2021年06月07日(月) 更新

【就活で知っておくべき傘の取り扱いマナー】面接・説明会が雨の日だったときの対策を紹介します

この記事の監修者

キャリアアドバイザー

赤塩 勇太

大学を卒業後、新卒で採用コンサルティング会社に入社。キャリアアドバイザーとして、1,000名以上の就活生に対してキャリアセミナー、面談を実施。その後、採用コンサルタントとしてクライアントの採用課題の解決に従事。法人・求職者双方の目線から、適切なアドバイスを提供している。

突然の雨でもスマートに傘を扱って周りと差をつけよう

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「面接会場に傘を持ち込む際はどのように取り扱いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • 傘自体折りたたみで行くのでカバンにしまう
  • はいる前によく水をきる
  • わかりません
  • 綺麗にたたむ
  • 折り畳み傘を持っていき、床が濡れないようにふくろにいれる

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「面接会場に傘を持ち込む際はどのように取り扱いますか?」

面接会場に傘を持ち込む場合は、周りを濡らさないように気を付ける必要があります。「はいる前によく水をきる」「折り畳み傘を持っていき、床が濡れないようにふくろにいれる」など相手に対して気遣いを忘れない就活生は、人事に好印象を与えることができるでしょう。この記事では、傘を扱う際に気を付けたいマナーや、雨で大事な書類を濡らさないための対策を紹介します。

就活では突然の雨に降られることもある

就活では、突然雨に降られることもあります。出かける前に天気を確認して、ずぶ濡れの状態で面接等に行くことがないようにしましょう。また、就活では身だしなみや持ち物にも気を使いますが、雨の時にも守るべきマナーがあります。傘に関するマナーと、雨が降ったときも快適に過ごすための対策を知っておきましょう。

鞄の中の履歴書やエントリーシートを濡らさないように注意

就活の際に雨が降った場合は、傘の取り扱いと同時に、重要な書類を濡らさないための対策が必要です。企業に提出する履歴書やエントリーシートを濡らさないようにしましょう。雨が降るのは自然現象なので仕方ないですが、大事な書類を濡らしていいわけではありません。書類が水に濡れるとインクがにじんでしまう可能性もあります。これから社会人になる者として、大切な書類を濡らさないようにしましょう。

就活で使う傘はどのようなものが良いのか?

突然の雨に困らないよう折りたたみの傘をカバンに入れておく

就活で使うカバンの中に、できれば折りたたみの傘を入れておきましょう。突然の雨にも対応できますし、マナーとしても好印象です。もちろん就活の期間だけでなく、社会人になってからも折りたたみ傘はあると便利でしょう。 突然の雨に見舞われた場合は傘を買えば良いと考える就活生も多いですが、周辺にお店が無い場合や、あったとしても傘が売り切れの時もあります。急に強い雨が降ればスーツが濡れてしまいますし、ヘアセットやメイクも崩れてしまうでしょう。 傘を買うお金も必要になりますし、やはり折りたたみ傘はあった方が良いです。

濡れた折り畳み傘を収納できる便利グッズがおすすめ

折り畳み傘を使った後は、畳んでまたカバンにしまうことになります。そうなった場合、折り畳み傘に付いた雨が気になるでしょう。濡れたままカバンにいれると中が濡れてしまいますし、そのまま手に持っているのも邪魔です。そこで、濡れた折り畳み傘を収納できる便利なグッズを使ってみましょう。超吸水マイクロファイバー傘カバー|Amazonを使えば、濡れたままの傘の水分をサッと吸収し、そのまま収納できます。雨でない時はペットボトルホルダーとしても使用できるのでおすすめです。これがあれば、面接会場や移動の電車の中等で困らないで済みます。

大雨では長い傘が便利

ちょっとした雨の際には折りたたみ傘が便利ですが、豪雨の場合は長傘を使うようにしましょう。長傘の方が丈夫ですし、サイズが大きいのでスーツが雨で濡れにくくなります。フレームのしっかりした傘を選べば、強い風で裏返ったりする心配もありません。携帯しやすさでは折り畳み傘に劣りますが、機能性では長傘のほうが良いといえます。

あなたが受けない方がいい職業を確認してください

就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

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面接時の正しい傘の取り扱いマナー

続いては就活における選考やインターンの面接時の正しい傘の取り扱いのマナーを見ていきましょう。 傘の扱いのマナーは、意外と難しいものです。キレイにたたまないと見栄えが悪いですし、面接会場でポタポタと傘から雫が垂れている状態ではマナー違反です。雨の日には気をつけるべき点がたくさんありますので、ここでしっかりとポイントを押さえておきましょう。

就活時は傘はキレイにたたんでカバンと一緒に持ち歩く

面接会場に着いたら、傘はきちんと畳むのがマナーです。これは就活の面接に限ったマナーではなく、社会人になってから企業を訪問する時なども同様です。 普通の傘であってもビニール傘であっても、キレイにたたんで巻いた後に、カバンと一緒に持ち歩きましょう。さらに言うと、濡れた手と傘全体をタオルで拭くと、雫も垂れずに済むので好印象です。 こうしたケースを考えると、普通の傘よりも折りたたみ傘の方が便利でしょう。折りたたみ傘の場合は、袋に入れてカバンの中にしまうと楽です。豪雨でないのなら折り畳み傘がおすすめ といえます。

傘袋や傘立てがある場合は利用させてもらうのがマナー

面接会場の入り口に傘袋や傘立てが準備してある場合には、そちらを利用させてもらいましょう。建物内を濡らしてしまう事は、基本的にマナー違反となるからです。就活時にかぎらず、雨の日にはこうしたマナーを覚えておきましょう。 なお、社員の方に「傘立てはありますか?」と聞くことはマナー違反ではありません。また、訪問先が傘を預かると言ってくれたら、お礼を言って素直に傘を預けてしまいましょう。 就活面接やインターン面接では声がけしにくいかもしれませんが、室内を濡らしてしまうのが一番のマナー違反です。声がけできる状況であれば聞いてみましょう。

面接室に傘を持ち込むときの置き方

来客の少ない会社に就活で面接にいく場合、来客用の傘立てがあるところは少ないでしょう。そこで困るのが傘の置き方です。スーツやカバンのように毎回使うアイテムでない傘の置き方に悩む方は意外と多いのではないでしょうか。 面接室に傘を持ち込むときの置き方は、カバンの横に並べる置き方が一般的なようです。カバンは椅子の横に置くというのが基本の置き方ですから、カバンに向きを揃えて置くというのが、傘の置き方として適切といえます。 傘の向きについて明確なルールはありませんが、傘の先端を面接官に向けるのは失礼な気がしますし、持ち手の方を前にした置き方がいいでしょう。

自己分析の浅さは、人事に見透かされる

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就活で雨の日に面接に向かう際の注意点

雨の日は晴天時に比べると、気を使わなければならない点が何かと増えてしまいます。 傘だけでなく、事前に準備しておくと便利なものもたくさんありますので、ここで雨の日の面接で気をつければならない点を幾つかご紹介しておきます。 傘だけでなく雨の日全般で使えるマナーを覚えて、就活面接を無事に通過しましょう。

雨の日は自宅を早めに出る

面接の日が雨だった場合は、早めに自宅を出るように心がけましょう。雨が降ったせいで電車が遅延になることがあります。面接会場は初めて行く場所である場合が多いので、トラブルが起きるとすぐに対処法を思いつかないものです。遅延のせいで面接会場に到着するのが遅れるということがないように、1時間程早く会場についてから近くのお店やカフェで待つぐらいの余裕を持てると良いでしょう。

カバンには必ずタオルを入れておく

雨の日に限らず、カバンの中には必ずタオルを入れておきましょう。濡れた手を拭いたり、傘を拭いたり、スーツやコート、カバンを拭いたりもできます。また、雨の日は靴に泥がはねて汚れてしまう可能性もあるでしょう。玄関でササっと身だしなみを整えてから面接に臨むと、面接官に悪い印象を与えずに済みます。タオルは必ず準備しておきましょう。

重要な書類にはクリアファイルを使用する

重要な書類が鞄の中にある場合は、濡れないようにクリアファイルを利用しましょう。クリアファイルがあれば書類が水で濡れるのを防げますし、紙に折り目がついてしまうのを防げます。大事な提出書類が濡れてしまうと焦りますし、相手に悪い印象を持たれる可能性もあります。また、会場で新しく文書をもらうこともありますので、クリアファイルを常にカバンへ入れておくと便利です。

靴下・ストッキングも替えがあると安心

激しい雨の場合は、靴下やストッキングまで濡れてしまう可能性があります。余裕があれば予備を持参すると良いでしょう。特に就活中は学校や面接や会社説明会などで歩きまわることもあるでしょうから、準備しておくと安心です。 就活中は不測の事態に備えて、準備を万端にしておきましょう。

カバンや靴には防水スプレーをかけておく

雨の日の就活では、カバンや靴が濡れてしまうのが気になります。濡れてしまったカバンや靴を次の日も使用する場合は、乾かすのに時間と手間がかかるでしょう。そうならないためにおすすめしたいのが、防水スプレーです。雨に濡れる前に防水スプレーをしておくことで、水を弾いて水分が染み込まないようになります。また、防水スプレーを使えば靴の表面がコーティングされるので、汚れにくくなるという効果もあるのです。靴が革製でも使えるかよく確認して購入しましょう。

電車やバスに乗った時は水滴に配慮する

就活で電車やバスを利用した際には、傘から水滴が垂れないように配慮しましょう。傘のベルトを留めてから乗車するようにして、周りの迷惑にならないようにすることがマナーとして大切です。混在している時は特に配慮し、傘の先を下に向けて体の正面で持つようにしましょう。雨の日に一人ひとりが気配りをすることで、快適に1日を過ごすことができます。

雨の日は髪型の乱れにも注意

雨の日は面接会場に着くまでに雨に濡れたり、湿気を含んでしまったりで、セットした髪型が乱れてしまう場合もあります。そういう時のために、就活で使うカバンの中にはスプレーや整髪料を入れておくことをおすすめします。面接前には、鏡で自分の姿をチェックしてから臨みましょう。傘ばかりでなく、こうした点にも配慮が必要です。

就活面接は折りたたみ傘を常備し雨の強さによっては普通の傘をさして行こう

就における選考やインターンの面接が雨の日だった場合の傘の取り扱い、面接室での置き方などをご紹介しました。雨の日のマナーは社会人になってからも意外と重要です。スーツが濡れたり、ヘアセットやメイクが崩れてしまわないためにも傘はかならず持参しましょう。
就活ではビニール傘でなく、普通の傘あるいは折りたたみの傘を使う方が好印象です。傘だけでなくマナー用品も合わせて携帯するように心掛けましょう。突然の雨でも慌てずに済むように、日頃から雨の日のマナーをしっかりと覚えておくことが大切です。就活を始める際には、就活用の傘を購入してみましょう。

キャリアアドバイザー|赤塩 勇太

気配り・マナーの点からも折り畳み傘がおすすめ

数社の採用面接が入っている日の雨、憂鬱ですよね。記事でも書かれているように、基本的には折り畳み傘が良いです。なぜなら、かさばらないという点と、水滴が訪問先の床にたれないからです。細かいところの気配り・マナーを徹底できるよう、事前準備をしておきましょう。

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