大日本印刷を受ける就活生が必ず知るべき社風・会社概要

大日本印刷の社風・会社概要①：企業理念

大日本印刷の社風、会社概要から、まずは社風についてご紹介していきます。大日本印刷DNPの社風は、明治9年10月9日に前身である「秀英舎」が誕生したときから常に「挑戦」し続ける歴史からも分かります。
「秀英舎」が印刷した「改正西国立志編」は国内初の洋装本となり、以降は大日本印刷DNPになっても書籍や雑誌の印刷を軸に事業を拡大しています。

企業理念：「人と社会をつなぎ、新しい価値を提供」

大日本印刷の企業理念は「人と社会をつなぎ、新しい価値を提供」するというものです。今では大企業に成長していますが、かつては日本の印刷をけん引したベンチャー企業。新たな発想でイノベーションを推し進め、未来の社会に暮らす人々にとって不可欠な製品やサービス、仕組みを提供し、「未来のあたりまえをつくる」ことを目指しています。

社風：近年は働き方も見直されている

大日本印刷の社風としては体育会系で実力主義、上下関係に厳しい組織といえます。業務内容に関しても、ワークバランスの改善が行われ、以前ほど残業もなく、育休・産休や有給休暇なども取得しやすくなっています。

出版業界研究をもっと詳しく

出版業界で働きたいという就活生は、出版業界の仕組みや課題などについて知っておく必要があります。そこでおすすめなのが「出版業界大研究Book」です。この資料では出版業界の詳しい説明の他にも、主要企業の売上高の推移なども掲載されています。各企業別に事業内容や求める人材、そして志望動機例も紹介しています。無料でダウンロードできるため、効率的に業界・企業研究を進めたい就活生におすすめです。

大日本印刷の社風・会社概要②：社員の平均年齢

大日本印刷の会社概要を見ていきましょう。まずは平均年齢についてですが、全体で40.1歳となっています。内訳として、男性の平均年齢が41.4歳、女性の平均年齢が34.3歳となっており、女性の方が若い従業員が多くなっています。
従業員の人数を見ると、全体の10,697名のうち男性が8,743名、女性が1,954名という割合です。圧倒的に男性従業員が多い企業だといえます。

大日本印刷の社風・会社概要③：平均勤続年数と離職率

続いて 大日本印刷の平均勤続年数と離職率について紹介していきます。就職活動を行う上で「長く働ける会社か」というのは重要な要素のひとつです。平均勤続年数と離職率は、それを知るためにも大きな資料のひとつといえるので調べておきましょう。

平均勤続年数は男性の方が圧倒的に長い

まず、大日本印刷DNPの平均勤続年数は16.3年となっています。
この内訳として、男性が17.3年、女性が11.9年となっており、女性の勤続年数が短いのが特徴です。
また、大日本印刷DNPの3年以内の離職率は1.3％ほどです。まいとい定年退職する人の割合は0.50%から0.8%ほどで推移しています。

新卒社員の定着率は高い

大日本印刷DNPの勤続年数や離職率と同時に、新卒社員がどれだけ残っているのかについても確認しましょう。
新卒社員の定着率は下記のとおり、高い水準であるといえます。

2014年度：91.35％（2012年入社）
2013年度：92.77％（2011年入社）
2012年度：94.2％（2010年入社）

大日本印刷の社風・会社概要④：オフィス

大日本印刷の本社オフィスは東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号に位置しています。
他にも東京都の五反田を始め、全国各地に営業拠点を設けています。

【北海道】札幌、北見、帯広、函館
【東北】仙台、青森、盛岡、秋田、山形、郡山
【関東】鶴瀬、市谷、榎町、五反田、神谷、柏、多摩、宇都宮、水戸、横浜
【中部】名古屋、浜松、静岡、長野、新潟
【関西・北陸】大阪、京都、神戸、富山、金沢
【中国・四国】岡山、広島、福山、高松、松山
【九州】福岡、北九州、熊本、大分、鹿児島、那覇

海外拠点も多数

また、海外にも多数の拠点を持っています。以下にその一覧を記載します。

【米国】ニューヨーク、コンコード（シャーロット近郊）、マウントプレザント（ピッツバーグ近郊）、サンタクララ（シリコンバレー）、トーランス（ロサンゼルス近郊）、セーラム（ニューハンプシャー州）
【デンマーク】カールスルンデ（コペンハーゲン近郊）
【ドイツ】デュッセルドルフ
【フランス】パリ、ロワシー（パリ郊外）
【イタリア】アグラテブリアンツァ（ミラノ近郊）
【オランダ】ハーレム（アムステルダム近郊）
【タイ】バンコク 【ベトナム】ホーチミン
【シンガポール】シンガポール 【インドネシア】ジャカルタ
【中国】上海、北京 《台湾》台北、新竹
【韓国】ソウル 【オーストラリア】シドニー

大日本印刷の社風・会社概要⑤：業界内において

大日本印刷は印刷業界では「凸版印刷」に次ぐ業界第2位の大手企業です。その売り上げは1位の「凸版印刷」とほんの1,000億円程度しか変わらず、約25.9％のシェアを誇っており、実質のツートップといえそうです。
印刷業界の市場規模は約5兆6,000億円ですが、「凸版印刷」と大日本印刷DNPの大手2社で全治の半数以上のシェアを持っています。

大日本印刷に受かるための志望動機例文はコチラ！

志望動機として挙げられるのは2つあり、我々の生活にとって欠かせない印刷物を提供する企業として、多くの社会的責任を果たしていることが1つ目の理由です。また、印刷以外にも電子デバイスなどのエレクトロニクス分野に早くから参入し、多角的な産業で企業の成長を図っている点にも感銘を受けたことから、御社を志望いたしました。
私は情報コミュニケーション部門で様々な広告物や書籍などの印刷物を、より見栄え良く、美しく提供できるような工夫を凝らしていきたいと思っています。また、クライアントが満足できるようなパッケージ提案をおこないたいと考えています。

大日本印刷の社風は体育会系で上下関係が厳しい！会社概要から離職率は低く新卒入社の定着度は高い

大日本印刷を受ける就活生が必ず知るべき社風・会社概要について紹介しました。大日本印刷DNPの企業理念は「人と社会をつなぎ、新しい価値を提供」するものであり、日本の印刷業界の大手として圧倒的シェアを誇ります。
社風は体育会系で上下関係に厳しいようです。近年は有給休暇や産休・育休の取得がしやすいように、社内風土も変わりつつあります。
会社概要から平均年齢や勤続年数は男性の方が長い傾向にあり、近年は女性社員の働いやすさも重視されてきています。離職率は低い方で、新卒社員の定着率も良好です。
このような大日本印刷DNPの社風と会社概要を把握し、入社へ向けて対策を練っていきましょう。