伊藤忠商事のインターンシップの内容と受かるための選考対策

伊藤忠商事の選考対策①：インターンシップ概要

伊藤忠商事のインターンシップは実際に働いている感覚になれる

伊藤忠商事のインターンシップは、他の企業と比べてより実践的な内容です。インターンシップでは時間をもてあましていたという話もよく聞きますが、伊藤忠商事ではそのようなことはありません。むしろ、スケジュールがびっしりと組まれていて、実際の仕事と同じように忙しく様々なことを行わなければなりません。伊藤忠商事のインターンシップは仕事のイメージを持つという意味では最適の場所ですし、社会で働く力を鍛えられるでしょう。

伊藤忠商事の選考対策②：インターンシップ実施内容

プレゼンへ向けて社員とともに日々励むインターンシップ

以下が、伊藤忠商事のインターンシップの詳細です。

■仕事内容の説明
現役社員の方に実際の仕事を説明してもらいます。仕事をするうえでの苦労や、やりがいなど、リアルな仕事の話を聞くことができます。

■取引先への訪問
社員の方と一緒に、実際の取引先や物流センターに行きます。

■プレゼンテーション
これがメインとなるのですが、そのための準備などで居残りすることもあります。中間プレゼンと最終プレゼンの2回あり、社員の方の指導のもと一緒に作っていきます。

伊藤忠商事の選考対策③：エントリーシート

短い文字数で回答する際は比喩表現を駆使しよう

まずは20文字前後で答えなければならない項目について見ていきます。本来ならば長文で長々と書きたいところですが、下記のような項目について、回答を20文字にまとめるとなると、かなり悩んでしまうはずです。

・「あなたの強みを教えてください」
・「人からどのような人間だと言われますか」
・「どのような人間になりたいと思いますか」

このような場合の対策としては、比喩などを使うと一気に内容に深みが出るようになります。普通の言葉を使ってありきたりな回答をしてしまうとインパクトに欠け、エントリーシート選考の時点で落とされてしまうので注意しましょう。

長い文字数で回答する際は企業研究や構成が重要となる

続いて、500文字前後で答えることになる項目について見ていきます。

・「インターンシップを希望した理由」
・「新規のビジネスを提案してください」

質問の内容としては他の企業のものと変わらないため、事前に企業研究やインターンシップ実施内容を把握しておくことや、回答の構成を考えてわかりやすくするなど、一般的な対策を行っておけば充分でしょう。

IR情報から会社の状況を把握する

IR情報から分かる伊藤忠商事の状況について解説します。「有価証券報告書」によると、2016年の売上は5兆835億円で、当期純利益は2763億円に対し2015年の売上は5兆5914億円で、当期純利益は2956億円と業績はやや低下しました。しかし、伊藤忠商事は業績が低下した時に「Brand - new Deal」という改革を行い、その度に業績が好調に推移しています。現在「Brand - new Deal 2017」を打ち出しており、これからの業績に目を離せない総合商社です。

通過するエントリーシートを作成する

インターンの選考に通るためのESを作成するために、実際の通過者のESを参考にしましょう。そこで活用したいのが「インターン選考通過者が実際に提出したES集」です。JALや日清製粉、三菱UFJ銀行や大正製薬などの通過者が提出したESを無料でダウンロードできます。設問の内容も確認できるため、事前の対策として持っておきたい資料です。

伊藤忠商事の選考対策④：グループディスカッション

グループディスカッション選考の概要

伊藤忠商事のグループディスカッション選考は6人1テーブルで行われます。テーブルごとにテーマが違い、時間は20分から30分程度与えられます。最後にはその結果を発表し、面接官により評価を受けます。

新しい切り口で折衷案を打ち出すのが対策

過去に出されたテーマとしては下記のようなものがあります。例年通りであれば、同じようなテーマが出されるでしょう。それぞれのテーブルでテーマが違うということは、かなり多くのテーマが必要であり、もしかしたら同じテーマを使いまわす可能性もあります。対策として過去に出されたテーマについて調べておきましょう。

・「結果と過程、この二つはどちらのほうが重要か」
・「秋入学を日本は導入すべきか」

どちらにおいても正解の存在しないテーマです。正解のないテーマについては、どれだけ新しい切り口を見つけられるかということが重要になってきます。対策として、双方のメリットとデメリットを考え、それらを網羅した折衷案を考えるようにしましょう。

伊藤忠商事のインターンシップ選考対策！工夫したエントリーシートと新たな切り口で挑むグループディスカッション

伊藤忠商事のインターンシップ選考と対策を見てきましたが、いかがでしたか？伊藤忠商事のインターンシップで体験することはほとんど実際の仕事といっても過言ではありません。真剣に仕事を体験してみたいと思う学生にとっては、おすすめのインターンシップです。伊藤忠商事のインターンシップを終えた後は、達成感でいっぱいになるでしょう。