2019年11月20日(水) 更新

【徹底解説】三井不動産のサマーインターンシップに参加するための選考対策

インターンシップの選考対策①:企業研究

三井不動産は最大手の国内総合デベロッパー

三井不動産株式会社は国内総合デベロッパー最大手の企業です。手掛けている施設は、ららぽーとや三井アウトレットパークなどの有名なものばかりで、最近では日本橋室町の再開発でも注目を浴びました。三井不動産の企業理念は「都市に豊かさと潤いを」、そして「不動産ビジネスを進化させることにより、人々に『新しい時代の夢と感動』をもたらす」というおのになっており、まさに不動産業界の最先端を駆け抜ける企業といってもいいでしょう。

IRから分かる三井不動産

IR情報から分かる三井不動産の事業内容・状況について解説します。「アニュアルレポート」によると、6事業を展開し、2016年の営業利益は2024億円にもなる、不動産業界のリーディングカンパニーです。官産学連携による日本橋地区の価値向上を指揮しており、新たなオフィス需要の創出を目指しています。東京五輪に関連し、住宅・オフィス需要が増えたことにより不動産業界は好調です。しかし、2020年の東京五輪終了後は、不動産需要が減少すると予想されています。これに対しベンチャーへの投資や、新規事業創造の戦略は今後どのような動きを見せるのでしょうか。

インターンシップの選考対策②:過去インターンシップの実施内容

三井不動産ではさまざまなタイプのインターンシップが催されており、時期や年度によってそれぞれ概要は異なります。また、選考内容もコースによって異なるので、しっかり確認しておきましょう。以下で、過去に行われたインターンシップである「柿の葉インターンシップ」と「体験型価値創造アカデミー」の実施内容を紹介しますので、今後の三井不動産のインターンシップに応募する際の参考にしてみてください。

柏の葉スマートシティ インターンシップ 2015

柏の葉スマートシティ(千葉県柏市)という場所で行われたインターンシップであったため、「柏の葉スマートシティ インターンシップ 2015」の名前となっていました。日程は

4月3日(金)9:30~19:00
4月4日(土)9:30~18:00

の二日間となっており、両日の参加が必須で、交通費、宿泊費等の支給はありませんでした。インターンシップ内容は、

・当社事業説明
・柏の葉スマートシティ見学
・グループでの課題検討、現地視察、プレゼンテーション準備、チーム発表

などとなっており、三井不動産が手掛けた柏の葉スマートシティを題材に、実際に現場で議論されている課題について、インターンシップ生でグループワークとして議論、検討を行うというものです。最後のプレゼンテーションでは、チームごとに柏の葉のプロジェクトマネージャーへ発表を行うものとなっていたようで、やりがいのあるものとなっています。インターンシップ選考には

・エントリーシート

が設けられていました。

体験型価値創造アカデミー

三井不動産の業務内で用いられている「付加価値を創造する―」という言葉を、体感型価値創造アカデミーを通して理解するというコンセプトのインターンシップになります。具体的な内容としては、ワークを通して、街を再開発していく中で創造する「付加価値」を体感するというものです。このワーク以外にも、三井不動産が「付加価値創造」を生み出した実例や人に触れる機会も設けられているようです。

【内容】
・ワーク:「再開発計画プロジェクト」
コンセプトと収支のバランスを考えながら、街にどんな付加価値を創造していくのか、ワークをつうじて「体感」
・ワーク解説/事例紹介
フィードバックをつうじて、プロジェクトの理解を深めていただくとともに、実際のプロジェクトも紹介。
・パネルディスカッション
セミナーでは、事業、会社だけでなく、「人」についても体感。現役社員が会社の仕事について、生の声を届ける。

インターンシップの選考対策③:エントリーシート・面接

選考a:エントリーシートの設問は基本的なもの

三井不動産のインターンシップでは選考でエントリーシートが課されることがあり、しっかり対策をしておくことが必要です。まずは過去の選考で出されたエントリーシートの設問を見ていきましょう。

◆学生時代に一番力をいれたことについて教えてください。 (全角 300 文字以内)
◆あなたのセールスポイントを教えてください。 (全角 300 文字以内)
◆当社のインターンシップを志望される理由を教えてください。また、応募されるコースを選択した理由も教えてください。 (全角 500 文字以内)
◆どの分野に興味がありますか?(2つまで選択可) (選択は 2 つ以内)
住宅開発、住宅販売、建築/設計、ビル賃貸運営、法人コンサルティング、ビル開発、不動産ファンド

選考b:面接では人柄が見られる

また、インターンシップのコースにもよりますが、三井不動産では選考で面接が設けられることもあります。これもしっかり対策を行うようにしましょう。以下が、過去の面接で聞かれた質問です。

・「自分の人柄が分かる自己紹介をしてください」
・「数あるインターンシップの中でうちを選んだのはなぜですか?」
・「この夏ほかにインターンシップはしますか?」
・「サークルやバイトはしてますか?」
・「その活動から学んだことがあればおしえてください」

選考対策:三井不動産の求める人材像と企業理念を理解する

三井不動産では企業の採用ホームページにて、求める人材について以下のように説明しています。

「新たな価値創造を求め、常にチャレンジングに行動して欲しい
フレッシュな感性を活かすとともに、過去にこだわらず、パイオニアスピリットを抱いて、
常にチャレンジングに仕事に取り組んで欲しいと思います。
そして、これまでにないような新しい価値を創造し、独創的で魅力的な街づくり、
都市環境を実現して、世の中の人々に喜びを提供していただきたいと思います」

上記の内容から三井不動産では、常に先進的で創造性のある人間を求めていることがわかります。都市開発をマネージメントする企業である以上、流行を敏感にキャッチして創造に落とし込むだけの気概をもった人物がほしいのでしょう。エントリーシートや面接で聞かれることはオーソドックスなものばかりですが、なぜ不動産業界なのか、そのなかでもなぜ三井不動産なのか、三井不動産でなにをしたいのか、そう考えたきっかけはなにか、学生時代になぜそれをがんばっていたのか、そこにどういう軸があるのか、などなど自己分析を重ねて、選考対策を怠らないようにしましょう。

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三井不動産のインターンシップ選考では先進的で創造性のある人物が求められる

三井不動産のインターンシップの選考と対策について紹介してきました。不動産デベロッパーの大手である三井不動産は人気も高く、業務体験をする上でも学べることはとても多いはずです。また、今まで何気なく親しんできた地域、施設の開発の内情を知ることができて、また違った視点で見れるようになるというのも面白いはずです。ぜひ、三井不動産のインターンシップ選考の対策を行って参加できるようにしましょう。

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