東映の面接に受かるための対策と回答例

東映対策：面接の流れと内容

まずは、試験全体の流れを押さえましょう。過去の選考情報によると、東映の選考では書類選考、筆記試験の他に、4回の面接があります。下記でご紹介しますが、選考が進むにつれて質問の傾向が変わることもあるようですから、注意しましょう。

東映が重視するのはビジネスとしての映画との関わり

東映の企業ページでは、東映の採用方針のヒントを得ることができます。資格や映画経験があった方が、プラスになる可能性があるのは事実ですが、東映が重視するのは、いかに、ビジネスとして映画に関わっていくかということです。この点を押さえておきましょう。

東映対策：面接で聞かれた質問例集

それでは、東映の過去の面接で聞かれた質問例をご紹介しましょう。一般的な質問のほかに、独特な質問もあるようです。

【質問例】
◆志望動機
◆大学でやってきたこと
◆首相に一つだけお願いするなら何を言うか
◆最近のニュースで気になったものは
◆最近楽しいと感じたことは
◆この面接会場に来るまでに気になったこと

また、面接が進むと、一つの回答に対して理由を繰り返し問われるなど、掘り下げた内容になっていくようです。自己分析を入念に行い、柔軟に対応できるようにしておきましょう。

東映対策：面接の質問と回答例①

【質問例】
大学でやってきたこと

【回答例】
私は大学時代から映画業界に入りたいと考えていたので、映画研究会に入りました。映画研究会といっても、自分たちで映画を撮るのではなく、一本の映画を何度も見て、それについての感想を述べあうというものでした。私はその話し合いのテーマとして、新しく、自分がこの映画にキャッチコピーをつけるならどうするか、というものを提案しました。これはサークルの仲間にも好評で、定番のテーマになりました。同じ映画でも、人によって重視するシーンが違い、キャッチコピーも様々なものが生まれたのが、非常に印象的でした。

東映対策：面接の質問と回答例②

【質問例】
最近楽しいと感じたことは

【回答例】
私は文学部に所属しています。4年生になって、卒業論文のゼミが始まりました。研究室の仲間はみんな取り上げる作品が違うので、同じことについて勉強してきたこれまでと違い、協力し合うのは難しいと思っていました。しかし、研究室でそれぞれの資料を広げて読んでいると、新しい発見があった時はつい共有したり、友達に相談すると自分とは違った切り口を提案してくれたりと、やはり仲間と協力することで、自分の研究が進むということを実感しました。これまでとは違う体験で、今非常に楽しいと感じています。

東映対策：面接の質問と回答例③

【質問例】
この面接会場に来るまでに気になったこと

【回答例】
来る途中、フードコートに寄って食事をしました。私の対面に、母親と小さな子供連れがいました。母親は先に食べ終わり、子供が食べているのを、日に焼けた文庫本を読みながら待っていました。私はそれを見てなんとなく、「いいお母さんだな」と感じていました。ただ、それからしばらくして気付いたのですが、もしお母さんが手にしていたのが文庫本ではなくスマートフォンだった場合、私はきっと、あまり良い印象を抱かなかっただろうということです。文庫本がどんな内容だったかも分からないし、スマートフォンだとしても電子書籍を読んでいるかもしれないのに、手にしているアイテム一つでこうも印象が変わるものかと、自分の持っている先入観に驚きました。

東映株式会社の面接では変わった質問をされる場合もあるので例も参考にしっかりと自己分析して対策しよう

東映株式会社の面接の流れと質問例、回答例をご紹介しました。ご紹介したように、東映の面接では変わった質問をされる可能性もあります。ですから、具体的にどんな質問がされるか予想は難しいですが、入念に自己分析をしておくことで、柔軟に対応できるはずです。ご紹介した3つの例も参考にして、しっかりと対策を準備しておきましょう。