2019年09月30日(月) 更新

鉄道会社の志望動機を魅力的に書く方法【例文5選付き】

就活生の志望度を測るためにも志望動機は重要

志望動機は履歴書だけではなく、エントリーシートや面接と、就活ではさまざまな場面で必要です。それだけ採用する企業側が重要視していることの表れです。

採用する側の企業は、多くの学生と面接するとき「この人はどのくらい当社に対しての興味と熱意があるのか」チェックしてると考えておきましょう。いくら優秀な就活生でも、あまり自分の会社に対して興味がない様子で、熱意もあまり感じられないならば、採用をためらうかもしれません。

つまり、就活においては、自分の心に秘めた志望の動機をいかに上手に伝えられるかが大事になってくるのですぜひ最初に必要なことを理解した上で作成していきましょう。

鉄道業界の概要

鉄道業界は、インフラを支える大切な業界です。鉄道会社にはもともと国が運営していたJRと新しく企業が作った私鉄があります。

また扱っている事業も旅客の運輸、貨物の運輸など鉄道に係るものだけではなく、駅前の百貨店や全国にあるホテルの経営などもしています。

鉄道会社によって事業や管轄している地域が異なるため単に鉄道会社に務めたいという理由だけではなく、その企業の特色をよく調べてから就職を考えましょう。

JRと私鉄

鉄道業界には、大きく分けてJRと私鉄があります。それぞれどのような違いがあるでしょうか。まずJRは、正式にはJapan Railwaysといいます。

JRは国が運営していた国鉄が分割民営化され、東日本旅客鉄道、西日本旅客鉄道などさまざまな日本の地域に鉄道会社を中心とした企業群を言います。もともと国が運営していたものを民営化した企業になります。一方私鉄は各地方毎に特化し、地域に根づいた路線を運営しています。

この私鉄は国営のものからではなく、私設された鉄道会社なのでその点はJRと異なります。どちらも鉄道を扱っていますが、もともと国鉄だったJRと新規で作られた私鉄では事業規模、全国展開の有無などで大きな違いがあります。

就職を希望する地域が限定されている場合はそこにどのようなJRの路線、私鉄があるかしっかりと把握しておきましょう。

運輸以外の事業拡大

鉄道業界というと電車に関することを行っていると思いがちですが、その限りではありません。鉄道業界は鉄道以外にも事業を行っています。

各駅に駅ビルを立てて百貨店を運営していたり、ホテルを運営しています。これらも鉄道会社の大きな収益の一つです。そのため、鉄道会社といっても運輸に関わることだけではないことを覚えておきましょう。

百貨店やホテルなどの業界に就職を考えている人にとってみても、鉄道業界は選択肢の一つになります。大きく業界を分けて考えるのも重要ですが、それぞれの企業をよく研究しどのような事業を取り扱っていて、そのなかでも自分の興味があることがあるかどうかを確認することが重要です。

鉄道会社だから運輸しかやっていないと思わないようにしましょう。

鉄道業界の志望動機を書くために必要な要素

基本的に志望動機の内容は、基本的には自由な形で行います。企業から特定の事柄について述べるよう指定されることはほとんどありません。

つまり、自分自身で全て一から作成する必要があるのです。志望動機の内容はもちろんのこと、文章の構成や正しい言葉使いなどに気を付ける必要があります。

志望動機に盛り込むべき内容としては、「鉄道業界を志望する具体的な理由」「その企業を志望する理由」「入社後にその企業で何をしたいか」の3つを入れると、分かりやすいだけでなく、より熱意が伝わる志望動機になります。

そして、文章の構成は、最初に結論を持ってきて、次に理由・具体的なエピソードという起承転結がある構成にすると、まとまった志望動機になります。実際に紙に書き出したりパソコンで作成するなどの方法で文字にしてみるとよいでしょう。

鉄道業界を志望する理由を具体的に把握する

鉄道業界とひと言で言っても、その職種はとても多く、多岐にわたっています。新卒で入社する場合、自分がやりたいと思う職種に入社後すぐ配属されるとは限りません。

しかし、鉄道業界に就職したときに、自分が携わりたい職種を絞っておくことも大事です。希望する職種を掘り下げていくと、その会社になぜ入りたいのかが徐々に見えてくるからです。

鉄道業界は大きく分けて主に総合職と専門職(エキスパート職)があります。総合職においては、会社事業の企画・立案に携わりさまざまな業務を担当します。将来的に組織内のリーダーとなり、経営層を目指す人も多くいますので、幅広い視野と知識が必要になってきます。

一方で、専門職は主に「鉄道」「商業」「IT」の3つに分類されていて、各分野の専門職です。深い業務知識やスキルが求められる職種です。ここでは、各業務の特徴と志望する場合のアドバイスなどを解説します。

車掌

電車の最後尾に乗車し、運転士や駅の係員などと連携し乗客が安全に乗降者できるように案内・運行する仕事です。車内アナウンスや扉の開閉の確認、乗客に緊急な病人が出た場合の対応なども行います。
また、車内環境を快適に保つために空調を管理し、車内巡回をして乗客への案内や声かけも行います。車両に故障トラブルがあった場合や事故に遭遇したときは、振替輸送と発車までの時間など、乗客に情報を伝える役割もあります。

駅務

駅務の業務には主にサービス係と信号扱者の2つがあります。サービス係の業務は、その鉄道会社の顔としてサービスを提供しています。たとえば窓口でチケットや定期券、パス券などを販売したり、乗り越し精算をします。また、列車ホームへのアナウンスや安全確認、乗客の誘導、列車の出発指示合図・扉を閉じる指示、乗客への周辺の乗り継ぎや周辺の情報提供も行います。一方の信号扱者の業務は主に、乗客の目には触れないことがメインの裏方の仕事と言えます。駅に入ってくる列車を正確な位置に導き、信号機の監視なども行っています。列車の遅れが生じたときは、信号機の表示を手動で変え、線路変更の指示を出すなど重要な役目を担います。

技術職

鉄道業界での技術職は大きく3つの分野があり、それぞれの専門知識を基に担当する設備・施設のメンテナンスをしています。まず、電気職種では「変電」「電力」「信号」「通信」の4つの業務があります。各装置や設備の保守・メンテナンス・更新などを行い鉄道の安全運転・輸送を支えています。次に、車両担当です。車両の整備・検査・修繕なども担当し、トラブルの際も対応します。そして、保線業務です。こちらはレールの状態・変化を監視し、必要なときには補修や交換を行います。さらにトンネル内の保守・改良や工事管理、駅などの鉄道施設の新設での工事管理や改良、レールの軌道修正や削正なども担当します。

不動産開発

鉄道会社というと、電車の運行に関する業務が思い浮かぶという人が多いと思います。しかし、大手の鉄道会社は社内または傘下の会社に不動産部門があるケースもあります。その一例は、新宿や池袋、品川などのターミナル駅に乗り入れしている鉄道会社が、駅に直結したデパートや地下道、歩道橋、バスターミナルなどの総合開発を行うです。また、駅の近くに系列のホテルやマンションなどを建設するプロジェクトなどもあります。

広報

鉄道業界の広報の仕事は、列車を利用するための宣伝や、鉄道沿線の魅力などを広めるための広報・PR活動・誘致活動などが主となっています。営業部や販売促進部などと連携して、より多くの売上になるような広報活動をしていきます。

その企業でなくてはならない理由を企業研究で見つける

各鉄道会社の業務には総合職と専門職があり、どの企業も業務内容が似通っているかもしれません。

鉄道業界を希望して研究をするならば、各業務に対する理解度を深めるだけでなく、なぜその鉄道会社に入社したいのか、という理由をしっかりと定めておく必要があります。

「鉄道業界に就職できればどの会社でも構わない」という考えで就活をすると、採用担当者にもその考えが伝わってしまうものです。企業側は「数ある鉄道会社がある中で、なぜ当社を志望するのか」という核心に迫った質問を投げかけてくると考えておきましょう。

企業に入社して取り組みたいことを明確にする

志望動機は面接の際の質問や履歴書の記載事項として必ず必要となるものです。

その企業の現在の業務や実績・社風・社会貢献などを盛り込んで志望動機を作成する他に、入社後に自分がどのようなことに取り組んでいきたいのか、についても盛り込むとよいでしょう。

企業側に、就職をしてからの自分の未来像を採用担当者に伝えることで、採用担当者は「長期的に働くことが臨め、意欲的に一緒に仕事ができる」と思われる可能性が高くなります。将来一緒に働くイメージを持ってもらうような志望動機内容が効果的なのです。

そのためにも、各鉄道会社の特徴や事業内容などをしっかりと研究し、自分が入社した後にチャレンジしたい業務やプロジェクトを的確に伝える準備をしていきましょう。

大手鉄道会社内定者のESを覗きい!

鉄道業界は人気が高く、内定を得るためにはまずESが評価される必要があります。

しかし、ESの作成が苦手という就活生は多く、頭を抱えている人も多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが「鉄道業界の内定者ESまとめ」です。

この資料には、大手鉄道会社に内定をもらった就活生のESが掲載されています。JR東日本、JR東海、京王グループ、東急電鉄など、大手企業のES回答集が無料でダウンロードできるため、他の就活生に差をつけて対策をしたい就活生におすすめです。

志望動機作成の注意点

鉄道業界は、常に人気が高い業界のひとつです。公共の交通機関という社会的に大きな役割があり、各地域の多くの人から親しまれ通勤や通学レジャーの大事なアクセス手段です。

この人気の鉄道業界を志望しているならば、志望動機は充分に気を使って作成をすることが大事です。ここでは、志望動機を作成するにあたっての注意点を紹介します。

起承転結を基本に文章を作る

文章の基本を意識しましょう。『起』は、冒頭に事実や目的を言い起こします。『承』は、『承』には前のものを受け継ぐという意味がありますから、『起』から話を展開します。『転』は、その文字のとおり、別の分野に話を転換させ、発展させます」「『結』は、結びつまり結論を書きます。

エントリーシートにも締め切りがあるとはいえ、申し込みの開始から締め切りまでには一定の期間があります。

大学生であれば、書きながら構成することは避けたいところです。事前に、テーマが決まっていて、時間的な余裕もあるわけですから、構成を考えてから文章を作成することをおすすめします。

自己PRと混合させない

志望動機なら志望した理由を書く、自己PRなら自分のアピールポイントを書かなくてはいけません。

設問が志望動機であれば、「なぜ、鉄道業界を志望したのか」「なぜ、〇〇鉄道会社を志望したのか」「なぜ、鉄道会社の中で、この職種を志望したのか」を根拠となるエピソードを踏まえて、展開する必要があります。

自己PRと混同してしまい、設問の意図からかけ離れたような、回答をしないように気を付けましょう。書類であれば、自分のアピールポイント活かしていきたいと書くよりも、読み手が志望度の高さに納得感が高まるような文章を書くことをおすすめします。

大げさに書かない

志望動機を、大げさに書かないようにしましょう。

採用担当者に「この学生と会ってみたい」と思わせられるような魅力的なエピソードを書くようにしましょう。書いたあとは、第三者に読んでもらうことをおすすめします。

なぜならば、自分は自らのことが分かっています。頭の中にイメージがあるので、フィーリングで独りよがりの内容を書いてしまいがちです。

読み手を意識しなければ、論理性の欠如や言葉足らずになってしまうこともあります。他の人に読んでもらえば、言いたいことが伝わるか、大げさな表現になっていないかなど指摘してもらえます。

くわえて、大げさに書くと、面接に進んだ場合にボロが出るかもしれません。大げさにできそうもないことや能力を超えた威勢のいいことを書き過ぎないように注意してください。

質問に答えるだけで志望動機を完成させよう

鉄道会社の志望動機を作成する際、文章を考えるのが苦手な就活生も多いと思われます。「伝えたいことはたくさんあるけど、考えをまとめてわかりやすく伝えるのが難しい」という就活生は、「志望動機ジェネレーター」を活用しましょう。

志望動機ジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで理想的な流れの志望動機が完成します。面接での志望動機に関する質問にも対策が可能です。無料でダウンロードできるので、効率的に鉄道会社に採用される志望動機を完成させましょう。

鉄道会社の志望動機でアピールすべき能力

車掌:冷静な判断力

電車運転士にとって大切なのは、いかなる状況においても「安全」を維持することです。命を預かる仕事になるので、業務中も責任感や使命感を持った、安全な運行が求められます。

そのために運転士は日々さまざまな訓練を重ねていますが、時には予期せぬ事態に遭遇することもあり、そんな時も落ち着いて冷静な判断を下すことが求められます。

イレギュラーなことが発生した時にパニックにならず、一呼吸おいて周りの状況を判断できる人、そして次にどんな行動をとればいいか落ち着いて考えられる人が向いています。

目標を持って行動できる能力

目標を持ち行動できる能力も、鉄道会社に向いています。
鉄道会社には、安全で安定輸送を目指す、公共交通としての使命があります。使命を全うするのが鉄道会社です。

会社全体で目標に向かって行動するため、自ら行動できる人は重宝されます。自ら目標を持ち、行動できることだけでなく、その目標を達成させる策もアピールできると良いでしょう。

問題を解決させようとする危機管理能力

鉄道インフラは人命に関わってくるケースもあります。人命とまではいかなくても、電車の遅延や痴漢、天候などの予測できない事態などに見舞われることもあるかもしれません。

その他、機材に関わるトラブルなどの問題を解決する危機管理能力が求められます。鉄道会社に限ったことではありませんが、問題が発生してから行動を起こすのでは遅いこともあります。

日頃から、小さなことでもいいので、問題が発生したときに備えて、危機管理能力を養う意識を持っておくとよいでしょう。

他部署との連携に必要なコミュニケーション能力

企業が学生に求める能力のトップは毎年変わりません。「コミュニケーション能力」です。「コミュニケーション能力」というと、抽象的な表現になりますが、仕事を遂行する上で欠かせません。

どの業界、どの企業でも、どの仕事でも問われるのがコミュニケーション能力です。鉄道業界ではどうでしょうか。電車の運転を例にとってみましょう。電車を運行するのは運転士ですが、運転士だけの力で電車を動かせるわけではありません。その背後にはたくさんのスタッフがおり、他部署との連携が不可欠なのです。問題が発生した場合は、さらに円滑なコミュニケーション能力が問われるでしょう。

日常的に他部署との連携に必要なコミュニケーション能力を意識することが求められるでしょう。

鉄道会社のエントリーシートに書く志望動機例文

鉄道会社での志望動機の例①:地域への発展に貢献

貴社を志望したのは、「鉄道」を通して、地域貢献したいと考えたからです。また、鉄道会社を選んだもう一つの理由は、私が小さいときから鉄道が身近な存在であった事も深く関係しています。

鉄道とともに育ったことで、開通からの町の発展をこの目で見てきました。そうして、私は鉄道と関わる仕事をしたいと思うようになりました。現在、私は「鉄道会社」というところから地域への発展に貢献したいと思っております。

鉄道会社での志望動機の例②:経験を活かしたい

私は、◯◯沿線で育ったため、貴社への親しみは人一倍あります。だからこそ、就職するなら貴社以外あり得ないと思い、応募に至りました。乗務員は、何千人もの乗客の安全を守りつつ、正確に運行しなければなりまん。

そういった、責任感の求められる職業に、やりがいを感じていきたいと思います。私は、運転士ではなく、車掌の職務を志望いたしました。理由は、運転士になるための適性に自信が持てないことにあります。他にも、アルバイトで接客のノウハウを学んだという点からも、車掌の方が自分に合っていると感じました。

鉄道会社での志望動機の例③:人々を支えたい

将来、たくさんの人々の生活を支える仕事がしたいと考えております。中でも、鉄道会社は子どもからお年寄りまで様々なお客さまが利用し、人々の生活には欠かせないものとなっていると実感しております。そんな鉄道会社で働く事が叶えば、他のどんな企業よりも多くのお客さまの生活を支えていく事が出来ると考えました。

また、一日で何万人もの乗客が利用している貴社で働く事が出来れば、他社で働いた場合よりも、私自身がお客さまに必要とされているという実感を常に持ちながら働けると考えました。そして、一人一人の乗客にあった接客を実行する事で、「○○線を利用して本当に良かった」と言って頂けるような鉄道会社にしていけるよう、鉄道員として真摯に業務に励みたいと考えております。

鉄道会社での志望動機の例④:安定して働きたい

○○線は、以前から通学でも利用している路線で親しみがあります。また、会社説明会や選考過程でも、積極的に女性の受け入れを行っている印象があったので、鉄道会社の中でもますます第一志望となっていきました。

業界によってはグローバル化の進展を背景に厳しい市場競争にさらされている会社や、企業合併や事業の統廃合などを推し進めるような会社も多々あります。そうした状況のなかで、私は「周辺環境の変動に振り回される事なく、腰を据えてしっかりと働きたい」と考えたのです。そういう意味で○○線は、私にとって魅力的な会社です。

鉄道業界の志望動機は業務内容を把握して入社後の希望を明確に記載する

鉄道業界は各社それぞれ規模が違ったり、扱っている事業も多岐にわたります。鉄道輸送に関係することだけではなく、百貨店やホテルの経営などさまざまな事業を行っています。

そのため、就職を希望するのであれば各会社それぞれをしっかりと企業研究をしましょう。事業内容を把握し運輸以外では何をやっているのかを調べたり実際の業務内容を調べ、自分が希望する分野があるかどうかを確認することが重要です。

そして自分が入社した後を想像してどのようなキャリアパスがあるかを考えましょう。入社後の自分の姿を想像することで面接や書類選考で具体的なことが言えるようになり、採用の可能性が高くなります。

今一度、それぞれの企業で自分がどのように活躍することができるのか考えてみましょう。

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