2018年03月30日(金) 更新

地方公務員(市役所)に受かる志望動機の書き方とポイント7つ|参考にしたい例文もご紹介

地方公務員を目指す理由をよく考えてみよう

地方公務員への就職を目指すためには、志望動機をしっかりと練り上げておくことが大切です。公務員は就活生に人気の仕事ですし、慣れ親しんだ地元で働きたいと考える人もいるでしょう。また自分の地元以外の場所で公務員を目指す人もいます。志望動機をしっかりと考え、他の応募者と差別化をしておかなければなりません。公務員は安定している、給料が高いなどの理由で志望する人が多いですが、実際の選考ではそれらの理由を伝えてしまうとマイナスの印象を与えてしまいます。安定性やお金以外で、公務員を志望した理由を伝え、なぜその地域で公務員を目指すのかを明確にする必要があります。地方公務員の仕事をきちんと理解し、なぜ目指すのか、明確な理由を見つけていきましょう。

地方公務員の主な仕事内容

地方公務員の志望動機を作成するためには、まずはその仕事内容を知っておくことが大切です。どんな仕事なのかを知らないままに働きたいという気持ちを伝えることはできませんし、志望動機としても弱くなってしまいます。
また万が一就職できたとしても、仕事内容を正しく知らなければ理想と現実のギャップを感じてしまい、長く続けられないことも多いです。志望動機の作成だけではなく、就職後に困らないためにも地方公務員がどんな仕事をしているのかを知っておきましょう。

情報を管理する部署

一口に地方公民といってもさまざまな仕事があり、各部署ごとに仕事内容は違っています。情報を管理する部署では住民票を扱ったり、納税などの管理をおこないます。各自治体ごとに個人情報を扱いますので重要な部署で、お金の管理もしなければならないので責任感が必要な部署です。住民票などの情報が外部に漏れてしまうと大変なことになるため、情報を漏らさないように細心の注意を払って仕事を進めなければなりません。納税についても同じで、きちんとお金の管理ができていなければ多くの人に迷惑をかけてしまいますし、一つ一つの仕事を丁寧におこなうことが大切です。公務員は真面目さ、誠実さが求められる仕事ですが、情報を管理する部署ではそれらの能力がより顕著に必要だと言えます。

地域を振興するための部署

地域を振興するための部署では、地域活性化のイベント企画などをおこないます。町おこしなど、各自治体ごとにPR活動をおこない、地域の振興のために努めます。地域を活性化させるためには、その地域の特徴や性質などを知っておかなければなりませんし、愛着を持っていることが大切です。地域のことをよく知らなければ何をPRしていけばいいのかわからないので、活性化をおこなうこともできません。また地域の活性化のためには地域住民の協力が欠かすことはできません。多くの人と協働して働けることが大切です。高いコミュニケーション能力が求められる仕事であり、地域の人たちから信頼され、認めてもらう必要があり、その上で協働を呼び掛けていくのが仕事です。

施設を管理する部署

施設を管理する部署は、学校や公的な病院などの管理、運営をおこなっています。公立、市立などの学校や病院がこれに該当し、地域の住みやすさ、豊かさを維持するためには必須のものになります。施設の管理では運営の管理をおこなう場合もありますが、実際に施設の職員として出向し、働くことも多いです。学校や病院以外にも公的な施設はたくさんあり、さまざまな場所での仕事を経験している人も少なくありません。施設管理の部署では施設の運営だけではなく、維持などもおこないますし、やるべき仕事はたくさんあります。基本的には裏方として施設の運営をおこない、支える役割を担いますが、出向によって職員として働く可能性があることも覚えておきましょう。

市役所の職員に応募をする人は少なくない!

調査方法:twitterを使用して学生にアンケート
調査実施日:2017/1/30
投票数:122

市役所の職員への応募状況についてアンケートをとったところ、全体の25%の方が「ある!」と回答しました。この結果より回答者の4分の1の方が市役所に応募をしているということになりますが、これはかなり人気が高いといえます。この記事では市役所の職員(公務員)の志望動機の書き方などについて説明していきます。

地方公務員に合格するには志望動機も大事!

地方公務員、すなわち市役所や区役所で働くには、公務員試験の合格が必要です。まず一次試験では、筆記試験を行い、その後に小論文や面接などがあります。そして、この面接で躓いてしまう人も少なくありません。筆記試験の突破も重要ですが、面接で志望動機を上手く話せなかったことが原因のようです。地方公務員になるためにも面接で失敗しないための方法を学んでおきましょう。

筆記試験以外の面接も採用で重視される要素

公務員採用試験の面接では、人物を重視する傾向にあります。地方公務員を取り巻く環境は財源カットや採用抑制により、厳しくなっているのが現状です。実際、採用試験においても「雇ってから育てる」から「最初から使える人材」を求めています。そのため、地方公務員になるには面接の対策を十分にしておく必要があるでしょう。

区分や職種の特徴を理解しておくと志望動機も書きやすい

市役所や区役所の職員は地方公務員に該当します。志望動機を作る際は、公務員の区分や職種ごとの特徴を理解しておくといいでしょう。地方公務員にも一般職、特別職などの区分があり、様々な部署・部門があります。それぞれ担当する地域の課題などは異なってくるため、志望する職種について理解しておいてください。市役所や区役所も地域ごとの違いがあるため、しっかり調べた上で志望動機を作成しましょう。

公務員の志望動機作りで悩んだら

公務員の区分や職種ごとの特徴をまとめた資料もあります。こちらの公務員になるための業界研究資料では、複雑な公務員の職種体系や志望動機の書き方をわかりやすくまとめました。少しでも公務員に興味がある方は早めにこちらの資料を読むことをおすすめします。

地元以外の地方公務員を目指すには?

地方公務員を目指す人の中には、地元以外の市役所や区役所で働きたいと思っている方もいるでしょう。基本的に地元以外の地方公務員を目指すことは可能です。ただし、志望動機の作成、採用においてはポイントがあるので確認しておきましょう。

その地方・自治体を選んだ理由を明確にしておこう

まず地元以外の市役所、区役所の職員を目指す場合は、なぜその地域・自治体を選んだのかを明確にしておきましょう。地元以外の地方公務員を志望しているなら、最初に面接官が疑問に思うところだといえます。市役所や区役所の業務は、その土地ならではの特徴を理解していないとやっていけない仕事も少なくありません。その自治体を志望する理由をしっかり伝えられるようにしておいてください。

地域の役に立ちたいという思いを伝えられるようにする

地元以外で地方公務員を目指す場合は、その地域の役に立ちたいという思いを伝えられるようにすることが大切です。地方公務員はその地域に特化したサービス業であるため、その地域への愛着や熱意などが伝わらなければ選考を突破することはできません。公務員ですので、公共の利益、全体の利益を考える必要がありますが、地方公務員は少し特殊であり、基本的にはその地域の利益のみを追求します。もちろん利益の追求によって他の地域に迷惑をかけるということはしませんが、国内全体の利益というよりはその地域に絞った利益を考え、追求するのが仕事です。なぜその地域で公務員になりたいのかだけではなく、その地域への愛着と役に立ちたいという強い気持ちを伝えて志望度の高さをアピールしましょう。

地方公務員の志望動機の書き方とポイント7つ

では、市役所や区役所に採用されるための志望動機の書き方、ポイントについて紹介します。地方公務員の志望動機は、論理的に伝えることが大切です。自分がなぜこの地域の職員にふさわしいのか、書き方のポイントをおさえて志望動機の作成・面接に挑戦してみてください。

①地方公務員の仕事について把握する

市役所・区役所などの地方公務員を目指すなら、公務員としての考え方や、その業務内容を把握しておくことがポイントです。仕事内容や考え方を把握していないと、志望動機・理由を書くのは難しいといえます。 本やインターネットで徹底的に情報収集しておきましょう。もし、詳しく知りたい情報があるなら、市役所や区役所に資料請求しても構いません。余裕があるなら、希望する市役所、区役所のインターンシップに参加して理解を深めるといいでしょう。

②なぜ公務員なのかを明確にしておく

志望理由書の志望動機で聞きたいことの1つは「なぜ公務員なのか」という点です。「なぜ公務員なのか」について明確にしておくことは、志望動機を考える上でのポイントでもあります。公務員・地方公務員という仕事上、親に進められて、安定したいから、という理由で志望してくる方も少なくありません。 しかし、それを志望動機として正直に書くのは避けましょう。民間企業ではなく、なぜ地方公務員として働きたいのかを明示しなくてはいけません。

③そこで働きたい理由を具体的に書く

地方公務員の志望動機を書くポイントには、なぜその自治体、地域を選んだのかが挙げられます。これは、なぜ地方公務員を選んだのかと並ぶほど重要なポイントです。地元だからではなく、なぜその市役所、区役所を選んだのかという理由が必要だといえます。そこで働きたい理由が論理的に盛り込まれていると、説得力のある志望動機が作成できるでしょう。

④コミュニケーション能力をアピール

市役所や区役所の志望動機には、コミュニケーション能力をアピールする内容を盛り込むのも有効です。自治体の仕事は役所内、役所外に関わらず様々な人と関わる機会が多いといえます。窓口対応はもちろんのこと、地元の企業や委員会と話し合いをする機会も少なくありません。業務に活かせるコミュニケーション能力があることをアピールすると、他の志望者と差もつきやすいでしょう。

⑤対応力や柔軟性について盛り込む

地方公務員の志望動機を作成するなら、対応力や柔軟性部署異動して関わる分野がこれまで変わり、また勉強しなおさなければいけないことも少なくありません。したがって、その部署への対応力や柔軟性は求められる資質の1つなのです。ぜひ、大学時代のエピソードなどを設けて志望動機に盛り込んでみてください。

⑥地域に寄り添って考えられることを伝える

市役所や区役所で働くには、その地域についての理解、知識が必須です。志望動機で地域にどれだけ寄り添って考えられるのか、熱意と志をしっかり伝えましょう。地域には解決の難しい課題が多くあります。解決していくには、地域に対して真剣に向き合える人材が必要です。市役所や区役所で課題に対してどう向き合うか、働く意気込みや熱意を志望動機に書くといいでしょう。

⑦地方公務員についてあらゆる立場からの意見を聞く

公務員・地方公務員として、「役所や区役所の役員として是非、欲しい!」と思われるためには、1つの目線だけで公務員について考えていてはいけません。地方公務員について、あらゆる立場からの意見を聞いて見ることも大切です。 例えば、両親や親戚などに市役所・区役所の印象についてたずねてみるといいでしょう。その市役所・区役所のどんなところが良くて、どんな事に不満を感じるのかが聞けるはずです。そうすれば、これまでになかった公務員増が見えてくるかもしれません。

観光部署について志望動機で書く際のポイント

市役所や区役所には、観光部署というものがあります。近年の地方創生などの取り組み、各自治地帯が独自の観光施策を行っているため、観光部署を志望する人も少なくはないかと思います。そんな観光部署へ志望する際は、どんなポイントをおさえておくといいのでしょうか?ぜひ、参考にして志望動機に盛り込んでみてください。

やりがいはあるがきつい仕事だと理解しよう

近年、市役所や区役所などの地方自治体はあらゆる観光施策に取り組んでいます。イベントなど華やかなイメージもあると思いますが、やりがいもある反面、簡単にはこなせない仕事だと理解しておきましょう。観光部署は、役所内はもちろんのこと、外部の企業など多くの人と関わらなくては仕事ができません。また、イベントの主催は楽しそうなイメージがありますが、準備や運営など大変な仕事です。やりがいも多いですが、その大変さを理解した上で志望動機を作成するといいでしょう。

観光分野の志望動機には説得力が必要

観光部署や関連分野に関して志望動機を書く際は、やはり説得力が求められます。特に地域活性化、地方創生は多くの人が志望動機の例に挙げるでしょう。そのため、そんな志望動機の中でも差別化を図るには、説得力が求められます。志望する市役所や区役所が重要視する課題は何なのか、徹底的に考えて論理的に説明できるようにしておきましょう。

地方公務員の志望動機・理由の例文を確認!

公務員や地方公務員の志望動機・理由は、一般的な企業とは、やはり少し異なります。地方公務員の志望動機の例文を見て、イメージと書き方を掴みましょう。ただ、あくまで例文は例文です。例文を参考にしつつ公務員になりたい理由をしっかり考えて、自分なりの志望動機を考えエントリーシートなどに書きこんでください。

例文①:街づくりに携わりたい

例文①

私は貴所の観光部署で街づくりに携わりたいと考えています。特に県外に向けて○○市の魅力や特産品を発信していきたいです。県外へ魅力をある方法は様々あると思いますが、私は貴所のように積極的に県外で展示会やイベントの開催をする方法が有効だと考えています。
大学時代は販売員のバイトをしており、お客様と向き合って魅力を伝える大切さを学びました。お客様が納得して購入していただけるように、商品知識を学んだり、話し方を練習したりしました。その結果、バイト先でMVP賞をいただいたこともあります。ぜひ、この販売スキルを活かして○○市の魅力を県外に伝えたいです。

例文②:公務員の働きぶりに感銘を受けた

例文②

私は地域のサッカークラブに所属しており、そこで市役所の方と良くお話をしていました。災害時に道路などの安全確認をいち早くしているといった話を聞き、当たり前に道路を使えるのは市役所の方々のおかげなのだと感銘を受けました。
私は学生のときから人の役に立つ仕事がしたいと考えています。所属していたサッカー部では、外部とのやり取りや、会計なども担当しておりました。貴所で大学時代の経験を活かして、市民にとってなくてならないサービスを堅実にこなしていきたいです。

例文③:愛着のある地元で働きたい

例文③

私は大学で社会福祉論を専攻しており、そこで得た知識を用いて○○市を暮らしやすい街にしたいと考えています。御所は女性進出や社会福祉事業に注力しており、地域で行う包括的なケアシステムに大変感銘を受けました。
大学で研究した内容を活かし、特に介護の分野で家庭内以外からも支援・予防していく方法を模索したいと考えています。経験と知識、サークルで身に付けた体力を活かして、生まれ育った愛着のある○○市に貢献する人材になりたいです。

例文④:地元ではないことを強みにする

例文④

私は○○市の他にはない地域の温かさ、移住者を受け入れる仕組みが整っていると感じました。私の地元は○○市ではありませんが、学生時代4年間だけ過ごしたことがあります。親の転勤で子供の頃から引っ越しをくり返しており、ほとんどがニュータウンと呼ばれる地域で暮らしていました。あらゆる地域で暮らした結果、○○市で過ごした居心地の良さは格別だと感じています。
私は大学で地域政策論について学んでいました。これから地域が生き残っていくために県外や海外から移住する人の受け入れ態勢、支援が重要になると考えます。○○市の地域資源を活かしながら、地元以外からも愛着を持ってもらえる地域にしたいです。

例文⑤:知識を活かして地域の防災に貢献したい

例文⑤

私は御所で自然災害への備えや発生後の復旧業務に携わりたいと考えています。大学では地震対策に関する知識や、環境防災学を学んでいました。また知識だけでなく、被災地で半年間インターンし、現地の防災や学習支援などに関わりました。ここでは知識以外の地域コミュニティーや、仕組みづくりの大切さを学びました。
大学で学んだ経験を活かし、自然災害による被害を減らす方法や、避難後に市民の方が安全に過ごせるように方法を考えていきたいです。そのため、貴所の職員になることを志望致しました。

例文⑥:Uターンした立場の視点を活かす

例文⑥

私は貴所でUターンした立場の視点を地元に活かしたいと考えています。私は県外の大学に通っていました。Uターンで故郷に戻ることが決まり、準備のために何回か戻ってきた際に昔通っていたお店が閉店していたりと、以前と大きく市の環境が変わったのだと実感しました。
私は大学時代に経営学を専攻していました。御所ではその知識を活かして、伝統のある地元の産業・お店の支援をしたいと考えています。時代に合った対応をするのか、人材の獲得・育成に必要な方法を地域の方々と模索していきたいです。

地方公務員に採用されるには志望動機が重要!選んだ理由を明確にして適性をアピールしよう

公務員・地方公務員として市役所、区役所の職員になるには”志望動機”も重要です。
市役所・区役所役員といった公務員の志望動機では市役所は安定している、公務員を勧められてといった曖昧な志望動機を志望理由書やエントリーシートに書いてはいけません。

なぜ公務員なのか、公務員の中でもなぜその職種・部署なのか、なぜこの市役所なのかといった事を明確にもって丁寧な書き方をすれば好印象を与えられるでしょう。志望理由書に書いた志望動機は市役所職員になった後のモチベーションにも繋がります。しっかりと考えておきましょう。

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