2020年06月30日(火) 更新

野村総合研究所(NRI)のインターンシップ研究!新卒・就活生向けの選考対策【ES・面接】

野村総合研究所(NRI)のインターンシップ選考対策①:企業研究

野村総合研究所のインターンシップを受ける前に、まずどんな事業を展開しているのか、経営理念・もとめる人物を理解しなくてはいけません。企業と自分をマッチングさせるさせる第一歩ですので、しっかりと把握していきましょう。

野村総合研究所が掲げる4つの柱

■使命(社会やお客様などに対して果たすべき役割)
社会に対して:新しい社会のパラダイムを洞察し、その実現を担う
お客様に対して:お客様の信頼を得て、お客様とともに栄える

■事業ドメイン(使命を遂行するための手段)
自己規定:未来社会創発企業
サービス規定:Knowledge Creation and Integration

■経営目標(独自の経営スタイル)
ナビゲーション&ソリューションにより、企業価値の最大化を目指す

■行動指針(社員が仕事を進めるうえで指針とすべき規範)
真のプロフェッショナルとしての誇りを胸に、あくなき挑戦を続ける

用語解説

「未来創発」とは
「未来創発」とは、思いがけない新しいビジネスモデルを次々と生み出そうとする、NRIの姿勢を表しています。

「Dream up the future.」とは
「Dream up」は、「大胆な考案」や「ひらめきに満ちた発明」などを意味し、「未来は分からない、見えないものなのだから、思い切って私たちで作ってしまおう」というNRIの未来に対する意気込みを示しています。

野村総合研究所(NRI)が求める人物は「自ら思考し、行動できる人物」

野村総合研究所は幅広いビジネスフィールドを持っており、一つひとつの業務で手厚く上司や先輩からサポートを受けられるという環境ではありません。自分で考え、企業が抱える課題を解決出来る能力を持った人を野村総合研究所(NRI)は求めており、その要素を持った学生がインターンシップや採用選考を勝ち残りやすくなります。

野村総合研究所(NRI)の事業内容は?

野村総合研究所の事業は大きく分けて4つあります。

■コンサルティング
企業の戦略策定や業務改革、政府・官公庁の政策立案や行政改革について、多様な専門性を持つコンサルタントが顧客と一緒に課題の解決を目指す。

■金融ITソリューション
証券会社に対して、ITシステムを販売しITインフラの拡充サービスを提供

■産業ITソリューション
食品・物流・旅行・商社など幅広い企業に対して、タブレット型発注システムなどの業務効率を上げるためのシステムを提供

■基盤ITサービス
次世代クラウド環境を提供し、システム基盤の品質・コスト・ライフサイクルなどの改革をスピーディーに実現する

なかでも金融ITソリューション事業は、野村総合研究所内の売上のうち50%以上を占めており、企業を支えるコア事業となっています。

今後の経営課題は?

野村総合研究所がさらなる発展を遂げるには、産業ITソリューション事業でのアジア展開でしょう。アジアの産業マーケットは広大であり、世界中の企業が事業展開を急いでいます。その流れに送れず、野村総合研究所も培ってきた技術を武器にして挑戦していくことが求められます

野村総合研究所(NRI)のインターンシップ選考対策②:実施概要

野村総合研究所(NRI)のビジネスインターンシップは5日間。「経営コンサルティングコース」と「ITソリューションコース」の大きく分けて2コースがあり希望に応じて選べます。2つを併願して受けることは出来ないので、内容的に一番興味のあるものを選びましょう。

参加資格や報酬の詳細は?

参加資格

大学もしくは大学院に在籍し、期間中、全日程にご参加いただける方

野村総合研究所(NRI)のインターンシップ選考対策③:具体的な実施内容

経営コンサルティングコース

旬のテーマを対象に、一連のコンサルティング業務を実践します。
野村総合研究所(NRI)の現役社員が参加し、学生たちとのディスカッションを通じてコミュニケーションをはかりつつ、インターンシップ中に提案した、プロジェクトを実際に進めていくという、実体験型のコースです。

野村総合研究所(NRI)では、マネージャークラスの社員からフィードバックがあり、学生たちに社会活動をより身近な形で体感させるインターンシップ内容となっています。

ITソリューションコース

実際にプロジェクトメンバーとなり、各部署にわかれて業務体験をします。
学生1人1人に対して、野村総合研究所(NRI)の社員がマンツーマン形式で担当者となり、難易度や自由度の高いテーマを与えつつ、学生自身が持つ自主性や才能を自然と発揮させることをモットーに行われています。

理系学部生だけでなく、ITソリューションに関心を持つ、文系学部の学生でもインターンシップに参加でき、現代社会に欠かせないITソリューションに関する、さまざまな知識をインターンシップで養うことができます。

参加者の声

参加者の声

  • 仲間や社員の方々と顔を突き合わせて、深いレベルで議論することができ非常に楽しかったです。
  • 最終プレゼン後にいただいたフィードバックが嬉しかった。その後の学生生活を送る上で、大変参考になりました。
  • 社員の方と机を並べて、仕事の現場を1週間ずっと見られたことは自分にとって貴重な体験でした。私の歓迎会で、実際に仕事を教えてくださるインストラクター社員の方2人と、同じチームの社員の方5人とお会いしました。皆さん忙しい時期にも関わらず、インターン生に対して丁寧に対応してくださったことが印象に残っています。

野村総合研究所(NRI)のインターンシップ選考対策④:エントリーシート

野村総合研究所(NRI)のインターンシップに参加するためには、まずエントリーシートによる選考があります。
エントリーシートにはどのようなことを記載するべきなのでしょうか。エントリーシート選考を通過するために、その対策もあわせて、紹介していきます。

対策A:「現在の研究テーマ」は順序だてが大事

大学での研究テーマについて記載しなければなりません。
ありのままを書けば良いのですが、対策として、なぜそのような研究テーマを選んだのか、どのように調査を行っているのか、新たに発見したこと、現在の成果などを、順序だてて記載するようにしましょう。

相手には伝わりにくい研究テーマもあるでしょうから、わかりやすく書く、というのも重要な対策です。

対策B:「学生時代に力を入れたこと」では大学の講義や勉学にまつわることが◎

これもそのまま記載しましょう。
対策としては、できるだけサークル活動の内容よりは、大学の講義や勉学にまつわることのほうがいいです。遊びに真剣になったというのも、そこに新たな発見やアピールポイントがあれば悪くはないのですが、ほかに書くことがなかったのかと見透かされないように注意しましょう。

対策C:「インターンシップで行いたい業務内容」は具体的に

ここでは企業研究の成果をアピールするようにしましょう。 具体的な業務内容を記載することによって、自分がどれだけ企業研究をしたかということが、相手に伝わります。また、その動機というのも大切です。野村総合研究所(NRI)のインターンシップによって、どのようなものを得たいかを、記載するのが対策といえます。

野村総合研究所(NRI)のインターンシップ選考対策⑤:面接

野村総合研究所(NRI)のインターンシップのための面接選考は、以前は1回だけだったようですが、近年は個人面接、グループディスカッションと集団面接、というように、2回行われています。

ここではインターンシップの面接選考においてどのような質問を受けるのかと、その対策を紹介していきます。

対策A:エントリーシートの内容と類似する質問

・「学生時代に力を入れたこと」
・「現在行っている研究内容を紹介してください」
・「どんな業務を行いたいですか」

上記のように、エントリーシートの内容とかぶる質問をされることがあります。
すでに記載しているので、すんなりと答えられるはずですが、答えた内容とエントリーシートに記載した内容に差異があると、相手に不信感を持たれるかもしれません。自分の頭の中で事前にしっかりとすり合わせを行っておきましょう。

対策B:突っ込まれる質問

・「自己紹介をしてください」
・「自己PRをお願いします」
・「志望動機は何ですか」
・「あなたが乗り越えた人生最大の困難について教えてください。また、その原因、解決方法、そこから得られた気付きも教えてください」
・「あなたの強みは何ですか」
このような質問は、どこの企業でもされる質問です。ただ、野村総合研究所(NRI)はそこから深く突っ込んでいくような質問をされることが多いようです。 例えば、自分の長所を言ったとしたら、「その長所はどのような経験によって得たものですか?」というように、回答を掘り下げられるのです。この質問のパターンは、事前に想定しておくこともできますので、しっかりと対策をしておきましょう。

実際の面接評価シートで確認する

面接をする際、面接官は面接評価シートを元に就活生を評価しています。面接評価シートには、マナーや身だしなみ、質問に対する受け答えなどの内容をチェックする項目があります。企業や職種によって設定されている項目は異なりますが、参考にすることで、面接官視点を把握することができます。「面接評価シート」を無料で手に入れて、面接前に最終調整をしたり、就活生同士の練習で活用したりしましょう。

野村総合研究所(NRI)の会社情報とその社風とは?

社風について

野村総合研究所は、イノベーションを創出する人づくりに努めています。社内では「女性」「グローバル社員」の活躍などダイバーシティ(人材の多様性)の推進と、マネジメントの改革にも力を入れています。さらに、国内外のパートナー企業と共に発展し、相互に尊重しあえる関係を築いているといえるでしょう。

3つのCSR活動について

野村総合研究所は「攻めのCSR」「守りのCSR」「NRIらしい社員貢献」という3つの方向性を定めています。

・攻めのCSR 本業を通じて社会への責任を果たす
・守りのCSR 社会との信頼関係を築く
・NRIらしい社会貢献 心にとどく社会貢献を目指す

この3つの方向性を通じて、社会的責任を企業として果たしているのです。また、同時に「ステークホルダーとの関係」を重視しています。「攻めのCSR」とは、「未来社会のあり方を洞察」し、「社会を支える情報システムをつくる」ものです。また、社会との信頼関係を築くために、「守りのCSR」活動として、間違いや不正が起こらないよう細心の注意を払っています。「NRIらしい社会貢献」とは、人々の心にとどく貢献活動を通じて、社会とのきずなを深める努力をしようという方向性です。CSR活動の具体的な例としては熊本県の復興事業支援や政策提言の実施、発展途上国での安全な水を作りだす浄水剤の提供など、様々なことをおこなっています。

基礎情報

・社名
株式会社野村総合研究所

・代表者
代表取締役社長 此本 臣吾

・本社所在地
〒100-0005
東京都千代田区丸の内1-6-5 丸の内北口ビル

・本社アクセス
JR東京駅 丸の内北口より徒歩2分
地下鉄東西線 大手町駅 徒歩2分
地下鉄丸の内線 東京駅 徒歩3分
地下鉄半蔵門線 大手町駅 徒歩6分
地下鉄三田線 大手町駅 徒歩7分
地下鉄千代田線 大手町駅 徒歩7分(地下鉄の出口:B4出口またはB2c出口)

・資本金
186億円

インターン掲載HP

野村総合研究所(NRI)のインターンシップ選考対策では経験と企業研究がもの言う!

野村総合研究所(NRI)の、ビジネスインターンシップの選考とその対策について、ご紹介しました。
野村総合研究所(NRI)では、将来の従業員となる学生に対して、早い段階で社会人としての意識を芽生えさせることを、モットーに、経営とITという2大テーマを基本に、より本格的なインターンシップ制度が毎年開催されています。

ぜひ選考に通過して、野村総合研究所(NRI)のインターンシップを経験してみてはいかがでしょうか。

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