2019年10月24日(木) 更新

建設機械業界の現状と今後の動向|市場規模と将来性について解説

機械建設業界には「肉体労働できつそう」なイメージを持つ就活生が多い

キャリアパーク会員の就活生を対象に「建設機械業界に対してどのようなイメージをお持ちですか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

就活生の声

  • 営業ノルマが厳しそう
  • 肉体労働がありそう
  • 機械に対して知識がないとできないイメージがあります
  • オリンピックに向けて努力してそう
  • 男子が多い

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「建設機械業界に対してどのようなイメージをお持ちですか?」

アンケートの結果を見ると、「営業ノルマが厳しそう」「肉体労働がありそう」や、「機械に対して知識がないとできないイメージがある」などの回答が得られました。この結果から、就活生の多くは建設機械業界に対して、肉体労働できつそうなイメージを持ってると考えられます。また、回答の中には、「オリンピックに向けて努力してそう」など、今後の展望を感じさせるイメージもあるようです。では、実際の機械建設業界の実態は、一体どうなっているのでしょうか。本記事では、建設機械業界の現状、市場規模、今後の動向についてご紹介します。

建設機械業界の概要と現状

建設機械とはクレーンやフォークリフトなど、建設業界になくてはならない機械設備のことをいいます。建物は生活に欠かせないものであり、作るために必要な建設機械はインフラ整備にも欠かせません。とくに震災の復興工事、新興国のインフラ整備により、建設機械業界の需要は高まっています。先進国の都市開発でも必要になる機械業界には、安定した需要があるといえるでしょう。

どんな企業があるのか知ることも一つの選択

就活する先に悩んでいる就活生は、まずどんな業界があり、業界ごとにどんな特徴があるのか知るのも一つの手です。自分の求めている企業の特性を知ることで職業選択の幅も広げることができるでしょう。業界マップでは、就活生に人気の高い21業界200社以上の情報を一気に読むことができます。この機会に無料でダウンロードし、業界理解に役立てましょう。

建設機械業界の市場規模

業界動向seach.comによると、建設機械業界の市場規模は平成25~26年で約6兆円(主要企業の売上高計)ほどです。建設機械の単価が高いため、その市場規模は大きいといえます。数年前はリーマンショックや震災による影響から減少傾向にありましたが、現在は回復してきています。内需だけでなく、新興国のインフラ整備など海外からの需要も少なくないでしょう。実際に、日本の建設機械業界の上位を占めるコマツ・クボタ・日立・住友重機は、世界でもトップシェアを誇ります。
では、次は建設機械業界の今後の動向ついて見ていきましょう。

建設機械業界の今後の動向

建設機械業界の今後の動向として、中期的には需要が拡大するといえます。特に新興国のインフラ整備、震災後の復興、オリンピックによる需要は拡大していくでしょう。実際に現在、建設ラッシュがおこっています。しかし、少子高齢化による影響は見逃せません。業界での生き残りをかけて、新しい技術の導入なども必要となってくるでしょう。特にIoTを活用した建設機械の研究やテストなどは、活発に進められています。

建設業界の市場規模は安定している!今後は更なるグローバル展開やIoTの活用が鍵

建設機械業界の市場規模は非常に大きく、動向も安定しているといえるでしょう。とくに、オリンピックや震災の影響により、新興国での建設ラッシュは後を絶ちません。今後は、少子高齢化の影響から免れるためにも、海外進出やIoTなどの技術を使った需要の拡大、技術の向上が必要となってきます。

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