2019年11月28日(木) 更新
【住友化学のインターンシップ合格ガイド】受かるために知っておきたいES・面接選考対策
目次
住友化学の選考対策①:企業研究
住友化学のインターンシップ選考対策の第一歩は、企業研究です。企業や業界について理解しているかどうかは、インターンシップ選考過程で自然とあらわになります。
当たり前のことですが、企業研究を徹底しておくが対策といえます。
世界をリードする住友化学では入社後のキャリアアップもはかれる
住友化学は、国内外において化学製品の製造や販売を手掛ける国内最大手の企業です。現在住友化学では化学の枠にとらわれることなく新たな価値を生み出す研究に力を入れており、今後も技術・開発の分野において世界をリードする存在として活躍し続けるであろうと目されています。
住友化学は入社後の研修制度や教育制度が非常に充実していますので、着実にキャリアアップをしていくことが可能です。
住友化学の主な事業内容5つ
住友化学の事業内容は主に5つあります。以下が、住友化学の主要な事業内容となります。
■石油化学部門
ポリエチレン、ポリプロピレン、メタクリル樹脂などの合成樹脂や合成繊維原料、各種工業薬品など、様々な産業に役立つ化学製品を提供している。
■エネルギー・機能材料部門
省エネルギー製品に使用されるアルミナやアルミニウム、ボム用薬品を扱う。排出ガス浄化や燃費性能の向上に寄与する自動車用すす除去フィルターなどで省資源・省エネルギーに貢献している。
■情報電子化学部門
液晶ディスプレイに使用される光学機能性フィルム・カラーレジストなど、ICT関連産業を支える製品を供給している。
■健康・農業関連事業部門
農作物の安定的な供給のため、農薬や肥料、飼料添加物のほかに家庭用殺虫剤などの製造販売をおこなう。
■医薬品部門
医療用医薬品事業を中心とする大日本住友製薬(株)と、診断用医薬品事業を中心とする日本メジフィジックス(株)の両社を軸に事業を展開する。
以上から分かるように、住友化学は幅広い事業内容に関わっています。化学製品以外にも農業や医薬品に関わる事業がある点からも、人々の生活を支える重要な役割を持つ事業が多いといえるでしょう。
住友化学の選考対策②:インターンシップ概要
企業研究を踏まえて、次はインターンシップの概要を見てみましょう。インターンシップで何を学べるか知ることは、志望動機でアピールする際に重要となりますので、インターンシップ概要を把握しておくことも対策の1つといえます。
住友化学のインターンシップでは、化学メーカーとして長年トップを走り続けてきた住友化学のビジネスについて理解するとともに、現在同社が力を入れている「地球の未来を支えるビジネスの創造」について考えていきます。
工場見学や社員とのふれあいを通して最先端のビジネスを学ぶ
住友化学のインターンシップにおいては、5日間にわたるプログラムを通して研究施設や工場を見学したり、住友化学の戦略に関するワークショップを体験したりします。また同社のインターンシップでは、ボーダレス化が進む現代において「メーカーだからこそ可能なビジネスとはどういうものか」について学ぶことができます。
インターンのコースは8つある
では、インターンのコースについてみていきましょう。住友化学のインターンには、8つのコースがあります。コースの種類は、以下の通りです。
① 機械・電気・制御系コース
② バイオ・合成・薬学系コース
③ 高分子コース
④ 安全工学コース
⑤ 有機合成コース
⑥ 物理・電気系、デバイス開発コース
⑦ 知的財産コース
⑧ 化学工学コース
なお、開催地については千葉、東京、大阪、愛媛、大分、兵庫などコースによっても変わってきますので、よく確認しておきましょう。
住友化学のインターンシッププログラムの概要
<1日目>
経営企画の疑似体験をすることによって、住友化学の事業や理念について理解します。
<2日目・3日目>
工場や研究所の見学をしたうえで、住友化学社員とのセッションをします。
<4日目>
3日目までの体験をもとにして、グループごとに分かれて事業企画を立てます。
<5日目>
インターンシップの成果についてプレゼンをします。
住友化学の選考対策③:エントリーシート
住友化学のエントリーシートでは、どういった設問があったのかをみていきましょう。以下が、過去のエントリーシートで出題された設問内容です。
・住友化学のインターンシップに参加しようと思った理由(200字)
・インターンシップで学びたいこと(300字)
・自己PR(300字)
・これまで力を入れて取り組んだことについて(200字)
・趣味・特技(100字)
以上のような内容が問われていたようです。インターンシップについて聞かれる場合も多く、自分がこのインターンシップになぜ参加したのか、何を学びたいのかについて具体的に考えておくと良いでしょう。また、他の学生と内容で負けないために、自分の強みを表現することも大切です。
エントリーシートでは熱意を伝える
住友化学のインターンシップへ参加するための最初の難関がエントリーシート選考です。「どうして化学メーカーに就職しようと思ったのか」「どうして数ある化学メーカーの中から住友化学を選んだのか」という点について、自分自身の中で明確にすることはもちろん、採用担当者に対してもはっきりと伝わるような回答を用意しておきましょう。対策としては、大学時代に熱心に取り組んだ研究や化学メーカーへの就職を目指すきっかけとなったエピソードなどを、積極的にアピールすることです。
通過するエントリーシートを作成する
インターンの選考に通るためのESを作成するために、実際の通過者のESを参考にしましょう。そこで活用したいのが「インターン選考通過者が実際に提出したES集」です。JALや日清製粉、三菱UFJ銀行や大正製薬などの通過者が提出したESを無料でダウンロードできます。設問の内容も確認できるため、事前の対策として持っておきたい資料です。
住友化学の選考対策④:面接
エントリーシート選考を通過すると、面接選考が待ち受けています。住友化学では、次の時代を見据えて「化学」という枠にとらわれない新たな価値観を生み出すことができる人材を求めています。
そのため面接においては、いわゆる“型通り”の受け答えではなく、独自性や創造性といった点が重要視されます。志望動機や自己PRにそれらを盛り込むのは難しいかもしれませんが、意識して回答を準備しておきましょう。もちろん、社会人としての基本である誠実さや礼儀を忘れないことも対策の1つです。
仕事を意識した回答を面接では心がける
面接では、「あなたが会社で活躍できるかどうか」をみています。学生時代のエピソードをアピールすることも大切ですが、そこから仕事で活躍できそうということが分からければ、意味がありません。社会人としての行動や仕事を意識した回答を心がけましょう。仕事への取り組み方を想像させるようなアピールを、過去の経験を交えて話せば具体的なイメージが掴みやすくなります。
もし、「学生時代に頑張ってきたこと」について聞かれたのなら、「仕事で活かせそうな、学生時代に頑張ってきたこと」に置き換えて考えると分かりやすいでしょう。
住友化学のインターンシップ参加者の声からわかること
最後に、住友化学のインターンシップに参加した方々の生の声をご紹介します。社員の方とのセッションや現場見学を体験することで、住友化学で働くというイメージを抱くことができるようです。このイメージは、就活をするうえでとても重要になるでしょう。
住友化学のインターンシップ参加者の声
・「住友化学の社員の方とのセッションは大変貴重な経験になりました。またプログラム最終日のプレゼンに関しても丁寧に指導をして頂け、非常にありがたかったです。」
・「インターンシップでは、最新の設備が整った研究所や工場を実際に見学することができ、ここで働きたい、という気持ちがますます高まるとともに、就職した後のことを具体的にイメージすることができました。」
・「経営企画の疑似体験においては、住友化学において実際にどのような戦略の立て方をしているのかという部分に少しふれることができ、とても勉強になりました。また実際に住友化学で働いている社員の方々と直に話をすることができたことも、貴重な体験でした。」
インターンシップに参加することでいいイメージを持って先の就活に挑める
以上が、住友化学の過去のインターンシップに参加した就活生の声です。これらの声を聞くと住友化学を志望する方はもちろん、化学業界を志望する方にとっても、見逃せないインターンシップだということがわかるでしょう。
住友化学の会社情報とその社風とは?
社風について
住友化学は基本精神や使命、価値感を整理し、以下の3つを企業理念としました。
1.技術を基盤とした新しい価値の創造に常に挑戦します。
2.事業活動を通じて人類社会の発展に貢献します。
3.活力にあふれ社会から信頼される企業風土を醸成します。
- は基本精神を表しており、現実的な目標達成だけでなく理想とする精神を追及していく姿を示しています。
- は使命と存在目的を表し、住友化学が社会を構成する一員として何が提供できるかという存在意義、社会的な役割を示すものです。
- は価値感を表し、使命や存在目的をどのような考え方に立って実現させるのか、意欲と姿勢を示しています。
住友化学は、これまで多様な事業を展開してきました。グローバルな展開を通じてさまざまな発想や価値感、技術が育まれ、住友化学の競争力の源泉となる経営資源になったといえるでしょう。
これまでの前例にとらわれずに、化学の枠にとどまらない新たな価値を創造するには、従業員一人ひとりが組織の壁を越えて緊密なコミュニケーションを図ることがもとめられます。
【基礎情報】
・社名
住友化学株式会社
・代表者
代表取締役社長(兼)社長執行役員 岩田圭一
・本社所在地
(東京本社)
〒104-8260
東京都中央区新川2丁目27番1号 東京住友ツインビル(東館)
(大阪本社)
〒541-8550
大阪市中央区北浜4丁目5番33号 住友ビル
・本社アクセス
(東京本社)
JR東京駅八重洲南口から都営バス(東16系統)にて10分、住友ツインビル前下車
JR京葉線・地下鉄日比谷線八丁堀駅(A4・B4・B3出口)から徒歩10分
地下鉄東西線 茅場町駅(1番・3番出口)から徒歩15分
(大阪本社)
地下鉄御堂筋線「梅田駅」から「なかもず駅」行き、または「天王寺駅」行きに乗車、「淀屋橋駅」下車徒歩3分
・資本金
89,699百万円
住友化学のインターンについてわかる関連サイト紹介
住友化学のインターンシップ選考対策では企業への熱意と独創性が重要
住友化学のインターンシップは、5日間という短期間ではあるものの、経営企画の疑似体験や社員とのセッション、事業企画、そして成果発表というように、非常に充実したプログラムが組み込まれています。
選考を通過して住友化学のインターンシップに参加し、好印象を与えられれば就職内定が近づくというのはもちろん、自分自身の能力をさらに高めていくことにもつながります。的確な選考対策をしっかりとって、住友化学のインターンシップを体験してみましょう。
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