2017年07月07日(金) 更新
三井不動産の事業内容や業績からみる評判
目次
三井不動産のイメージは安定性とブランド力などが挙げられる
キャリアパーク会員の就活生を対象に「三井不動産に対するイメージを以下から選んでください(複数選択可)」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月15日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「三井不動産に対するイメージを以下から選んでください(複数選択可)」
不動産業界において、マンション等の戸建て売りなどをおこなっている三井不動産ですが、就活生の皆さんを対象に行ったアンケート調査において、「会社が安定していそう」「会社のブランドがありそう」とのイメージが強いことがわかりました。1940年代から続く経営と、三井グループのひとつということも相まって、ブランド力の高さがイメージにつながっていると推察されます。そんな三井不動産の事業はどんな内容なのでしょうか。
三井不動産の主要な事業内容は大きく4つある
グループ会社が30社以上もある三井不動産グループですが、その事業内容は大きく4つに分けられます。
■オフィスビル事業
トータルビルマネジメントから建物内外の保守や警備の請負などの事業を行っています。
■商業施設事業
ショッピングパーク「ららぽーと」、「三井アウトレットパーク」などの商業施設を展開しています。
■ホテル・リゾート事業
「三井ガーデンホテル」を運営しています。
■住宅関連事業
新築・中古・土地などの物件情報はもちろん、リフォームや賃貸住宅に至るまで住まいに関するあらゆるサービスを備えています。
三井不動産は、オフィスビルやマンション賃貸、商業施設開発、ホテル・リゾート事業を展開している総合不動産企業です。賃貸、分譲、マネジメントを主な収益源としており、2016年は117億円の純利益を計上しました。2020年以降のオフィスマーケットを見据え、日本橋エリアを中心としたオフィス事業の強化を図っています。また、近年ビル空室率問題が取りだたされる中、収益の安定化を図るために事業の多角化を進めています。海外事業では、成長性の高いアジアでの開発事業を推進しており、各国のマーケットに精通したパートナーと共に、事業領域拡大を続けているのです。
2017年3月期の利益は過去最高
オフィスビルのデベロッパーの業績はとても好調で、三井不動産の2017年3月期の連結純利益は過去最高となっています。住宅関連の分譲セグメントでは、個人向け住宅分譲の利益率の上昇により増益となった一方で、投資家向け分譲などは売却が集中した反動で減収減益となりました。全体では売上高が前年同期比11億円(マイナス0.3%)の減収にはなっているものの、業績は通期予想に対して順調に進捗している状態です。
(引用元:三井不動産投資家説明資料)
東京五輪に向けてビル開発やホテル開業を行っている
三井不動産の最近の取り組みは、何と言っても2020年のオリンピックに向けてのビル開発、ホテル開業のラッシュにつくでしょう。具体的には「新日比谷プロジェクト」や「日本橋再開発事業」など、三井不動産が最も得意とする街づくりの推進です。また、それと同時に商業施設もリニューアルや高難度の開発案件に取り組むなど、次世代型商業施設の開発に力を入れていく方針です。
三井不動産では3つの方針を基に活動している
三井不動産グループでは「環境負荷の低減」、「安全・安心、快適性の向上および持続可能性の確保」、「様々な主体との多様な連携・協力」この三分野を取り組みの方針として、様々な活動を行っています。具体的には、街づくりにおいて低炭素など自然環境の保全、分散・自立型エネルギーの導入を推進して環境負荷の低減を目指し、環境配慮型の街づくりを展開するなどです。
安定感や労働環境が評判となっている
三井不動産グループのどの会社を見ても、その評価は平均してとても高く評価されています。特に母体の三井不動産株式会社は星5つ、点数では70点以上と高評価になっています。その理由は、やはり大企業としての安定感があることです。給与も悪くなく、三井不動産グループとして社員の生活に密着した福利厚生の充実さもポイントが高いところです。残業や休暇についても満足している人が多く、さらに育児支援に加えて、介護支援にも力を入れているのも高評価につながっています。
社員には街づくりに対する思いが求められる
三井不動産の事業はオフィスビルや商業施設の運営・開発に加え、ホテル、住まいなど多岐にわたるのでそれぞれ求めるスキルは異なりますが、三井不動産グループが大切にする「街づくり」に対する思いは共通して求められるものです。自分の住みたい街はどんな街なのかについて常に発言できるような、意思を持った人材が求められます。また男女平等に、どんな環境でもそれぞれのライフステージに応じた働き方ができるので、常にチャレンジ精神を持っていればあらゆる場面で能力を発揮することができます。
4つの事業を抱えながらも業績が好調な三井不動産は安定しており労働環境も評判
三井不動産グループは歴史ある大企業ですが、その体制は古びれることなく、常に現代社会の取り巻く環境に対応し、さらなる街づくりを目指しています。また働く側としても、様々なライスフテージに合った働き方ができる会社だと言えるでしょう。社員のモチベーションもとても高く、なにより三井不動産グループならではの大きなプロジェクトに触れることができるやりがいや達成感があります。
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