2019年10月31日(木) 更新

就活の軸と「成長」の繋げ方|入社後ミスマッチにならない方法

就活の軸を考えるためには?

就活の軸は、就活を進めるうえで、企業選びだけでなく選考、更には入社後にも関わってくるものです。

就活する中で「これだけは譲れないもの」は自分にとってなにか、決めてから就活を進めることをおすすめします。

そんな就活の軸を決めていくために取り組むことからご紹介します。

自己分析

就活の軸を考えるときには、まず自分をよく見つめて自己分析をしてみましょう。軸はいきなり出来るものでは、ありません。幼少期まで遡って、昔から大事にしていることや楽しいと感じることがベースとなり、今につながっています。

過去を振り返り、自分はどんなことでモチベーションが上がり、どんな事でテンションがさがってしまうのか、何が苦手なのか明確にしましょう。

将来の明確なビジョンを持つ

軸とは目的意識や行動の一貫性や行きたい会社に求める共通点でもあります。

なりたい自分があることで、そのためには今取り組むべきことは何かが分かります。ビジョンは1年後でも3年後でも5年後でもかまいません。自分がこうなっていたい姿を明確にしましょう。

企業での成長は就活の軸に置けるのか?

就活の軸を定めるとき、「自分が成長できる環境」とする人がいます。これは、就活の軸ではなく、自分の望みでしかありません。

ましてや、企業は個人を成長するだけの為に採用するわけではありません。もちろん、人を成長させてゆくゆくは企業を引っ張る存在になっていく存在に育てたい気持ちはあるでしょう。

しかし、ただ「成長できる環境」の場合は言葉足らずです。

就活の軸に成長を置くのは難しい

「就活の軸に「成長」を置く事について」と冒頭で説明しましたが、就活の軸に成長を置くのはなかなか難しいです。どうしてでしょうか。

成長はプロセスのため軸になりづらい

就活の軸に成長を置くのは難しい理由の一つは成長はプロセスのため軸になりづらいからです。

成長したいからその企業を選んでいるのではなく、成長した後、その仕事を通じてXXのような価値を出したいからその企業を選んでいることになります。つまり成長はプロセスであって、ゴールではないので、軸になりづらいという結論になります。

企業は個人を成長させるために採用するわけではない

企業が欲しいのは、「利益を生み出すことが期待できる人材」です。個人の成長だけを願って、人材育成をするわけではありません。

もちろん、成長意欲のある人は学びの吸収も良く、いち早く成長し会社に利益をもたらす人材になることが予想されます。
ですが、就活生はあくまで、成長を個人の糧とするのではなく、「企業に利益をもたらすための人材」になるためものとして軸にしましょう。

就活の軸に成長を置くのであれば具体的なキャリビジョンでの補足としよう

就活の軸に「成長」を置く事について、いかがでしたか。就活は軸があれば、ブレることはありません。ただし軸は頑丈である必要があります。頑丈にするには成長が具体的でなければいけません。

就活の軸に「成長」に置く場合は自己分析を行い、将来のビジョンを明確にしましょう。そのビジョンに対しての成長が企業で体験できるなら、その企業を選びましょう。
漠然と「成長したいから」は誤解を招く可能性がありますので注意してくださいね。

あなたの「就活の軸」はどうですか?まだ決めている人もそうでない人も、もう一度自分の「軸」についてまとめ直してみると良いかもしれません。就活の軸作成マニュアルを使えば、具体的にあなたの軸を作成することができます。志望する企業で、あなたの望む成長を遂げるために、軸の作成は早い段階で行っておきましょう。

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