【知ってから挑もう！】合同説明会に参加する企業側の目的

合同説明会の企業側の目的とは

調査方法:メールを配信して学生にアンケート
調査日時:2017年1月26日（木）～1月29日（日）
調査元:ポート株式会社
調査対象者:キャリアパーク会員の大学生・院生
有効回答数:438人
質問内容:「合同説明会に参加する企業の目的に興味がある」

就活生を対象に438名から集計したアンケートによると、「合同説明会に参加する企業の目的に興味がありますか？」という質問に対して、88.5%の人がYes、11.5%の人がNoと答えました。（2017年1月時点、キャリアパーク調べ） 合同説明会は無料ですし、就活生なら誰でも参加することができます。ですが、企業としては直接採用に結びつくことはないため、「お金がかかるだけなんじゃないか」と不安になってしまいますよね。それに、なぜ合同説明会に企業が参加するのか知らなくては、企業の目的に合った行動を取れなくなってしまいます。今回は合同説明会になぜ企業が参加するのかを説明していきます。

プロモーションの場だと考えている

まずはシンプルにプロモーションということに目的を置いている企業もたくさんあるでしょう。特に中小企業などはこの可能性が高いのではないでしょうか。自分たちがどれだけいい仕事をしていようと、知ってもらう機会がない限りは良い人材は集まってきませんから、まずは知ってもらう必要があります。

多くの学生や企業があつまる合同説明会ならば、確実に多くの人に自分たちの良さを伝えることが出来ますよね。そういうシンプルなプロモーション目的である場合が多いでしょう。

企業のブランドアピールの場でもある

参加する側としても、せっかくの機会なので、よりたくさんの企業を見ると良いでしょう。会社情報はもちろん、魅力的な商品などにも出会う事ができるかもしれません。そういう目的があるので、合同説明会ではなるべく多くの会社をみるようにしていくといいでしょう。そうすることにより、企業側の目的をかなえてあげることにつながりますから。

合同説明会の企業側の目的◇人材厳選の為

合同説明会という場所で、ある程度欲しい人材を厳選するということを目的としているところもたくさんあるでしょう。もしその場所に良い人材がいればそこで目を付ける企業もありますし、その説明会の場でしっかりと自分たちが今欲しい人材像をつたえることで、目的以外の人材を振り落とそうとしているところもあります。

企業側も必死である

採用活動は慈善活動ではありませんし、無料でできるものでもありませんから、やはり応募してきてくれる人材は、それなりに選考にかかるべくしてかかる人物でなければならないのです。そのために合同説明会という場所で、事前にはっきりとこういう人材を探しているということを強くアピールすることを目的にしている企業も中にはあります。

合同説明会の企業側の目的◇出会いたい学生と出会うため

優秀な人材を集めるのは簡単ではありません。、不特定多数へのプロモーションを目的とするのでもなく、最初からターゲットをしぼって、そのターゲットと直接的な繋がりを持つことを目的としている企業も中にはあります。知名度もないけど、専門性も高い会社などは、こうしてターゲットを絞って情報を発信し、不特定多数の中から偶然の出会いを期待するところもあるのです。

よりレベルの高い人材を求めている

たくさんの人がいる合同説明会で、ターゲットをしぼった説明会をしていれば、必然的にそういう人と出会える可能性も高くなります。そうして出会ってしまえば、あとはコネクションを作れば安心です。そうしていかないと目的の人材を確保できないという場合にはこういうことを目的としている場合もあります。

高いレベルでの企業説明をする事により「こんなハイレベルな企業で働いてみたい」と思う学生もいれば「こんなにハイレベルな企業は無理かも」と思う学生もいます。そうして残った人材ほど、将来的に伸びる可能性が高いのです。

合同説明会に参加する場合のコツ

合同説明会に参加する場合は、効率的にブースを回って情報を収集することが大切です。効率的な回り方を知っておくことで、当日を無駄なく過ごすことができます。合同説明会を無駄なく過ごしたい就活生におすすめなのが「合説効率化マニュアル」です。無料でダウンロードできる上に、企業情報まとめシートや振り返りシートがついた【合説効率化シート】もプレゼントしています。ぜひ、合同説明会前に準備しておきましょう。

企業側の目的を理解すると、合同説明会の見方も変わる。

このように、合同説明会に参加する企業には、その会社によって大きくわけて３つの目的があると言えるでしょう。これらの目的を理解して、こちらもしっかりと目的意識をもって合同説明会に行きたいところですね。せっかくの時間を有意義に使うためにも、覚えておきましょう。