オムロンを受ける就活生が知るべき業務内容と労働時間

オムロンの労働環境について①：業務内容

制御機器・FAシステム、電子部品などの研究開発・製造・販売を行うオムロン。北米・韓国・中国・欧州・タイ・インド・ブラジルに拠点を置き、グローバル展開を進めています。
そんなオムロンへ就職を希望する場合、事業内容や労働時間などの労働環境についての理解が必要です。オムロンの企業情報からまずは事業内容と業務内容を確認します。

「制御機器・FAシステム」と「電子部品」が事業内容の柱

オムロンでは制御機器・FAシステム、電子部品などの研究開発・製造・販売 を主な事業内容にしています。他にも環境事業や電子機器事業なども行っています。メインである制御機器・FAシステムと電子部品に関する主な事業内容については以下の通りです。

◆制御機器・FAシステム：工場など、ものづくりにおける、自動化・省力化・最適化を支援するシステム機器

◆電子部品：家電製品などに組み込まれている電子部品など

職種の違いで業務内容も異なる

オムロンの業務内容は「ものづくり」のための「ものづくり」といえるもので、他の企業のものづくりを支えるために制御機器・FAシステム事業が活躍しています。
オムロンの業務内容は以下の職種に分かれています。

◆オムロンの職種
研究開発、商品・生産技術開発、生産管理、システムエンジニア、国内／海外提案営業、法務、経理・財務、人事労務、総務など

開発の業務内容

オムロンの制御機器・FAシステム事業の開発は、ユーザーの声をいち早くキャッチし、オムロン独自のセンシング＆コントロール技術を駆使して製造現場の自動化、生産性向上、製品品質の向上に貢献しています。
求められる市場ニーズを形にするため、開発者ひとりひとりの製品開発力により、最新の開発にチャレンジしています。

技術営業の業務内容

オムロンの制御機器・FAシステム事業の技術営業は、豊富にある高度な技術や商品群をアプリケーションとして構築し、ユーザーに最適な課題解決を提案しています。
たとえば、様々な機器をネットワークで接続したり、それらが正常に動作するためのプログラムを作成したり、データをリアルタイムに収集してパソコンやサーバに伝送するなど、技術領域の広さの拡大と、技術領域の深さを追求しています。
制御システムの進化に対応するため、オムロンの技術営業は非常に重要な役割を担っているといえます。

生産の業務内容

オムロンの制御機器・FAシステム事業の生産は、製造業である強みを活かした品質・コスト・デリバリー・サービスに特化した生産です。また５Ｓの徹底、定位置・定量・定方向の構築などにより、自ら「品質」「安全」「環境」の発展に挑戦。現在では海外への生産工場を開拓し、日本で培ってきたノウハウを海外で実践する取り組みを行っており、海外の大量生産に品質を持たせるための挑戦を続けています。

社会を支える各種グループ企業の存在

オムロンには各種グループ企業があり、その一部を紹介します。
「オムロン　オートモーティブエレクトロニクス株式会社」は車載電装部品の事業計画・マーケティング・開発・販売を行います。
「オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社」は鉄道向けシステム（自動改札機、券売機）、道路交通向けシステム （交通管制システム）の 製造販売、保守メンテナンスなどを行います。
「オムロン ヘルスケア株式会社」は 家庭用・医療用健康機器の開発・販売、健康管理ソフトウェアの開発・販売、健康増進サービス事業の展開などの事業内容を行います。
「オムロン コーリン株式会社」は生体情報モニタ、血圧脈派検査装置、内臓脂肪測定装置、血圧計、ネブライザなどの医療機器・医療関連機器の販売を行います。
「オムロン ソフトウェア株式会社」はモバイル機器の日本語入力ソフトの開発・販売、電子決済システムの開発・販売、 各種設備の安心・安全を提供する監視サービスの開発・販売、 駅務機器・制御機器・健康機器・金融機器等のオムロン製品のソフトウェア開発を展開。
「オムロン　アミューズメント株式会社」はミューズメント業界向け機器の販売、開発、生産をしています。

オムロンの労働環境について②：労働時間

次は気になるオムロンの労働時間についてです。働く上で勤務時間の長さは歳を重ねても働き続けられるかに関わる大切な要素です。充実した福利厚生と休暇制度が整えられているオムロンの労働時間を確認しましょう。
オムロンの労働時間は月平均170時間ほどです。これはオムロンの会社概要から勤務時間である9:00～17:30の7時間45分と、週休2日制を含む年間休日124日から計算しています。
一部の拠点では 8:30～17:00の勤務体系で、フレックスタイム制度もあり、コアタイム10:30～15:15 の標準労働時間7時間45分という働き方もできます。※一部対象外
上記の労働時間はあくまで独自計算によるものであり、職種や繁忙期によっては実際の企業の労働時間や残業時間とは異なる場合があります。

オムロンの労働環境について③：残業時間

オムロンの労働時間の次は、残業時間を見ていきましょう。働く上では残業時間の長さは非常に気になる情報です。
オムロンの残業時間はあまり多くないとされており、同じ業界の企業と比較しても標準的な時間です。個人の抱える業務内容や職種によって残業時間が異なるため、この平均より少ない人もいれば、多い人もいます。残業代はきちんと支給されているようです。
入社前に、自分が配属される職種がどのくらい残業しているのかについては、会社説明会やインターンシップなどで実際に社員の方に聞いてみるのもよいでしょう。

オムロンは休暇制度も充実している

オムロンの魅力として、休日制度の充実が挙げられ、年間休日124日で週休2日制（土・日）、祝日、ゴールデンウィーク、年末年始、有給休暇（初年度18日　最高25日）、結婚休暇、忌引休暇、赴任休暇、リフレッシュ休暇 などがあります。リフレッシュ休暇は1週間ほどとれる場合もあるので、仕事で溜まった疲れを癒し、プライベートをエンジョイしましょう。

オムロンの労働環境について④：働くやりがい

オムロンは刻々と移り変わる社会の変化を敏感に察知して、世界に先駆けて潜在的なニーズに応える『ソーシャルニーズの創造』を追及し続けてきました。 それを支える力として、社員ひとりひとりがあらゆる分野の課題に対し果敢にチャレンジを繰り返しています。
日本のものづくりを支える製品の開発に携われるため、社会貢献の意識とやりがいをもって業務内容に取り組んでいけます。

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ものづくりを支えるオムロンの業務内容は開発など3つに分かれ労働時間は職種で異なるがフレックスタイム制度も利用可能

「次の社会課題の解決」のため、人々が笑顔になる製品やサービスの創造を続けるオムロン。事業内容は制御機器・FAシステム、電子部品などの研究開発・製造・販売 で、グループ企業を含めれば鉄道向けシステムや医療健康機器など多岐にわたります。
労働時間と残業時間は職種や個人の裁量にもよりますが、長時間労働はないようです。残業代はきちんと支給され、フレックスタイム制度により自分で勤務時間を調整可能です。
社会を支える製品開発に携われる業務内容にはやりがいを感じる場面も多く、果敢なチャレンジが許される社風のオムロンへの就職を考えるなら、同じ業界の企業の業務内容や労働時間についても調べておくことをおすすめします。グループ企業も含めて就職を希望する想いが強ければ対策を練って採用を勝ち取りましょう。