2016年11月29日(火) 更新

日本ロレアルの労働環境や最近の取り組みなどから見る評判

化粧品の輸入や製造などが日本ロレアルの主な事業

日本ロレアルでは化粧品の輸入、製造、ないしマーケティングを主な事業としています。ロレアルという大企業の支部なのですが、販売だけではなく研究開発も行っているのです。特に化粧品は人種の体質が深く関わってくるため、日本人モニターによる評価テストを行えるというのは貴重な体制と言えるでしょう。日本で販売する化粧品を、日本人でテストするというのは評価すべきことです。

日本ロレアルの売上高成長率は+4.7%

日本ロレアルはあくまでフランスの企業であるロレアルの子会社で、独自の株式を日本市場で公開していません。2015年度のAnnual Reportによると、アジア地域において前年比+4.7%の売上高成長率となりました。また、レポートの中では「driven by excellent performances in Japan」とあるため、アジア地域の中でも特に日本が売上高を牽引したことが分かります。

日本ロレアルは会社で使う電力をグリーン電力化した

日本ロレアルは2016年9月1日より本社、工場、研究所で使われている電力を100%グリーン電力化することを発表しました。年間約600万キロワットの電力を、全て石巻合板工業株式会社が保有するバイオマス発電から賄うことにしたのです。バイオマス発電は、CO2を始めとして環境に対する負荷がとても低い発電方法となっています。こうして得た電力を日本ロレアルという大企業が進んで利用するのは、社会的意義の大きな取り組みと言えるでしょう。

女性が働きやすい環境作りを行っている

日本ロレアルは2016年9月1日、自社における女性の職場環境を整えるために、東京都議会1階に同年10月1日に開所する「とちょう保育園」の利用を決定しました。この保育園は年間利用における民間企業が利用できる枠が2つしかなく、その1つを埋めたということになります。主に0歳児を預けられ、その子が1歳児になってからも、以降の入所ができるよう支援を続けていく予定です。

日本ロレアルは実績重視で失敗に対しても素早い対処が求められる

日本ロレアルは実績重視の傾向にあり、自分のやったことがそのまま自分に返ってくるため努力次第で報酬を増やすことが可能です。会社の姿勢としては常に新しい事に取り組んでいくというものなので、研修以外にも自習が必要となります。失敗に対してはどう対処するかが問われるので、失敗について思い悩むより対処法をスピーディに実行することが重要となるでしょう。

自発性や発想力などがある人を求めている

日本ロレアルでは成果主義の傾向が強いため、与えられた仕事をルーチンワークのようにこなすのではなく、自分で仕事を見つけ自分で仕事を行うという自発性が求められます。常に新しい知識を吸収し、進歩し続けるという意識をもつようにすると良いでしょう。こうしたことから日本ロレアルでは自由な発想ができ、迅速な実行力を身に付けている方を求めていると言えます。

会社の電力をグリーン電力化した日本ロレアルは実力主義であり女性の労働環境整備に評判がある

日本ロレアルの労働環境や最近の取り組みなどから見る評判について見てきました。日本ロレアルは、世界的な化粧品企業ロレアルの日本支社となります。事業内容はただ単に化粧品を輸入するだけではなく、日本の工場で製造したり日本人のテスターを使って化粧品の性能を検証するといったことも行っているのです。工場を含めた、会社で使用する電力を全てグリーンエネルギーで賄ったり「とちょう保育園」の利用を決めたりと、社会的に意義のある活動に取り組んでいます。社風がスピーディーな成果主義なので社員には実行力や決断力を求められますが、成功すればそれに見合った報酬を受け取れるでしょう。

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