2021年09月09日(木) 更新
半導体業界で内定を勝ち取る志望動機の書き方~盛り込むべき内容2点と注意すべきポイント~
目次
半導体の企業は認知度が低い!
キャリアパーク会員の就活生を対象に「半導体業界と聞いて思い浮かぶ企業を1~3つ上げてください」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
就活生の声
- なし
- 特になし
- 東芝
- わかりません
- 分からない
半導体というと非常に専門性が高い分野であるため、なかなか企業名が上がりませんでした。ただし【東芝】という具体的企業名を回答した就活生もいました。この記事では情報があまり少ない半導体業界で、内定を勝ち取る志望動機の書き方について説明していきます。
半導体産業とは
それでは半導体業界の志望動機の書き方や例文を紹介していく前に、半導体産業とはそもそも何なのかを紹介させて頂きます。
まず「半導体」とはなにかというと、電気を通さない「絶縁体」と電気を通す「導体」の間の性質を持つ物質です。半導体の中で代表的なものは、ゲルマニウムやシリコンなどになります。半導体業界は、半導体の生産・販売を行う仕事が主です。
半導体業界が求めている人材
まずは、半導体業界の志望動機を書くうえで半導体業界がどういった人材を求めているかを把握することはとても大事なことですので、そこに関してみていきましょう。
変化の早い業界だけに様々な観点から発想できる人物を求めている
この半導体業界では、技術の発展も著しく変化も多く、早いのが特徴。またその変化に伴い、お客さまのニーズは時代とともに変化し、多様化してきている背景もある以上、時代の変化を的確に捉える能力やさまざまな視点から発想する多種多様な人材は重宝されると考えられているようです。これは、どのメーカーも技術開発には力を入れていて、新たなサービスを模索しないといけない業界だからこそなのでしょう。そういった理由から、学生時代に培った自分らしさを存分に発揮ができて、物事を論理的に思考する力と合わせて、これまでの枠組みにとらわれない柔軟な発想ができる人物を求めていると言えます。
なので、半導体業界への志望動機ではこういったところをアピールしなければ印象度は上がらないでしょう。
意欲・やる気などのモチベーションは強みになるはず
この半導体業界では、今後も成長していく業界でそのマーケット市場は世界にも拡大していくことになると考えられています。
また、この業界の多くがインセンティブ制度を実施している企業も多く、かなり成果主義を重んじる企業が多いようですので、あなたのやる気や仕事への意欲は、求められているポイントになりますので、半導体業界の志望動機を書く際にはそこのアピールも必要でしょう。
半導体業界・半導体メーカーの志望動機の書き方
半導体業界・半導体メーカーの志望動機の書き方でポイントとなる部分はどのようなところなのでしょうか。また、どのようなことに気を付け、どのように書けば良いのか、考えてみましょう。
志望動機の書き方で重要なのは具体的に書くこと
半導体業界・半導体メーカーへ志望動機を書くうえで、最も大事なものが具体的に書くということです。あまりにありきたりな文章だと、どこのメーカーにも出せる量産型の内容になってしまいます。どの半導体メーカーにも言えるような志望動機は絶対にさけましょう。その理由は、半導体メーカーが下記の2点を志望動機では重要視しているからです。その2点とは…
■なぜ、この会社(半導体メーカー)なのか
■なぜ、あなたなのか
ということになります。なのでこの2点をふまえて半導体業界・半導体メーカーへ志望動機を書きましょう。
具体的に書くときは体験談や今後の夢を盛り込む
また、半導体メーカーへ志望動機を具体的に書くときは、自分の体験談や今後の夢なども盛り込んで書くことでより志望動機に説得力が増します。ただし出来るだけ簡潔に書くことも忘れないようにしましょう。
読み手を意識したわかりやすい構成文で書くこと
下記に紹介するのは相手に読みやすく、志望動機を書くフレームワークです。
① 入社してから成し遂げたいことを書く
⇒②志望動機のきっかけとなる経験を書く
⇒③半導体メーカー選びのポイントを書く
⇒④他に受けている業界とその業界ではダメな理由を書く
⇒⑤具体的に半導体メーカーに入社したら取り組みたい仕事を書く
⇒⑥半導体業界の中でも、その半導体メーカーを選ぶ理由を書く
の計6つになります。このように話をまとめると、書き手にとっても整理された文になるので、書きやすく、何より読み手にとってわかりやすくビジネスシーンでもよく使われる文法となっています。ぜひ参考にしてみてください。
半導体業界に適切な志望動機の例文
就活において、半導体業界に適切な志望動機の例文とは、一体、どのようなものがあるのか、調べてみましょう。
志望動機が思いつかない時は、ツールを使うのが一番オススメ!
志望度はあっても、上手い志望動機が思いつかいなくて悩んでいる就活生は多いです。「その会社じゃないといけない理由」なんてなかなか思いつきませんよね。
無料の「志望動機作成ツール」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、熱意がなくても、強みが伝わり採用したいと思わせる志望動機が完成します。
ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。
半導体業界の志望動機:例文
たくさんモノ作りに携わりたい、消費者の声を商品にしたいと強く思っています。
また、将来的には、マーケティング部門で販売促進戦略や新商品開発にも挑戦したいです。
常にお客様の視点で、世の中に幸せを届けることをめざします。
半導体業界へ志望動機を書く際の注意点
半導体業界・半導体メーカーの志望動機の書き方例文について紹介してきましたがいかがだったでしょうか?ここまでで紹介した例文はあくまで参考程度とし、自分なりの書き方や自分をアピールできる見せ方を身につけていきましょう。では、最後に半導体業界・半導体メーカーへ書く志望動機の注意点です。魅力的な志望動機にするためにも、注意点をしっかり押さえましょう。
専門用語の認識違いやアルファベットの書き違いに注意する
半導体業界では「CAE」、「CAM」、「CAD」、「CAS」などの似たような専門用語が数多く存在します。志望動機にこういった専門用語を盛り込むさいにはアルファベットの書き違い、専門用語の認識違いなどには十分気をつけましょう。
大学3年生のうちに、あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう
就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか診断してみましょう。
半導体業界への志望動機は読み手に見やすい構成で具体的に書くこと
ここまで、半導体業界・半導体メーカーの志望動機の書き方や例文、志望動機を書くときの注意点について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?志望動機は面接で内定を勝ち取る為には、とても重要なポイントになりますので、絶対にマニュアル的な文にならないようにしましょう。一昔前まではそういったマニュアル文でも良い時代があったかもしれませんが、この就職難な現代のビジネスシーンでは絶対にマイナスになります。また、志望動機は書くだけではなく面接でもそのことについて掘り下げて聞かれる可能性が高い質問にもなりますので、しっかりと答えられるようにもしておきましょう。
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