2016年11月25日(金) 更新
就活日記をつけて自身の活動を振り返る事の重要性
就活日記の意味①:自身を客観視できる
日記というのは原則、毎日つけるものです。そのために「忙しくて時間がない」と思う人が多いのでしょう。しかし、忙しい毎日だからこそ、一日に一度立ち止まって、振り返ってみる必要があるのです。
「立ち止まって振り返る」行為は就活に重要
就活日記の一番の効用は、この「立ち止まって振り返る」という行為そのものにあります。就活をしていると、どうしても「前に前に」という意識が働きます。そのため、明日のこと、その先のことにしか目が向かなくなってしまうのです。日記をつけることで、視野は過去にも広がりますから、自身を俯瞰してとらえることができるのです。
就活日記を一日の最後に書いて客観視の「目」を養う
ですから、就活日記は毎日必ず、できれば一日の最後に書くようにしましょう。毎日必ず就活日記をつける時間を作ること。その習慣が、常に自身を客観視する「目」を養ってくれるのです。
就活日記の重要性②:無用の焦りを解消してくれる
就職活動をしていると、多くの人がなにがしかの「焦り」を感じるものです。具体的な理由があって焦っているということももちろんありますが、「なんとなく焦っている」というケースのほうがずっと多いのではないでしょうか。
「自身のスケジュール管理」が焦り解消に
そうした無用の焦りを解消してくれるのが就活日記です。意味のない焦りの多くは、「自身のスケジュール管理」に由来します。就活においてスケジュール管理は成否を左右する需要マナー。そのため誰もが、自分のスケジュールを厳しく管理しようとします。それ自体が悪いわけではありません。しかし、自己管理を厳しくすればすれほど「息苦しさ」を感じ、それが具体的な理由のない、無用の焦りを生むのです。
就活日記で自身の「現在地」を確認
就活日記をつけると、自分が今いる「現在地」が確認できます。毎日スケジュールに追われる中で現時点を確認、把握することができれば、安心して前へ進むことができるにちがいありません。就活日記にはつまり、精神安定剤としての効用もあるのです。
就活日記の重要性③:自己確認が明日に生きる
毎日の就職活動で気づいたこと、思いついたこと、反省点、課題などをメモ書きしたり、手帳に書いたりしている人は多いでしょう。しかし、それらを実際の行動に十全に生かせているかというと、そうではない人が少なくないはず。それは、手帳やメモに書きっぱなしにしているからです。
反省点や課題の再確認ができる
メモや手帳に書いたそれらのことを、もう一度記録しなおしましょう。そのために役立つのが就活日記です。一日を振り返り、あちこちで書き知りしたことをもう一度日記に書いて、再確認する。そのことによって、思い付きや反省を明日の行動に生かすことができるのです。
成果のチェックも大切
また、成果のチェックも大切です。「今日はこういう成果を上げられた」ということを、具体的に記録しましょう。「初めてOB訪問の予約を取ることができた」というような成果を記録し、自己確認することが、確かな自信につながるにちがいありません。
就活日記は客観視と自己確認で次に活かせる点で重要
就活日記の重要性はどこにあるのか。その効用について3点お話ししました。
・自身を客観視することで、視野を広げられる。
・「現在地」を把握することで、無用な焦りを解消できる。
・メモを記録しなおすことで明日に生かし、また成果を確認することで自信が持てる。
この3点が、就活日記の主な効用です。短い時間でかまいません。毎日日記をつける習慣を初めてみてはいかがでしょうか。
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