2019年11月06日(水) 更新

タカラトミーの面接に受かるための対策と回答例

タカラトミー対策:面接の流れと内容

面接対策のための回答例を見る前に、まずはタカラトミーの面接における選考の基本的なパターンについてみておきましょう。タカラトミーのエントリーシート提出後の選考フローは、その年ごとにエントリーした人にのみ公開されるようになっています。例年では面接は3回、1次選考の後にグループディスカッション形式の選考が入るのが基本のようです。

面接は穏やかな雰囲気でおこなわれる

1次面接は集団面接、2次面接は個人面接、3次面接では社長や役員との集団面接となっています。どの段階でも場の空気は和やかなので、圧迫面接の際の対策は必要なさそうです。自己分析と企業研究を十分に行い、自分の言いたいことをしっかりと伝えられるよう準備しておけば、十分持ち味は発揮できるでしょう。では、回答例を見る前に、これまでの面接での質問の例を見ておきましょう。

面接において第一印象が与える影響は大きい

自己分析や業界・企業理解がどの程度できているかも、高評価を受けるために大切な要素です。今の時点で、あなたの面接力はどのくらいでしょうか?それを知るために活用したいのが「面接力診断」です。質問に答えることで、どのスキルが足りていないのかが一目でわかります。結果を参考にすることで、時間のない就活生も効率的に対策を進められます。無料でダウンロードできるので、気軽に試してみてくださいね。

タカラトミー対策:面接で聞かれた質問例集

【質問例】
・1分ほどの自己PR(毎回あり)
・「子どもむけの商品企画」プレゼンテーション(「商品企画書」の事前課題をプレゼンテーション)
・質疑応答(毎回あり)
・10億円あたったら何に使いますか
・仲の良い友人になりきってあなた自身を紹介してください
・会社を選ぶ上で大切にしていることを3つ教えてください
・トミカの魅力を交互に簡潔に伝えてください
・なぜタカラトミーなのか
・玩具業界をどのようにみていて、タカラトミーは今後どのように対策をしていくべきか
・今まで生きてきたなかで尽力したこと
・子どもの頃大好きだったおもちゃ・ゲーム・アニメ
・他社の選考状況
・なぜこの業界なのか
・大学での専攻について
・タカラトミーについて知っていること
・熱中したこと失敗したこと
・業績悪化の原因
・子供が今一番欲しいおもちゃはなんだと思うか
・あなたのことを嫌いな人がいるとして、その人はあなたのどこが嫌いだと思うか

以上がここ最近のタカラトミーの面接で行なわれた質問の例です。
タカラトミーの面接では、どちらかといえば企業・業界研究よりも自己分析の深さを問う質問が多い傾向にあります。もちろん業界研究や企業研究もしっかりと行う必要がありますが、それ以上に自己分析を深く掘り下げておく対策が必要。効果的な面接対策として、これらの質問について友人たちなどと実際に会話をしておくという方法をオススメします。

自己分析の深さを問う質問が多いため対策しておく

面接では会話力・対話力を見られますが、普段から話していないことはうまく話せなくて当たり前です。「いつも通り話す」ことができるように事前準備をしておきましょう。では以下でいよいよ回答例をみておきましょう。回答例ではあえて会話調にすることで、少しでも面接の雰囲気を感じてもらえるようにしています。

タカラトミー対策:面接の質問と回答例①

【質問例】
「仲の良い友人になりきってあなた自身を紹介してみてくれますか?」

【回答例】
「はい。彼はとにかく真面目な人です。学園祭で模擬店をした時にも「やるからには2次会まで全員タダで飲めるくらい稼ぐぞ」と言って、看板のデザインや原価の計算、材料の搬入経路などを企業かというくらいにきっちりと指示してくれました。おかげで本当に2次会までみんなタダで飲めました。ただ、その真面目さが「頑固」という欠点にならないように注意してほしいです。社会に出たら良い意味で肩の力を抜いて、楽しんでやっていってほしいですね。」

タカラトミー対策:面接の質問と回答例②

【質問例】
「志望動機を教えてください。」

【回答例】
「私は幼い頃から車のおもちゃで遊ぶことがとても大好きで、御社の「トミカ」や「チョロQ」を集めながらきょうだいと遊んでいました。また、「プラレール」を使って街のジオラマを作ったりするなど、常に御社の製品とともに成長を重ねてきました。その経験をきっかけに「自分が手掛けたおもちゃで子供も大人も喜ばせたい」との思いを持つようになったことと「仕事も遊びも、楽しみながら取り組む」姿勢に共感を持ったことから、御社を志望いたしました。自分が経験してきた遊びや楽しみを、老若男女関係なく実感していただけるよう、「トミカ」などのロングセラー商品や新商品の開発に携わりたいと思っています。」

タカラトミー対策:面接の質問と回答例③

【質問例】
「会社を選ぶ上で大切にしていることを3つ教えてください。」

【回答例】
「モノ作りに携われること、面接が楽しいこと、フレキシブルな社風であること、の3つです。玩具は特に好きですが、それ以外の洋服や工業製品などモノ全般が好きなのでモノ作りを仕事にしたいと考えています。2つ目の面接が楽しいという点ですが、各企業の方と話していて楽しいと思えなければきっと入社しても楽しくないだろうと考えるからです。3つの社風に関しては、「上司の言うことが絶対」という社風では自己主張の強い私では向かないと考えるからです。」

タカラトミー対策:面接の質問と回答例④

【質問例】
「子どもの頃大好きだったおもちゃ・ゲーム・アニメはなんですか?」

【回答例】
「小さい頃はプラレールばかりを遊んでいました。最初はパッケージの指示通りに作りますが、一度完成させるとそこから自分なりにアレンジして色々な路線にできるのが楽しくて、ああでもないこうでもないとずっと遊んでいた記憶があります。」

タカラトミーの面接では普段通りに話そう!自己分析が大切

タカラトミーの面接に限らず、就職活動の面接で最も大切なのは「いつも通り言いたいことを話す」という点です。「いつもよりかっこいいことを言ってやろう」なんて思えばすぐにボロが出ます。特にタカラトミーでは圧迫面接の心配がないので、その場のハッタリよりも普段の自分が見られます。
対策をする時は、面接時に自分が出せるよう普段から面接で聞かれるないようを口に出して話しておくのが効果的です。といっても話し言葉の程度は回答例で示した程度のものにしましょう。あまりくだけすぎると心証を悪くします。その点に注意して、ここで挙げた質問例に対して自分なりの回答例を書き出すのではなく、「喋る」という対策をしておきましょう。

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