2020年06月30日(火) 更新

コマツ(小松製作所)を受ける就活生が知るべき業務内容と労働時間

コマツの労働環境について①:事業内容は建設・鉱山機械など

1921年(大正10年)の創立以来、建設・鉱山機械、小型機械、林業機械、産業機械などの事業展開を行ってきたコマツ。就職を希望する場合、事業内容や労働時間などの労働環境についての理解が必要です。働きやすい社内風土が整備されたコマツの労働環境から、まずは事業内容を確認しましょう。

海外での売り上げが8割を占めるグローバル企業

コマツは、177社(連結対象)を含む子会社などで構成されたコマツグループの中核を成す企業で、今や建設・鉱山機械メーカーとして、世界で通用するグローバル企業へと成長しました。現在では建設・鉱山機械のシェアは世界第2位を誇り、売り上げの8割を海外が占めるほどです。

主力商品は建設機械や鉱山機械

コマツの主力事業は建設機械や鉱山機械の開発・販売で、湯竜ショベルやホイールローラー、ダンプトラックなどが有名です。
ユーティリティーと呼ばれる小型機械としてミニショベルやフォークリフトなども手掛けています。

資源リサイクル機械も開発

コマツでは自走式破砕機(ガラパゴス)、自走式土質改良機(リテラ)、などの資源リサイクル機械や、分野別仕様機械など、専門的な使い方をする製品も多く手掛けています。「品質と信頼性」を最も大切なテーマとしているコマツだからこそ展開できる製品群です。

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コマツの労働環境について②:業務内容は技術職と事務職で異なる

コマツの事業内容の次は、業務内容を説明します。
コマツへ入社後は研究・開発や生産技術などをおこなう【技術職】と、営業や生産管理を行う【事務職】で業務内容が異なります。詳細は以下の通りです。

■【技術職の業務内容】 研究、開発、生産技術、調達、サービスエンジニア
■【事務職の業務内容】 営業、生産管理、調達、経理・財務、人事・総務、法務

技術職:生産技術の業務内容

技術職に属する生産管理の業務内容を紹介します。担当範囲が広い部署で、新機種の生産性検討から量産機種の生産性向上、工場のレイアウト見直しにいたるまで多岐にわたります。
製品の生産性・品質向上を目的としたテストを重ね、他部門を取りまとめながら実用化を進める業務内容です。

事務職:生産管理の業務内容

事務職の生産管理の業務内容は、工場の生産が滞りなく進むように、工場だけでなく本社や他の工場に製造依頼を出したり、部門間の調停役を務めたりするものです。輸出業務に携われるため、日々グローバルな環境で業務内容に励むことができます。

コマツの労働環境について③:労働時間は8時間でフレックスタイム制度あり

次は気になるコマツの労働時間についてです。働く上で勤務時間の長さは歳を重ねても働き続けられるかに関わる大切な要素です。充実した福利厚生と休暇制度が整えられているコマツの労働時間を確認しましょう。
コマツの勤務時間は標準労働時間帯として、本社が9:00~17:45、工場が8:00~16:45、研究所が8:30~17:15です。1日の労働時間は8時間です。
フレックスタイム制を導入しており、会社の定めたコアタイムの間に勤務していれば、自分の採用で出勤、退勤の時間を管理できます。

労働時間は月平均170時間ほど

月の労働時間は月平均170時間ほどです。これはコマツの勤務時間と週休2日制から計算しています。クチコミからも、部署によりますが、長時間の残業などは少ないとされています。上記の労働時間はあくまで独自計算によるものであり、職種や繁忙期によっては実際の企業の労働時間や残業時間とは異なる場合があります。

コマツの労働環境について④:ライフワークバランスを推進している

コマツの労働時間の次は、気になる残業時間を確認します。働く上では残業時間の長さは知っておきたい情報です。
コマツは残業時間を減らす取り組みとして、ライフワークバランスの推進を進めています。総実労働時間の削減という大きなテーマに対し、労働組合と協調。年間2,100時間未満、年次有給休暇平均16 日以上取得という具体的数値目標を掲げ、各職場で活動計画を作成するなど、効率的な働き方を実現しています。

育児支援や介護支援を取得できる

コマツでは、子育てをする社員のために、育児休業制度や小学3年までの子の育児のため、1日最大3時間の労働時間短縮を行っています。
また、介護支援として最大3年間取得可能な介護休業制度や、1日最大3時間の労働時間短縮が可能な勤務方法も取得できるようにしています。

コマツの労働環境について⑤:働くやりがい

グローバル企業として活躍するコマツで働くことは、日本のものづくりを世界に広めることに繋がります。「グローバル・チームワーク」と「チャレンジング・スピリット」がコマツの合言葉で、全世界の社員が一丸となり、ユーザーに喜ばれる製品作りを目指しています。
また早くから多くの経験を積める社風のため、失敗を恐れずに挑戦し続ける精神を養えます。

エネルギー分野のコマツは職種で業務内容が異なりライフワークバランスの推進で総労働時間を減らす取り組みがある

グローバル企業のコマツは、建設・鉱山機械の製造・販売を主な事業内容とし、業務内容は職種で変わりますが、技術系と事務系で異なる業務内容です。労働時間と残業時間は職種や業務内容、個人の裁量にもよりますが、ライフワークバランス推進のため減らす取り組みが進んでいます。
コマツへの就職を考えるなら、同じ業界の企業の業務内容や労働時間についても調べて対策を練り、採用を勝ち取りましょう。

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