2019年11月07日(木) 更新

三菱マテリアルを受ける就活生が知るべき業務内容と労働時間

三菱マテリアルの労働環境について①:事業内容は銅やセメント・電子材料

創業から140年経っても常に業界の最前線で活躍し続ける三菱マテリアル。銅やセメントなどの社会生活の基盤となる基礎素材から、自動車部品の加工などに使われる超硬切削工具、TVやPCに使われている電子材料など、多岐にわたる事業内容が特徴です。
そんな三菱マテリアルへ就職を希望する場合、事業内容や労働時間などの労働環境についての理解が必要です。働きやすい社内風土が整備された三菱マテリアルの労働環境から、まずは事業内容を確認しましょう。

超硬工具・電子材料からエネルギーや環境リサイクルまで行う

三菱マテリアルの事業内容はセメント、非鉄金属製錬(銅、金、銀等)、金属加工品(超硬切削工具)、電子部品、電子材料、エネルギー(原子力、地熱・水力発電)、環境・リサイクル、貴金属等など多岐にわたります。
これらの事業内容は私たちの日ごろの生活とは結びつかないように思えますが、金属加工品などは身近にあるテレビや自動車、携帯電話に使われています。三菱マテリアルは人々の生活を支える「複合事業体」です。

セメント事業の内容

セメント事業は、人類の文明発展に貢献するもので、道路や橋、ダム、空港、ビルに上・下水道など、あらゆるものに使われています。各種セメント、生コンクリート、 セメント二次製品の製造販売から総合建設業まで幅広い事業体制が出来上がっており、 国内だけでなく、アメリカ、中国、ベトナムなどに製造・販売拠点を設け、世界のインフラ整備に貢献しています。

金属事業の内容

三菱マテリアルは銅などの金属素材を使って日本の産業の発展に貢献してきました。
金属事業では、鉱山、製錬、銅加工、貴金属の4つの事業分野からなり、世界中のものづくりに必要とされる素材を提供しています。

資源・リサイクル事業の内容

地球の限りある資源を大切に使うため、三菱マテリアルの全事業でさまざまな取り組みを進めています。資源・リサイクル事業では、資源事業、エネルギー事業、環境リサイクル事業など、三菱マテリアルのグループ全体に関わる分野を柱としています。家電リサイクルで培った技術を応用して自動車リサイクルを推進し、食品廃棄物のエネルギー化に取り組んでいます。

三菱マテリアルの労働環境について②:業務内容は事務職と技術職で異なる

三菱マテリアルの事業内容の次は、業務内容を説明します。
三菱マテリアルへ入社後は営業や管理などを行う事務系と、研究開発や製品企画を行う技術系の2つで大きく業務内容がことなります。職種による業務内容は以下の通りです。

◆事務系の業務内容/営業系職種、管理系職種、情報システムほか
◆技術系の業務内容/研究開発、製品企画・設計、生産技術、生産管理、エンジニアリング、情報システムほか

営業職の業務内容

営業職は社会インフラを支える基礎材料としてのセメントを安定供給するための重要な役割を担っています。営業職の中でも得負い行企画は国内の販売店管理や債券管理などを担当し、国際営業はアジア圏やアフリカ、オセアニアなどを担当し、輸出船などを使った取引を行っています。

研究職の業務内容

研究職はユーザーのニーズや将来技術のトレンドを的確に見抜き、差別化された製品や技術をタイムリーに開発する業務内容です。経営戦略部門や各事業部門のマーケティング部門と密接に関わり、様々な研究開発を行っていきます。

三菱マテリアルの労働環境について③:労働時間は標準的

次は気になる三菱マテリアルの労働時間についてです。働く上で勤務時間の長さは歳を重ねても働き続けられるかに関わる大切な要素です。充実した福利厚生と休暇制度が整えられている三菱マテリアルの労働時間を確認しましょう。
三菱マテリアルの勤務時間は9:00~18:00ですが、勤務地によって異なります。一部でフレックス制度があり、会社の定めたコアタイムを挟んで既定の時間分働けば、出勤・退勤時間を自分の裁量で決められます。

子育て支援制度を強化

三菱マテリアルでは、法で定められた以上の各種子育て支援制度を整えています。育児短縮勤務は小学3年生までの子供をもつ社員が利用でき、近年では子供の看護休暇を一部有給として取得できるなど、「保育両補助制度」を創設。育児のための多様な働き方を支援し、男性社員にも取得しやすいよう「育児休業等早期復帰一時金制度」なども導入しています。

労働時間短縮への取り組み

他にも各事業所の内情に応じて所定外労働削減と有給休暇取得促進に取り組んでいます。2013年には、全社組合員平均で年間総労働時間を2,015時間にする計画を立て、「ノー残業デー」や「有給休暇取得奨励日」を設けたところ効果を発揮し、結果として1,999時間まで短縮できました。

三菱マテリアルの労働環境について⑤:働くやりがい

三菱マテリアルは世界で活躍するグローバル企業であり、そのための人材育成として、「社員皆教育」を理念にしています。新入社員から部長職までを対象とする階層別研修や通信教育支援制度、留学制度などの教育研修の機会を充実させています。
そのため、入社後も成長を続け、世界中で活躍できる人材へと成長できる可能性を秘めています。セメントなど世界のインフラ整備に欠かせない分野でやりがいを持って業務内容に励める環境が、三菱マテリアルには整っています。

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三菱マテリアルは職種で業務内容が異なりライフワークバランスのため労働時間を減らす取り組みが進んでいる

銅やセメントからエネルギー事業まで、世界中のインフラを担う三菱マテリアル。事業内容はセメントや非鉄金属製錬、電子部品など幅広く、製品やサービスの多くが世界の人々の暮らしの役に経っています。業務内容は職種で変わりますが、事務職と技術職とで異なります。労働時間と残業時間は職種や業務内容、個人の裁量にもよりますが、ライフワークバランスへ向けた取り組みが盛んで、働きやすい職場環境が整っています。教育制度も盛んで、入社後も成長が望める企業です。非鉄金属業界に属する三菱マテリアルへの就職を考えるなら、同じ業界の企業の業務内容や労働時間についても調べて対策を練り、採用を勝ち取りましょう。

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