2020年06月29日(月) 更新
石油業界の特徴と気になる平均年収【就職・転職対策】
まず知っておこう!石油業界の特徴について
石油業界への就職を希望するなら、まず石油業界の特徴を知りましょう。
石油業界の特徴としては、勤続年数が他業界と比べても高く、待遇面においては石油業界はかなりの優待遇という事が挙げられます。
今後の石油業界については、アメリカでも石油の開発がされており、石油事業として新たな時代を創る「シェールオイル」などを見ても、石油業界は期待されている業界であると言えます。
石油業界のお金はオイルマネーと言われるほど巨額
石油会社の営業の年収は、全体的に高く設定されています。石油会社の営業先には海外も含まれており、石油会社に就職した社員は、グローバルな活躍を期待されています。なぜ、そんなに石油会社の年収が高く設定されているのかですが、やはり石油会社がもたらす影響とその仕事の規模に理由があるでしょう。
石油業界は、オイルマネーと言われるほどに、すごく大きな金額が動く業界です。大きな金額が動くというのは、それだけ利益も大きくなるというもの。石油会社で働く営業マンは当然、会社にもたらす利益も大きいです。そのため、石油業界では、会社にもたらす利益の分、給与も高く設定されているのです。
石油業界の平均年収とは?
年収・給料が高く、就職できたら勝ち組と言われることもある石油業界。その石油業界の平均年収格付けを見てみましょう。
業界動向SEARCH.COMによると、石油業界では、JXホールディングス、国際石油開発帝石、昭和シェル石油、東燃ゼネラル石油、石油資源開発、出光興産、富士石油、東亜石油、コスモエネルギー、三愛石油の順に、平均年収が高くなっています。
石油業界の年収は約900万円!
大手の石油業界・石油会社の平均年収は、900万円前後で、全ての業界、業種の中では高い水準であるといえます。
また、石油会社は福利厚生などがいい会社も多いようです。石油業界では、20代後半で500万円程度の年収のところが多いようですが、年収500万円をベースに月収に換算した場合、ボーナスを100万円とすると約33万円の月収と計算できます。
石油業界大手3社の業績と平均年収をご紹介!
石油業界の中でも大手である石油会社3社の業績と、平均年収をご紹介します。就職活動の参考にしてください。
JXホールディングス
• 住所:〒100-8161 東京都千代田区大手町1-1-2
• 電話番号:03−6257−5050
• 代表者名:内田 幸雄
• 設立:2010/04/01
• 市場:東証1部,名証1部
• 従業員数:109人
• 平均年齢:44.5歳
• 平均年収:11,040千円
• 売上高:11兆2,195億円
• 営業利益:2,515億円
JXホールディングスは、石油元売り最大手です。新日石と新日鉱ホールディングスの経営統合で誕生した会社です。子会社には、100%出資のJX日鉱日石エネルギーや、名古屋が本拠地のガソリンスタンド大手一光などがあります。
出光興産
• 住所:〒100-8321 東京都千代田区丸の内3-1-1
• 電話番号:03−3213−9307
• 代表者名:月岡 隆
• 設立:1940/03/30
• 市場:東証1部
• 従業員数:4,090人
• 平均年齢:42.0歳
• 平均年収:7,960千円
• 売上高:4兆3,747億円
• 営業利益:1,107億円
こちらは、民族系の石油精製元売りの大手です。また、石油化学面においても上位を占め、北欧などでも、上流の石油開発を手掛けている企業です。
コスモエネルギーホールディングス
• 住所:〒105-8302 東京都港区芝浦1-1-1
• 電話番号:03−3798−7545
• 代表者名:森川 桂造
• 設立:2015/10/01
• 市場:東証1部
• 従業員数:137人
• 平均年齢:40.1歳
• 平均年収:7,380千円
• 売上高:3兆1,667億円
• 営業利益:524億円
コスモ石油は、石油精製元売り大手で、石油開発を中心に成長してきました。また、コスモ石油は、石油化学・風力発電も手掛けて、多角化を進めています。
石油業界に就職しても初任給は他業種と大きな差はない
石油業界の平均年収(給料)が高いのは分かりましたが、それでは初任給はどうなのでしょうか?
石油会社に就職すると、初給料も高いのでしょうか。見ていきましょう。
ケース①
【基本給】
■東京勤務-独身・自宅通勤ベース
・大学院卒 月給20万4,700円
・大学卒 月給19万4,000円
・短大、高専他卒 月給16万9,000円
ケース②
【基準内賃金】
■東京勤務-独身・自宅通勤ベース
・大学院卒 月給23万2,264円
・大学卒 月給22万280円
・短大、高専他卒 月給19万2,280円
このデータを見ると、石油業界の初任給は、他業種と大きな差はありませんね。
自分の就活力を知る
就職に成功するためには、まず自分の就活力を知っておく必要があります。就活力とは、就活で必要な準備や企業側が重視しているポイントに対して、どれだけ備えているかをはかる指標です。ぜひ、「就活力診断」で今の自分の就活力を診断してみましょう。無料でダウンロードできるので、今の実力を踏まえた上で必要な対策をしてみてはいかがでしょうか。
石油業界の現状とは?
石油資源は枯渇資源だと言われており、石油業界を斜陽産業のように扱う論調もありますが、現状の石油業界はまだまだ活力を失っていません。石油会社の業績は良く、それに見合った年収を石油会社なら稼ぐことができます。
では、石油会社について調べていますので、石油業界の現状はどんなものか見ていきましょう。
就職活動においては、その業界の現状を知ることも重要です。
石油業界は全業界の中でも特に大きなお金を動かす分野の一つ
石油業界の大手企業としても、超がつくほどの有名企業の総売り上げや営業利益などを上記で紹介していますが、石油業界の売り上げや利益は兆または億単位であり、かなり大きなお金が動いている業界だというがわかります。
また石油業界の平均年収も、一般企業よりも水準も高めだと言えます。
今後は他業界とも共同で石油権益を獲得していく
石油業界の現状・動向を見てみると、約25兆5,000億円を売り上げる石油精製元売り会社は、従来欧米メジャーに頼るシステムを取ってきましたが、今後は政策変更を迫られているのが確実です。これからは、資源開発に対する投資を増やし、商社や電力・ガス会社とも共同で、石油・ガス権益の獲得に進む方が、石油業界の安定につながるという見方もあります。
エリート集団である石油業界は就職の壁が高いが平均年収は高水準!
いかがでしたでしょうか?今回は石油業界の平均年収と現状を紹介しました。平均年収が高水準である石油業界の営業として就職した人たちは、エリート集団と呼べるでしょう。コスモ石油などの石油会社は、就職活動の競争率が非常に高いです。そのため、石油業界においては、どの石油会社にも厳選された人材が揃っています。
仕事には年収に見合った能力を求められます。石油会社も非常に大きく、全体を通じてやりがいのある業界である事が言えます。石油業界は今後も伸びていくのでないかと国内でも期待をされている業界ですので、今回興味を持ったなら就職を検討してみましょう。
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