富士フイルムの最近の取り組みと会社の評判

就活生が抱く富士フィルムのイメージとは？

キャリアパーク会員の就活生を対象に「富士フイルムに対するイメージを以下から選んでください(複数選択可)」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

■調査方法：キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時：2017年3月15日
■調査元：ポート株式会社
■調査対象者：キャリアパーク会員の就活生
■質問内容：「富士フイルムに対するイメージを以下から選んでください(複数選択可)」

就活生の多くは、富士フィルムに対して「会社のブランドがありそう」と回答しました。1934年に富士写真フイルム株式会社として設立した富士フィルム。具体的にはどういった事業を展開しているのでしょうか。本記事では富士フィルムの基本的な事業内容から、最近の取り組みや評判などについて詳しく見ていきたいと思います。

富士フイルムはカメラや医療用機器の開発・販売を行う

富士フイルムの主要な事業内容は、カメラやフイルム、印画紙の販売を含んだイメージングソリューションの開発販売、医療用機器の開発や販売などです。映像関連技術に定評があるだけでなく、フイルム開発から派生した医療関連技術や医療用機器開発も高い評価を得ています。

営業利益と純利益は増益を記録している

富士フイルムの主な実績について確認していきましょう。平成28年度3月期の決算は、平成27年度決算に比べ売上がわずかに減少し、税金調整前の利益も減少したものの、利益率の改善や法人税の改正により、営業利益と純利益では増益を記録しています。とくにヘルスケア事業と高機能材料などの利益率が高い分野に投資しており、着実に成果を上げていると言えるでしょう。富士フイルムは大手でありながらも、今後の成長が期待できるといえます。

富士フイルムは再生医療やベンチャーへの投資を行っている

富士フイルムは再生医療分野に積極的に投資を行っており、フイルム技術を応用した医療素材の開発や、ベンチャー企業への投資、技術協力を行っています。また、軟骨の時価培養技術の知名度向上のために特設サイトを作るなど、再生医療の知名度向上と普及のための活動に取り組んでいるのも特徴です。また、小型軽量かつ高性能なデジタルカメラの開発や、美容関連商品の開発など、様々な分野の商品開発に意欲的に取り組んでいます。

CM作成や写真展による文化発信に取り組んでいる

富士フイルムは医療技術の開発と発展で社会貢献を行うだけでなく、最新のソリューションや技術がいかに社会に貢献するかを映像にまとめ、TVCMとして放映しています。また、文化や芸術、社会情勢の情報発信として、定期的に写真展を開催しており、目に見える形での環境改善に取り組んでいるのも富士フイルムの特徴だと言えるでしょう。また、環境への配慮を意識した活動を全社で徹底しており、積極的に株主や外部に配信するなど情報の公開範囲が広いのも特徴です。

風通しの良さや熱気がある社風の良さが評判

富士フイルムは医療技術の開発など未知の分野にも積極的に取り組んでいくことから、社内で働く人もイノベーションを求める人材が多く、風通しの良さや熱気がある社風が評判です。労働環境の良さや、女性でも育児休暇やワークライフバランスの調整がしやすいことを評価する声もあります。また、研究開発における個人の裁量が大きいことから、仕事にやりがいを見つけやすいのも特徴だと言えるでしょう。

周囲と調和を保ちながら努力できる人材が求められている

富士フイルムは人や環境に役立つ技術開発を進めており、他者へ配慮しながら新しい分野に積極的に取り組める人材が望まれています。また、女性に対する補助精度が手厚いように、性別に関わりなく成果を上げようと努力する人を支援するシステムが充実していると言えるでしょう。富士フイルムでは、個人主義ではなく、周囲との調和を保ちながら努力で切る人間が評価されるのです。

富士フイルムは再生医療に取り組んでいる風通しの良さや熱気がある社風が評判の企業

富士フイルムは医療分野などの先進技術の開発研究に積極的に投資をしており、今後も発展性が見込まれる企業の1つだと言えます。特に医療分野ではすでに成果が出始めている研究も多く、美容関連へすそ野を広げるなど収益の安定性にも貢献していると評判です。カメラを使った映像技術の開発だけでなく、文化の発信や社会貢献にも積極的で、経営が安定しているのも富士フイルムが評判のポイントだと言えるでしょう。