2021年09月09日(木) 更新

ベンチャー企業に好まれる志望動機の書き方【例文3選付き】

ベンチャー企業には「チャレンジ精神」が必要と考える就活生が多い

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「ベンチャー企業にウケがいいの志望動機はなんだと思いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • 活躍できる環境がありそうなこと
  • 挑戦
  • 成長意欲
  • チャレンジ精神があり、新しい事業に積極的に関わって行ける業界であるという内容
  • 熱意を見せる

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「ベンチャー企業にウケがいいの志望動機はなんだと思いますか?」

就活生の多くは、ベンチャー企業に「チャレンジ精神」をアピールした志望動機がウケがいいと考えているということがわかりました。「成長意欲」や「チャレンジ精神があり、新しい事業に積極的に関わって行ける業界であるという内容」という意見があり、仕事に対する積極的な姿勢が評価されると考える就活生が多いようです。この記事では、ベンチャー企業に好まれる志望動機の書き方をご紹介していきます。

ベンチャー企業とは新しい事業・技術を展開する企業

ベンチャー企業とは、高度な技術・新技術をもとにより想像的かつ革新的な事業と経営をして、長期的な成長を目指す企業です。

事業内容が市場のニーズにマッチし広く広まれば、短い期間でも急成長を遂げる可能性があり、市場を席巻するケースも見られます。

ベンチャー企業という名前の、ベンチャー部分は実は日本人が独自に作りだした和製英語です。海外で使われているベンチャーという言葉は、投資関連の企業や人を指し、日本とは違う使い方をされています。

社内ベンチャーという言葉もありますが、これはベンチャー企業以外の企業も含んだ社内での独立した事業部門を指します。新規事業を作るときに、社内で立ち上げる部門で、独立企業ではないため法人登記などは不要です。

ベンチャー企業が求める人物像

ベンチャー企業が求める人物像とはどういう人でしょう。上場企業や老舗企業、大手企業が求める人材とは違っているかについても見ていきます。

就活中に、ベンチャー企業を志望するのであれば、ベンチャー企業が求める人物像をあらかじめ知っておくことが内定を勝ち取る鍵となるとも言えます。

ここで挙げる「主体性がある」「成長意欲がある」「変化を楽しむことができる」の3つの事項についての解説をチェックし、ぜひ面接の準備に活かしてみましょう。

主体性がある

ベンチャー企業の採用担当者が、就活生が自分の会社に合う人材であるかどうかをチェックする際に重視することの一つに、主体性があるかどうかがあります。

ベンチャー企業は、大手企業や老舗的な企業とは違い、新人に対して手取り足取り仕事を教えて指導する余裕がありません。教育体制が整っていないことが多いとも言えます。

つまりベンチャー企業では、日々の業務に指示待ちだけで仕事をする人を採用する余裕がないケースがほとんどです。自分から積極的に仕事について学びながら成長することができる、自主性のある人材がベンチャー企業に向いているのです。

もし、ベンチャー企業を志望するのであれば、「主体性がある」という性格は大きなアピールポイントになります。

成長意欲がある

どの企業にも性格の適性があるものですが、特にベンチャー企業においては仕事の姿勢はもちろん、その人がもともと持っている素質にもあると言えます。今よりもさらに成長したい、という成長意欲がある人がベンチャー企業には求められます。

このように、自らで成長できる素質がある人材や、自己管理ができる自立心が旺盛な人材がベンチャー企業の業務と社風に合っていると言えるでしょう。ベンチャー企業に従事する人全体に求められることは、事業のスピードが早く進むので、世の中の動きに合わせた臨機応変な姿勢です。

社内の教育システムだけでは、なかなか社員の成長に合わせられないことも多く、社員一人一人が自らが自主的に勉強してスキルを身に付ける成長意欲は、必須であると言えます。

変化を楽しむことができる

ベンチャー企業の採用担当者は、「この人は当社の事業内容の変化に対して、臨機応変に対応し変化を楽しむことができるだろうか」という点を念入りにチェックし、合否の判断材料にしていると言えます。

ベンチャー企業の多くは、今までにはなかったサービスを新規展開しています。新規事業だけに、今までにはなかったような課題やトラブルが発生することも考えられます。

このようなときに過去の解決例を参考にできません。状況に応じた対応が必要とされるため、困難も解決して前進していく力が試される業界と言えるでしょう。このように、ベンチャー企業では変化を恐れずに、むしろ楽しむことができる資質がある人を求めているのです。

ベンチャー企業は働き手の意欲を重視している

ベンチャー企業に入りたいと、意気込んだもののどうすればいいか分からない人も、少なくありません。ベンチャー企業を受ける時の志望動機は、どのように書けば良いのでしょうか。

やはり、ベンチャー企業でアピールするべきポイントは「やる気」です。その強い意欲をベンチャー企業は求めているので、面接ではその意欲を志望動機としてしっかりと伝えるよう心がけましょう。

何をアピールすべきか自己分析をしっかり把握する

会社が採用を決めるときは、応募者の人間性やスキルを見て、会社に欲しい人材だと判断した時です。自分のスキルや特徴を分かっていないようでは、企業に能力をアピールする志望動機を書く事ができません。

自分のスキルを知って、ベンチャー向きな面や企業に貢献できる点を見つけられるのです。そうすると、初めて面接時の志望動機でも上手に自分を表現する事ができるでしょう。そのためにも、自分のことを見つめて得意不得意を理解してみてください。

ベンチャー企業に好印象を残せる志望動機の書き方

志望動機では「やる気」をアピールする

大手企業の面接の志望動機では、大学時代にした事や能力などを志望動機に繋げる事が多いでしょう。しかしベンチャー企業で重視されるのは、やる気です。

ベンチャー企業では能力はもちろんですが、これから一緒に会社を大きくするという熱意がある人を欲しがっています。やる気をアピールするための志望動機は具体的な説明が必要になるので、面接ではエピソードや将来的なプランを加えるといいでしょう。

ベンチャー企業では勢いを感じる志望動機が好まれる

ベンチャー企業では、志望動機も勢いよく書いた方がいいでしょう。なぜこの企業なのか、という事よりも今したい事や仕事に対する情熱、これからの展望など勢いのある志望動機が好まれます。

その中で「この企業を選んだのは…」と説明できれば、ベンチャー企業の志望動機として素晴らしいものが書けるでしょう。無理に話を作るのではなく、正直に書くという点も大事です。それを活かして面接では態度でも熱意を見せることができれば、申し分ない結果となるでしょう。

志望動機を考える時には質問も想定しておくと◎

志望動機を答えるためだけを考えるのは良くありません。志望動機を聞いて、企業から質問が来ることも考えられるからです。

想定される企業からの質問

  • どうやって会社を知ったのか
  • どうして大手ではだめなのか
  • 実際に入社してミスマッチが起こった場合どうするのか
  • 将来どのようにステップアップしていきたいのか

など志望動機をきっかけにして、企業から多くの質問をされることも想定しておきましょう。また、質問をされることだけでなく、企業に対する質問も考えておきましょう。
企業に対して疑問に感じていることは沢山あるはずです。

企業への質問例

  • どんな将来を描くことができるのか
  • 具体的に任される仕事はどんなものなのか
  • どういった社員が働いているのか…など

聞いたら不採用になるかもしれないなどと不安に思うことはありません。長く勤めたいと思っているなら、自分の疑問や不安はすべて質問して取り除くようにしましょう。

自分のアピールポイントを有効的に伝える方法

では、最後にベンチャー企業の面接を受ける際の志望動機のアピールポイントに関してです。やはり就活や転職において、自分のアピールポイントはとても重要なところです。

企業側も期待しているポイントですので、有効的に自分をアピールしましょう。面接が上手くいけば、採用に一歩近づくことにもなるのです。

ベンチャー企業向きの能力があれば積極的にアピール

ベンチャー企業では、やる気が重要視されます。ベンチャー企業でも活かせる能力があれば、積極的にアピールしましょう。

学生時代に培ったスキルや実力を持っているなら、入社後それをどう活かせるか、どう活かしたいかということを伝えると良いでしょう。

また、会社を知ったきっかけから始めて、応募した理由、入社後にしたい事を書きながら、細かくエピソードや能力も伝える事ができれば、面接での志望動機に対する説得力がグンと上がります。

自分の性格や知識、技術が会社にどう貢献できるかを具体的に示し、「一緒に働きたい」と思ってもらえるような志望動機にしましょう。

ベンチャー企業を受けるときの好印象な志望動機例文

ベンチャー企業を受けるときに好印象な志望動機の例文をご紹介します。ベンチャー企業の特徴や自分の感じていることを盛り込んで、志望動機を作成しましょう。あくまでも例文は参考に、自分らしさと企業情報を踏まえてみると良いと思います。

では3つの熱意が伝わる志望動機の例文を見ていきましょう。

志望動機が思いつかない時は、ツールを使うのが一番オススメ!

志望度はあっても、上手い志望動機が思いつかいなくて悩んでいる就活生は多いです。「その会社じゃないといけない理由」なんてなかなか思いつきませんよね。

無料の「志望動機作成ツール」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、熱意がなくても、強みが伝わり採用したいと思わせる志望動機が完成します。

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

例文①:ITベンチャー向けの志望動機

例文①

私はITを通じ、社会の基盤づくりに貢献したいと考えています。 現在のIT事業はインフラ化し、生活に欠かせないものとなっています。そのため、私は基盤をより確実にすることによって、この社会の中で、より豊かな生活ができるための仕事をしたいと思いました。
その中で、御社を志望した理由は、電力システムという社会の土台作りに貢献できる企業であることと、高度な技術を一般市場に向け、更なる成長に進むチャレンジ性に魅力を感じたことです。
そして、自分の人生が誰かに決められる大企業に行くよりも、自分がやりたい!と思える仕事を自分の意思で選べるスタートアップベンチャー企業の方が魅力的に感じ、志望いたします。

例文②:熱意が伝わる営業職の志望動機

例文②

私は貴社の高いモチベーションを持った姿勢と新しいものを追及する熱意に惹かれ、この度志望いたしました。商品開発から納品までの全ての工程で、常に顧客視点を取り入れた営業戦略に共感したからです。私自身、アルバイトの経験を通じて、顧客満足が売上に直結することを身を持って感じてきました。
とくに貴社は、新入社員でも大きな仕事を任せていただける環境のため、私の強みである積極性や向上心をさらに成長させられる、と強く感じました。以上が、貴社を志望した理由です。

例文③:インターンの経験を活かした志望動機

例文③

私はインターンの経験から、ベンチャー企業のような成長性の高い環境の中で自分のスキルを上げていきたいと思いこの度志望いたしました。この情報社会において貴社でスキルを身につけ、世の中を支える情報サービスを開発したいと思っており、将来の夢でもあります。
貴社の開発しているアプリは便利で需要性が高く、且つ社会の構築に役立っているものも多く、私の目指す会社であると思いました。素人ながら、趣味でホームページや簡単なゲームアプリを作成していました。今後は実務のなかで、多くのスキルを身に着けたいと思っています。

自分はベンチャー企業に向いているタイプか、適性を診断してみよう

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ベンチャー企業の志望動機は例文を参考に高い意欲とやる気をアピールした書き方を!

本ページでは、ベンチャー企業に好印象を与える志望動機の書き方を紹介しました。

やる気や勢いをポイントに、働く意欲を見せることが大切だと分かったと思います。また、志望動機を考えるときには、面接で相手からも質問されることを全盛に応えられる準備をすることも大切です。

自分に活かせる能力やスキルがあるか、アピールポイントになる事柄を盛り込んで、例文を参考に一度作成して見ましょう。今回紹介した内容と例文を参考にベンチャー企業ウケの良い志望動機を作成してみてください。

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