2016年12月02日(金) 更新

【就活】志望動機で使う「貴社・御社・弊社」の敬語表現における正しい使い分け

志望動機における「貴社・御社」の敬語には使い分けがある

まずは、志望動機で登場する「貴社」と「御社」の敬語の使い分けから覚えましょう。意味はどちらも「相手先の会社を敬う敬語」です。しかしビジネスマナー上、これらの敬語は区別して使うのが一般的。では、どのように「貴社」と「御社」を使い分けるのか見ていきましょう。

念のためですが、弊社は自分が所属している会社のことを指します。弊社については、後半で当社との使い分けについて、説明していきます。

敬語の種類の把握と使い分けは必須

就活全般において、敬語の種類の把握と使い分けは必須でしょう。敬語の種類には、「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」があります。尊敬語(主語は相手)は、相手を敬っている場合に使い、謙譲語(主語は自分)は、へりくだった言い方をする際に使います。丁寧語は、表現を丁寧にする際に使われ、一番使われる敬語ともいえるでしょう。
ちなみに、「貴社」と「御社」は「尊敬語」であり、「弊社」は「謙譲語」になります。

「貴社=書き言葉」・「御社=話し言葉」と定義されている

一般的に、貴社は「書き言葉」、御社は「話し言葉」として使い分けられています。つまり、同じ志望動機で相手先企業を述べる場合でも、面接などの口頭の場合は「御社」を使い、履歴書やエントリーシートといった書面では、「貴社」を使いましょう。

この敬語を使い分ける理由は、主に「貴社」に要因があります。声に出してみるとわかりやすいのですが、「キシャ」という言葉には、同音異義語が多いのです。「汽車・記者・帰社」など、どれも日常的に使われることがある言葉ですよね。

しかし、書面に記すにあたっては、意味をとり違える恐れはありません。従って、「貴社=書き言葉」、「御社=話し言葉」として使われているのです。

相手先が「会社」以外のときは敬語の言い方が変わる

では、志望動機を述べる相手先が会社ではなく、省庁や学校などの場合の敬語はどうなるのでしょうか?
希望の業種・職種によって、そういった疑問も当然出てきますよね。以下で、その例を挙げていきますので、確認していきましょう。

「会社」以外のさまざまな敬語の使い分け【具体例】

前者が話し言葉での敬語、後者の()内が書き言葉での敬語です。

・省庁…御省(貴省)
・都道府県…御庁・御県(貴庁・貴県)
・病院…御院(貴院)
・銀行…御行(貴行)
・信用金庫…御庫・御金庫(貴庫・貴金庫)
・協会…御会・御協会(貴会・貴協会)
・学校…御校(貴校)
・学園…御学園(貴学園)
・学院…御学院(貴学院)
・機構…御機構(貴機構)

以上は一例ですが、見て分かる通り、敬語の使い分けは「貴社・御社」と同じです。志望動機を書面に書く分には良いですが、口頭の場合は、普段言い慣れない響きばかりかもしれません。志望動機について質問されたとき、スムーズに会話できるよう練習しておきましょう。

「弊社・当社」の敬語にも使い分けがある

ビジネスシーンでは、「弊社」「当社」という言葉もよく耳にしますが、こちらは、自分が所属する会社を指します。この使い分けはどのようにしたらいいのでしょうか?
貴社と御社のような使い分けなのかというと、それとは別の考え方になります。

転職活動をしている人は、志望動機で今在籍している会社のことを「弊社」と呼ぶのか、「当社」と呼ぶのか、正しい使い分けをしっかり把握しておきましょう。

「弊社=社外に対して使う」・「当社=自社内で使う」

弊社と当社、どちらの敬語も意味は先述の通り、「自分の会社」です。では、この敬語をどのように使い分けるのかというと、弊社は「社外・他の組織に対して使う」、当社は「自社内で使う」と考えてください。

これは、「弊社」のほうが、「当社」より、へりくだった表現になるためです。そのため、へりくだる必要のない自社内では、「当社」を使うのです。ただし、金額交渉など、強気で話をしたい場面では、対社外であっても弊社ではなく、あえて「当社」を使う場合もあるでしょう。

志望動機で使う場合は「弊社」で統一してください。貴社・御社と併せて、正しい敬語の使い方をマスターしましょう。

志望動機では「書き言葉=貴社」「話し言葉=御社」「弊社=社外に対して使う」を使い分けてマナーのある書き方をしよう

志望動機では、「貴社・御社・弊社」の敬語を場面により、正しく使い分ける必要があります。具体的には、書き言葉としては「貴社」、話し言葉としては「御社」です。この敬語の使い分けがきちんとできていないと、ビジネスマナーを把握できていないと思われてしまう可能性もありますので、注意しましょう。

また、対社外に自社のことを伝えるときは、「弊社」で統一しましょう。強気な姿勢を見せたいときには、あえて「当社」を使う場合もありますが、転職活動の志望動機で答える場合は、「弊社」を使わなければいけません。正しい敬語表現をしっかり頭に入れ、いざというときに慌てないようにしましょう。

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