2020年06月29日(月) 更新
就活で滑り止め企業の選考を突破する方法|【何社受けても落ちる人の原因とは】面接の必勝法・内定承諾書の取扱についても紹介
目次
就活で滑り止めが欲しい場合は企業を絞らずに幅広い選択を持つ
就活では、自分が本当に入社したい企業1社に絞って選考を受けるよりも、滑り止めも考えておく人が多くいます。
しかし、滑り止めの企業も数少なく絞ってしまうと、その企業さえも落ちてしまうということが考えられるのです。そのため、就活では滑り止めも考えておいた方が選択肢が広がります。
エントリー数が少ないと受かる企業数も少ない
滑り止めでエントリーする企業が少ない場合、受かる可能性のある企業の数が少なくなってしまうのは当然です。そのため、滑り止めを考えるのであればエントリーする企業の数は少なすぎてもいけないのです。
しかし、「とにかくたくさんの企業をエントリーすればいいのか」というと、決してそういった訳ではありません。
1企業で見るのではなく「業界」で考えることが大事
では、滑り止めの企業はどのように選択していけばいいのでしょうか?滑り止めとする企業の選び方ですが、絞り過ぎてもたくさんエントリーしすぎてもいけません。滑り止めとする企業は、「業界」で考えて選択するのです。
例えば、本命はを食品メーカーをしているのであれば、滑り止めも食品関係の企業で選ぶのです。本命は食品メーカーなのに滑り止めとする企業は自動車部品メーカー、や金融関係、IT系にするなど、業界がばらけてしまわないようにするのがおすすめです。
自信過剰になっては滑り止めにも落ちてしまう可能性大
滑り止めとしたい企業を、業界を絞って選択して受けたのにも関わらず落ちてしまう人もいるでしょう。そういった人は自信過剰になっていることはありませんか?
「この企業は第一志望ではないから」「滑り止めの企業だから受かるだろう」そういった安易な考えでいると、滑り止めの企業であったとしても内定がもらえない可能性があるのです。
何社受けても企業研究を疎かにすると滑り止めでも落ちる
滑り止めであっても、企業研究を疎かにする何社受けても内定はもらえないままです。エントリーした企業であれば、自信過剰にならずに企業研究をしっかりとして選考に臨むようにしましょう。本命ではないにしても、本命同様の取り組みやモチベーションで取り組まなくては、簡単に内定はもらえないものです。
滑り止めでも最終面接では「第一志望」と伝えるべきか?
企業の選考を受ける場合、特に最終面接で言えることですが「弊社は第一志望ですか?」と面接官に聞かれることがあります。そんなとき、どのように答えるのがベストでしょうか?
もしこのように聞かれた場合は、「はい」と答える方が良いでしょう。企業もお金と時間をかけて採用をしています。その中で「第一志望ですか?」と聞かれた時に、滑り止めだからといって「いいえ」と答えるとう受からないと考えた方が適切です。
正直に「他も検討しております」といって問題ない
「第一志望ですか?」の問いに「はい」と答えるべきだとお話ししましたが、正直に「ですが、他の企業も検討しております」と答える方法もあります。では、この「他も検討しております」という回答をしても大丈夫なのか心配になる人もいるでしょう。
企業側もある程度の併願は承知している
「他の企業も検討しております」という回答に関してですが、企業側も就活生が本命1本しか選考を受けていないということはわかっています。マイナビニュースによると、2018卒就活生のエントリー社数は平均26.3社となっています。この数字を企業側もある程度把握しているため、併願で他の企業も検討していることに関して述べても、問題はありません。
滑り止めで受けた企業から内定承諾書の提出を求められるケースもある
なかには、第一志望の企業よりも早くすべり止め企業の内定が出るケースもあります。そんなとき、すべり止め企業から「内定承諾書」の提出を求められるケースもあるでしょう。
「断りたくないけど、第一志望の結果が出てから考えたい。でも第一志望の結果が出るのはまだまだ先」こんなとき、こういったことも想定しておかなくてはいけません。
内定承諾書は企業が内定を出したあとに入社の意思を確認するもの
内定承諾書とは、企業が就活生に対して入社の意思を確認するものです。内定承諾書は、「この内定を受けてくれますよね?」という書類なのです。
これを提出した場合は、「内定を受けます」という意思表示になるので、基本的に企業は入社が決まったものとして扱うでしょう。これが第一志望の企業なら良いのですが、中にはそうではないケースもあります。
滑り止めの企業でも内定承諾書を待ってくれないケースが多い
第一志望である企業の結果が来ないうちに滑り止めとして受けた企業から内定承諾書をもらった場合の対応として、まずは採用担当者にいつまで承諾書の返送を待ってもらえるのか確認するようにしましょう。
しかし、中には内定承諾書の返送期限を待ってくれないケースもありますで、しっかりと考えたうえで承諾書を扱うようにしてください。
就活中にもらう内定承諾書に法的効力はない
企業に提出する内定承諾書は、署名捺印してしまうと内定を拒否してはいけない気分になります。しかし、実は内定承諾書には法的効力はありません。そのため、内定承諾書を提出した後に、入社しない場合も裁判で訴えられる可能性はないのです。
しかし、企業側も時間やお金をかけて選考をおこなっているので、万が一内定承諾書を提出した後に入社を取りやめるのであれば、誠意を見せて辞退をするようにしなくてはいけないでしょう。
内定承諾書は複数出さないようにする
就活ですべり止め企業に内定承諾書を送った後、内定を辞退することになったら、企業に対してできるだけ誠実な態度をとるべきです。すべり止め企業への悪影響を抑えるべく、早めに断るようにしましょう。
また、就活ですべり止め企業複数社から内定をもらったときは、必ずどちらか一方だけに内定承諾書を送って下さい。多くの企業に内定承諾書は出さないようにしましょう。
内定はコレクションして自慢するようなものではありませんし、入社できるのは一社だけです。就活する際は、すべり止め企業1社から内定を得た段階で、志望度に大きな差でもない限りは、他のすべり止め企業の選考は辞退するぐらいの誠実さを持つようにしましょう。
内定が出る順番を志望順位の高い順になるようにしておくのもひとつの方法
就活では、エントリーシートを送るタイミングや面接日の調整によって、ある程度は内定を得る順番を調整できます。もちろん、大手や中小かによっても異なりますし、企業でも異なります。
しかし、できるだけ内定が出る順番が志望順位の高い順番になるようにすると、すべり止め企業に内定承諾書を提出するかどうか悩まなくて済むでしょう。
ただがむしゃらに就活をするのではなく、内定をもらったあとやすべり止め企業の内定に関して考えながら行動して下さい。
企業側も欲しい人材の選考は早くする
企業としても、本当に欲しいと感じた就活生には早いペースで選考を進め、早めに内定を出すように動きます。就活では、インターンシップやOB訪問なども利用して、志望順位の高い企業と早めにコンタクトを取っておき、早めに自分を売り込んでおくといいでしょう。就活では、志望順位の高い企業ほどプレッシャーがかかってしまうため、エントリーシートの作成が遅れたり、面接を後回しにしたくもなりますが、早めにして損はありません。
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就活では滑り止めとなる企業も必要であるが何社も応募しすぎると受からない可能性があるため業界は絞ろう!
就活での滑り止めに関してご紹介してきました。滑り止めとなる企業を1つに絞るのは、万が一受からなかった場合を考えると適切ではありません。
しかし、あまりたくさんの企業を応募すると、企業研究が薄くなってしまい、その場合もどこの会社も受からないケースがでてきますので気を付けましょう。滑り止めの企業は、第一志望である企業と同じ業界のなかから複数ピックアップすることをおすすめします。
また、滑り止めの企業から内定承諾書をもらった場合は、すぐに判断するのではなく、しっかりと考えて採用担当者と話すこともおすすめです。後悔のない就活をしてください。
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