2016年11月29日(火) 更新

千趣会の事業内容と業績からみる評判

千趣会は通信販売事業をメインの事業としている

千趣会における、最も主要な事業は通信販売事業となります。総合通信販売の「ベルメゾン」や花の通信販売を行っている「イイハナ」といった事業は、千趣会の売上のほとんどを占めているのです。特に女性向けの商品を取り扱っていて、千趣会の標語に「ウーマン スマイル カンパニー」とあるように、女性をターゲットとした商品を展開しています。

業績は堅調だが従業員数は多くなっている

千趣会が2015年に公開した有価証券報告書によると、業績が横ばいで推移しているのを見て取れます。平成23年度の売上高が137,261(単位:百万円)なのに対し、そこから上昇と下降を繰り返しながら、平成27年度では134,321となりました。ただ、千趣会の従業員数は平成23年度から上昇を続け、平成27年度では1987人と大幅な増員を見せています。

千趣会では保育所の経営にも取り組んでいる

千趣会は「ウーマン スマイル カンパニー」と自ら呼称するように、女性の生活に関連したブライダル商品も扱っています。最近では子会社の「千趣会チャイルドケア」において保育所の経営にも乗り出しているのです。社会問題となっている待機児童の解消に向けた取り組みと言え、2017年には東京都品川区に「えがおの森保育園・かつしま」を開園する予定となっています。

被災地の母と子の支援や乳がん検査のクーポンを配布している

千趣会におけるCSRの一環として先述した「えがおの森保育園」の経営の他、3つの基金運営があります。「ハハトコ東北基金」では被災地における、「母と子」を支える基金です。様々なイベントや赤ちゃんを包むおくるみの配布などを行いました。「ピンクリボン基金」では乳がん検診のための無料クーポン券を配布したり、「グリーン基金」において再生可能エネルギーの授業を行っているのです。

千趣会は女性が働きやすい環境や雰囲気に評判がある

千趣会での仕事は自由度があり、個人に裁量が任されている部分があります。女性をターゲットにしてサービスを展開している会社なので女性への理解があり、産休ないし育休を取りやすく、その後で復職できる雰囲気も整っているようです。通販大手として地位を確立している企業ですが、今後の展開についてしっかりと考えていて時代に取り残されないようと奮闘しています。

新しい戦略を考えられる社員が求められている

千趣会が求める理想的な社員像は、新しい戦略を考えられる社員と言えるでしょう。通信販売業界は、スマートフォンを介したマーケットが盛り上がりを見せています。こうした状況において、既存の通信販売会社がどう立ち向かっていけるのか、自由な発想で切り開く方を待っているはずです。特に、女性にとって働きやすい環境が整っています。

通信販売がメイン事業で業績は堅調な千趣会は従業員数も増えており女性が働きやすい環境が評判

千趣会は、通信販売を事業の柱とした企業です。ベルメゾンという通信販売事業では、女性を中心とした展開を見せていて業界内でも一定の地位を獲得しています。千趣会の業績は堅調ですが、年々従業員数が増えているという状況といえるでしょう。CSRは女性と子供をメインとしたものとなっていて、実際に保育園を運営している子会社も擁しています。スマートフォンによる通販マーケットが拡大を続け、既存の通信販売業界が岐路に立たされている今、大手通販会社という地位に甘えず、チャレンジ精神のある方が求められている企業といえるでしょう。

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