを紹介していきます。

特に派遣や請負で働く人に欠かせないもの

キャリア形成は、特に派遣や請負で働く人に欠かせないであると言われています。派遣や請負の場合、正規雇用で働く人以上に自分がどのような仕事がしたいか、どのように働きたいのかを考え、その実現のために必要となる経験(仕事)を自分から獲得していく必要があります。派遣元や雇用主に頼りきっていると仕事がこなくなる可能性もあり、派遣や請負で働きながら理想や目標を達成するには、とにかく自ら積極的に行動しなければなりません。

自己責任で自分の将来を決める必要が出てきた

キャリア形成が重視されるようになったのは、雇用の在り方が変化したためです。少し前の日本企業では終身雇用制度が整っており、入社した会社に定年まで勤めるのが一般的でした。雇用が保証されているため、自分の将来について考える必要性は特になかったのです。

終身雇用の考えは少しずつなくなりつつあり、転職も当たり前になりました。終身雇用の考えがなくなるということは、会社が自身の雇用を一生保証してくれない、つまり自分自身で将来について考えなければならないということです。

自己分析の浅さは、人事に見透かされる

就活で内定を勝ち取るには、自己分析による自己理解が必須です。自己分析を疎かにしていると、説得力のある回答ができません。

そこで活用したいのが、自己分析ツール「My analytics」です。

My analyticsを使えば、質問に答えるだけであなたの強み・弱み・適職を見える化できます。
ぜひ活用して、就活を有利に進めましょう。

キャリア形成が必要になった背景

自身のキャリア形成について考えるためには、そもそもなぜキャリア形成が必要なのか、その背景を知っておくことが大切です。一昔前まではキャリア形成を考えるのはごく一部の人たち、上昇志向の強い人達に限られていましたが、現在では全員が自身のキャリアについて考えておかなければなりません。

キャリア形成が必要になった背景には、時代や社会の変化がありますので、それらを理解しておくことが大切です。キャリア形成が必要になった背景を理解して、なぜキャリア形成が必要なのか、理解を深めていきましょう。

かつては力のある企業に入れば安泰だった

一昔前までキャリア形成が一般的でなかったのは、力のある企業に入れば安泰だったからです。昔は力のある企業に入れば定年までの勤続が保証され、そのためその企業に入るための進学などを考えていました。現在でも学歴を重視する企業はありますし、大手の企業に就職するためには進学先なども注意深く考え、少しでも偏差値の高い学校に進学することが大切です。

しかし学歴だけで合格できるほど就活は簡単なものではありませんし、企業に就職してからも努力しなければならないことはたくさんあります。昔は就職すればそれで一生安泰でしたが、現在ではそうもいかず、就職後にも努力、成長が求められていますので、キャリア形成が必要になっています。

現在は各個人が個々で努力する必要が出てきた

昔であれば、力のある企業に就職することがゴールでしたが、現在は就職がゴールではなく、スタートになっています。学歴、肩書なども昔ほどの効力を持たなくなり、安泰も薄れたことで、それぞれが自分のやりたい仕事に考え、資格などのそれに応じた努力をする必要が出てきています。

そのため大手の企業に就職するためには、学歴などだけではなく、個人としての能力が必要ですし、大手企業であっても一生安泰と言えるほどの力はありません。大手であっても事業に失敗する可能性は少なからずありますし、ベンチャー企業などが業界のトップとして台頭する場合もあります。企業間での競争も激しくなっており、より高いレベルの競争力を持った人材が必要ですので、個人での努力、ひいてはキャリア形成が必要になっています。

キャリア形成の考え方

キャリア形成と言われても「理想や目標は特にない」「どのような目標を立てればいいのか」など、よくわからないという人は多いでしょう。
キャリア形成はどのように考えると上手くいくでしょうか。キャリア形成の考え方について説明します。

自分自身の現状を把握する

自分は今どのようなスキルを持っているのか、好きなもの、興味を持っているもの、得意なこと、不得意なこと、苦手なもの、これまでの経験などを洗い出し、自分自身の現状について把握します。キャリア形成を考えるには、まず自分の現状を正確に把握しなければなりません。

将来の夢や目標を決める

自分は将来どうなりたいのか、どのような仕事がしたいのか、どのように働きたいかなど、夢や目標を明確に設定しましょう。具体的に設定しなければ、キャリア形成の軸がぶれて夢や目標を実現できなくなる可能性があります。

実現のための計画を作成する

自分の現状を把握し、夢や目標が定まったら、いよいよ実現に向けた計画を立てます。計画を立てる時のポイントは、実現可能な目標を立てること。例えば、毎日勉強する習慣のない人がいきなり「明日から毎日3時間勉強する」という計画を立てたとしても、実現は難しいですよね。

自分の現状と実現したい夢や目標には「差」がありますよね。この差を埋めることで実現に近づきます。「差」とは、今の自分に不足している能力や経験を意味ます。計画を立てる際は、長期的かつ実現可能な計画にする、いかにして「差」を埋めていくかについてよく考えましょう。

年代ごとに求められる能力は異なる

計画を立てる際には、自分が身につけたい能力だけでなく、ビジネスにおいて求められる能力も身につけられるように考えましょう。年代ごとに求められる能力は異なり、自分の年齢に合った能力を身につけていなければ、不利な立場になってしまうかもしれないのです。

キャリア形成のために今求められている事

キャリア形成が必要な理由はさまざまですが、必要であることには変わりありませんし、しっかりとプランを立てておかなければ後で後悔することになります。キャリア形成をするためには、将来のビジョンを思い描くことが大切ですが、やらなければならないのはそれだけではありません。他にもさまざまなことが必要になりますし、何が求められているのかを知っておく必要があります。キャリア形成のために求められていることを知り、自分なりのキャリアプランを作り上げていきましょう。

働き方の多様性を認める

キャリア形成を実現させるためには、働き方の多様性を認めることが大切です。働く人間の数だけ考え方や働く上で重視するポイントも違いますし、大切なのはその多様性を認めることです。それぞれの考えるキャリアは違っていますし、無理に人と合わせる必要はありません。

自分の思い描いたキャリアが人と違っているからといって不安に感じる必要もありませんし、個人の違いを認めた上で自分らしいキャリアの形成を考えることが大切です。日本ではグローバル化も進んでいますし、ますます多様な人材、キャリアは出てきます。それぞれの違いをきちんと認め、受け入れることが大切であり、多様性を認めた上で自分なりのキャリア形成を図ることが大切です。

多彩なキャリアパスやキャリアプランを用意

多彩なキャリアパスやキャリアプランを用意することも、キャリア形成のために求められていることのひとつです。キャリアパスやキャリアプランについては必ずしも一つに絞る必要はなく、複数持っていても問題はありません。複数の働き方を用意すれば離職する数も少なくなりますし、同じ企業に長い間努めることにより専門的なキャリア形成が可能になります。

もちろん専門的なキャリア形成にこだわる必要はありませんし、自身の臨むキャリアに応じて何度も転職を繰り返す人もいます。複数の働き方を考え、検討しておけば自分がどれに最も適しているのかを知ることができますし、複数経験することで、複合的なキャリアを得ることも可能です。一つの考え方に縛られず、自由な発想で自身のキャリアについて考えることが大切です。

キャリア形成するために心がけるべきこと

キャリア形成を成功させるために心がけるべきことをお教えします。世間には、キャリア形成を失敗させる間違った考えがたくさんあります。見聞きした考えを、すべて鵜呑みにするのは絶対に避けましょう。キャリア形のために心がけるべきこととは?

20代で将来を見据えた選択をする

20代で将来を決定づけるような選択をするのは早いと思っている人も多いようですが、選択肢を先延ばしにするのは賢明であるとは言えません。20歳から30歳までの10年間は、キャリア形成において重要な時期といえるでしょう。将来を見据えた選択をし、30代をどのように過ごしつつキャリア形成していくかが大切です。

本当に自分がやりたいことをやる

「好きなことはなんでもやる!」というのは極論すぎます。本当に自分がやりたいことは何かを考え、実行していくとキャリア形成の成功に繋がります。
本当に自分がやりたいこととは、例えば忘れていた子供の頃の夢や、自分には無理だと諦めた職業などに隠れています。過去の自分を振り返り、本当に自分がやりたいことを見つけ出しましょう。

若いうちにさまざまなことに挑戦する

キャリア形成においては、若いうちからさまざまなことに挑戦する姿勢が重要です。挑戦にはリスクがつきものです。若いうちからリスクを負うことに慣れておかなければ、やりたいことを見つけられなかったり、積極的に動けない人間になる可能性があります。
30代以降で自分のやりたいことがわからない人を雇いたいと考える人事はあまりいないでしょう。

さまざまなことに挑戦していく中で、自分の夢や目標が見つかるかもしれませんよ。

簡単に仕事を辞めるのはNG

簡単に仕事を辞める人が増えており、どの会社も新入社員や若手社員の離職率に頭を抱えています。嫌な仕事は続けるべきではないという意見は多いですが、キャリア形成においては簡単に仕事を辞めるのはNGです。仕事を辞めたいと思った時は、以下の点について考えてみましょう。

辞めたいと思ったときに考えること

・仕事の何が嫌なのか
・仕事から何を得られたのか
・仕事に好きなところはないか
・入社した理由
・仕事を辞めて収入がなくなっても生活できるか

これらの点が明確である、クリアする場合には退職を考えるても問題はありませんが、そうでない場合はまだ退職の時期ではないと考えましょう。

「悪い上司」だけでは辞める理由にならない

悪い上司の部下になってしまうと毎日が辛く、退職したいと考えるようになりますよね。上司が嫌という理由で転職する人も多いですが、「悪い上司」だけで辞めるのはおすすめできません。他にも辞めたい理由があるのならともかく、悪い上司以外の不満がなければ仕事を続けた方がキャリア形成の面においては有利になります。

一貫性があれば転職を繰り返しても良い

転職を転職を繰り返すのは良くない、キャリア形成に悪影響を及ぼすために避けるべきと言われています。20代であればだいたい2度か3度までの転職はセーフですが、それ以上の転職回数になると採用されにくくなる傾向が強いです。しかし、転職回数が少々多くても、一貫性があれば特に問題視はされないでしょう。転職理由を明確に説明でき、企業側も納得するような内容なら選考結果に影響しません。

キャリア形成で迷った時に考えたいポイント

キャリア形成は就活ではもちろん、就職してからも大切なものですし、就職前からきちんと考えておくことも必要です。就活や社会人生活をスムーズに進めるためにも、事前にキャリア形成を考えておこうと考える学生は多いですが、どうやってキャリアを考えればいいかわからない人もいます。キャリア形成に迷った時には、考えたいポイントがいくつかありますので、それらを考えてみるのがおすすめです。ポイントを理解してキャリア形成の悩みから抜け出しましょう。

自分は何ができるか

キャリア形成で迷ったときには、自分は何ができるかを考えてみることが大切です。自分には何ができるか、もしくは何ができそうかを考えてみることで、自分の進むべき道を知ることができます。できないことをどれだけ目指しても、できないままで終わってしまう可能性がありますし、きちんとできることを指標に考えることが大切です。

もちろん現時点でできないことであっても、将来的にはできるようになる場合もありますので、それについても考えておく必要があります。今できることと、今できなくても努力することで、できそうなことは何かを考え、それを将来の目標にしていきましょう。できること、できないことを考え、最終的には何がやりたいかを考えることが大切です。

自分はどういう人間になりたいか

自分はどういう人間になりたいかを考えることも、キャリア形成に迷ったときにはしておくべきことのひとつです。現在の自分の姿を考えるだけではなく、将来の姿をイメージして、どのように成長していきたいのかを考えることが大切です。漠然としたイメージで終わらせるのではなく、より具体的にイメージすることで、キャリア形成もしやすくなります。

また憧れの他人を考えてみて、あの人のようになりたいなどでも可能です。キャリア形成をするためには働き方や生きざまなど、自分の理想について考えることが大切であり、他人をモデルにしても問題はありません。将来の姿を考える場合は、現状もきちんと把握し、現状とあまりかけ離れたものにならないように注意しておきましょう。

自己実現のために必要なチャンスとは

キャリアプランを思い描き、自身の望むキャリアを形成するためには、たゆまぬ努力が必要ですが、自分の努力だけではキャリアを実現できない場合もあります。思い描くキャリアによって自分の力だけで達成できるかどうかは違いますが、周囲からのチャンスが必要になる場合もあります。

自分のなりたい自分になるためのチャンスは、どこにあるかを知っておくことが大切であり、求めるキャリアを達成できる企業を調べておく必要があります。企業によっては、どれだけ高みを望んでも達成できない場合もありますし、求めるものによっても志望先を変えることが大切です。自己実現のためのチャンスを明確にすることで、自己実現に向けて自分に今できることは何かが分かります。努力の方向性についても明確にしていきましょう。

厚生労働省が実施する「キャリア形成促進助成金」とは

厚生労働省が実施している「キャリア形成促進助成金」という制度は知っているでしょうか。労働者のキャリア形成を支援するために設けられた制度です。この制度について説明しましょう。

職業訓練を実施する事業主に助成金を支給する制度

「キャリア形成促進助成金」とは厚生労働省によると、以下のようなものになります。事業主が雇用する労働者に対し、専門的な知識やスキルを習得させるための職業訓練をおこなう、あるいは人材育成制度を導入して実際に適用するなどした場合、事業主に助成金を支給するというものです。キャリア形成がいかに重要視されているかがわかりますよね。

助成金の支給対象となる訓練メニュー

助成金の支給対象となる職業訓練メニューは決められており、以下の4つに分けられています。助成額や助成率はそれぞれ異なります。

雇用型訓練コース

・特定分野認定実習併用職業訓練
・認定実習併用職業訓練
・中高年齢者雇用型訓練

重点訓練コース

・若年人材育成訓練
・熟練技能育成、承継訓練
・成長分野等・グローバル人材育成訓練
・中長期的キャリア形成訓練
・育休中・復職後等人材育成訓練

一般型訓練コース

・一般企業型訓練
・一般団体型訓練

制度導入コース

・教育訓練・職業能力評価制度
・セルフ・キャリアドック制度
・技能検定合格報奨金制度
・教育訓練休暇等制度
・社内検定制度
・事業主団体助成

文部科学省が実施するキャリア形成支援

キャリア形成をどのように進めていったらよいのか悩んだ場合は、文部科学省が実施するキャリア形成支援を利用してみるのもおすすめです。文部科学省でも個人のキャリア形成に向けた支援を数多くおこなっており、利用することで自身の求めるキャリアを見つけ出せる可能性があります。自分が本当に求めるキャリアを見つけ出すためには、さまざまな方法を試すことが大切ですので、ひとつでも多くのやり方を知り、チャレンジしてみるようにしましょう。

理解と知識を深めるためのワークショップを実施

文部科学省のキャリア形成支援では、理解と知識を深めるためのワークショップが実施されています。学生に向けたワークショップとしては、「ワールド・カフェ」というものがおこなわれており、多くの人と触れ合うことで、より幅広いキャリアの形成を目指しています。少人数のグループでメンバーの組み合わせを何度も変えながら話し合いをおこない、それぞれの意見や主張を交換し合うのが「ワールド・カフェ」の狙いです。

男女共同参画が大きなテーマとして据えられていますので、それについての意見を交換し、話し合いの中で多様な価値観を認め、自身のキャリア形成を考えていきます。ワークショップはリラックスした雰囲気でおこなわれますし、息抜きにもなりますので、キャリア形成悩んでいる人にはおすすめです。

冊子や資料を用いてより詳しくキャリア形成を流布

文部科学省ではワークショップが実施されているだけではなく、冊子や資料などを用いて、より詳しくキャリア形成の手助けをおこなっています。「ワールド・カフェ」を企画するための手引書やこれまでの内容をまとめた報告書などもあり、それらを利用することでキャリア形成を進めることが可能です。

冊子や資料などを使用する場合であれば、手元にあればどこでも内容を確認することができますし、空き時間で少しずつ読み進めることもできます。ワークショップに参加する時間の余裕がない場合には、冊子などの利用がおすすめです。これは文部科学省のホームページからダウンロードが可能です。ワークショップへの参加が難しい場合は、冊子や資料などを利用して上手にキャリア形成を進めていきましょう。

就活の軸を定めておこう

働くということに考える場合、就活の軸を定めておくといいでしょう。就活は内定を得ることが目的ですが、内定を得て入社した後も自分の選択に自信を持つことで、本当に就活が成功したといえます。しかし、就活の軸を定めることは難しいです。

そこで活用したいのが「就活の軸作成マニュアル」です。このマニュアルでは、就活の軸の作り方が詳しく紹介しています。無料でダウンロードできるため、働くことや就活に迷いがある就活生はぜひ手に入れてみてください。

キャリア形成を支援する「キャリアコンサルタント」とは

キャリア形成を支援する職業をキャリアコンサルタントといいますよね。最後にキャリアコンサルタントについて説明しましょう。

主な仕事はキャリア形成に関する相談に乗ること

キャリアコンサルタントはキャリア・カウンセラー、キャリアアドバイザーとも呼ばれており、主な仕事は、キャリア形成に関する相談を受けることです。就職あるいは転職希望者が自身の適性や能力、経験に合った職業を探し、キャリア形成をしていくための手助けを行います。

公的職業紹介機関・学校・民間企業などで活躍している

キャリアコンサルタントが主に活躍している場は以下の通りです。

キャリアコンサルタントの活躍の場

・公的職業紹介機関(ハローワーク、ジョブカフェなど)
・公共職業能力開発施設(職業能力開発促進センター、職業能力開発校)
・学校
・民間企業(人材派遣会社、民間職業紹介会社など)
・ニート、ひきこもり、不登校者の支援を行なっている団体等
・独立コンサルタント

転職で悩んだらキャリア・コンサルタントに相談しよう

転職するかしないか、どのような仕事が自分には合っているのかなど、転職やキャリアに関する悩みを抱えた時は、プロであるキャリア・コンサルタントに相談してみましょう。第三者に相談し、指摘してもらうことで、自分でも気づいていなかった適性や長所、本当にやりたいことが見つかるはずです。

キャリア形成は理想の将来や目標を実現するのに不可欠!必要な能力を身につけよう

キャリア形成は理想の将来や目標を実現するために不可欠です。夢や目標を実現するために必要な能力を把握し、長期的な計画を立てて実現のために努力を積み重ねましょう。自分1人では上手くキャリアを考えられない、計画が上手く立てられない、キャリアのために転職すべきかどうか悩んでいるなどの場合は、キャリア形成のプロであるキャリア・コンサルタントに相談してみてください。プロによる的確なアドバイスにより、キャリア形成も上手くいくはずです。

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