2021年10月20日(水) 更新
漢字検定(漢検)の正式名称と履歴書への正しい書き方
目次
漢字検定の資格と履歴書への記入方法
就職・転職に有利な資格として挙げられるものには、「漢字検定」があります。
小学校、中学校、高校など、受験時にも一定の考慮がされる資格だけに、学校ごとに受験を推奨・実施している場合も多いです。「そういえば取ったかも…?」くらいでほぼ忘れている人も多いかもしれません。
■調査方法:メールを配信して学生にアンケート
■調査実施日:2017/1/26~1/29
■投票数:438
就活生を対象に438名から集計したアンケートによると、「履歴書に漢字検定を書いたことがありますか?」という質問に対して、19.2%の人がYes、80.8%の人がNoと答えました。(2017年1月時点、キャリアパーク調べ)
漢字検定を履歴書に書いたことがある人は、2割弱と少ないですが、持っている際には正しい書き方をする必要があります。それでは、漢字検定の正式名称から見ていきましょう。
履歴書には「日本漢字能力検定」と正式名称を記載する
漢字検定の級位は10級~1級まであり、漢検2級と1級については、間に準級も存在しているため、全12級位となっています。履歴書に書く際には、免許・資格欄に、他の資格と時系列に取得した年・月とともに記載しましょう。
そして、気になるのが皆さんが誤解しがちな正式名称についてです。漢検の正式名称は「日本漢字能力検定」です。「漢字検定」は正式名称ではありません。たとえば平成25年5月に漢検2級に合格していたら、
「平成25年5月 日本漢字能力検定2級合格」
と正式名称で記入するのが正解です。正式名称を漢字検定と間違えないよう注意してくださいね。
取得日は合格証などで調べた正しい情報を記載する
しかし、漢検を取得したのが少し前で、取得日を覚えていないから日付が書けないという人も中にはいるでしょう。そういった場合は、合格証に書いてある日付を書きましょう。取得年度は覚えている、という方は漢検協会が出している対応表で確認すると、合格証書一覧表が見れますので、そこで取得日が調べられます。また、漢検には合格したが取得した年を忘れて、さらに合格証まで失くしてしまったという場合は、漢検協会に問い合わせができます。合格者情報を教えてくれたり、有料ですが合格証を再発行したりしてくれますので、安心してください。
あなたが受けない方がいい職業を確認してください
就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか診断してみましょう。
履歴書に書いて有効なのは漢検2級以上
英検の4級を、履歴書に書く人はあまりいません。漢字検定でもいわゆる就職・転職用の履歴書に書く場合は、最低でも漢字検定のホームページでも「高校卒業程度」とガイドされている3級からです。 さらにいえば、一般的には履歴書に書いて評価されるのは、漢検2級からだといわれています。
漢検2級は社会人としての評価ラインに値する
漢検2級から評価される理由としては、ちょうど常用漢字の範囲をすべてカバーする資格になっているためです。生活していく中で、現代の国語を書き表し、かつ、それが使用される目安となっているものが常用漢字です。すなわち、最低限、常用漢字をすべてカバーしている漢検2級が、社会人としての評価ラインとなるわけです。これから資格取得を考えているのであれば、まずは漢検2級を取ることを目標にチャレンジしてみましょう。
履歴書にすぐに書ける!漢検CBT受験もおすすめ
漢字検定の履歴書への書き方を知りたかったけれど、持っているのは3級だし…という人!あきらめるのはまだ早いです。 実はあまり知られていないですが、漢検2級までは年2回の会場での試験のほか、コンピューターでいつでも受験が可能です。履歴書に書きたいけれど、次の試験まで時間があるし、ムリ…とあきらめていた人へ履歴書を充実させるために、漢検CBT受験をオススメします。
受験後約10日で結果が通知される
ただし、コンピューター受験といっても、オンライン受験ではありません。この試験を受けることができるのは、「漢検CBT会場」です。全国の主要都道府県に会場があり、日本漢字能力検定協会のホームページで実施会場とスケジュールが確認できます。申し込みはそのホームページからでき、受験後はおおよそ10日前後で結果が通知されます。少しでも早く、履歴書に漢字検定の資格を書きたいなら、ぜひチャレンジしてみましょう。
あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう
就活では、自分が適性のある業界を選ぶことが大切です。向いていない業界に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する業界と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの業界を診断できます。
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漢字検定(漢検)を履歴書に書くときは取得した年・月とともに正式名称の「日本漢字能力検定」と記載しよう!
漢字検定資格の正式名称と履歴書への書き方について見てきました。履歴書の免許・資格欄に時系列で記入します。たとえば、平成25年5月に漢検2級に合格していたら、「平成25年5月 日本漢字能力検定2級合格」と正式名称で記入しましょう。履歴書に書いて評価されるのは、常用漢字をすべてカバーする漢検2級からです。これから取得を考えるなら、漢検2級を目指しましょう。
漢検2級までなら、定期の会場試験だけではありません。ほぼ毎日行われている、コンピューター受験「漢検CBT会場」受験が可能です。スピーディな資格取得で履歴書を充実させましょう。
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