2017年06月30日(金) 更新

鹿島建設のインターンシップに参加するための選考と対策

インターンシップの選考対策①:企業研究

鹿島建設のスローガンは「100年をつくる会社」

鹿島建設は、とにかく大きな建造物を作る大手ゼネコン5社の中でも、特に超高層ビルを得意にしている1社です。もちろん他の大規模建築も対応可能ですが、業界内でも蓄積された技術に加えて最先端の研究を行う研究所も有しています。また、建築土木の技術は世界でも実績が豊富にあります。ただ建造物を作るだけでなく、東京駅周辺の再開発や、秋葉原周辺の再開発など不動産開発も行っているのです。

鹿島建設の事業内容・状況について

IR情報からわかる鹿島建設の事業内容・状況について解説します。『平成29年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)』によると、29年3月期第3四半期連結売上高は1兆2372億9100万円、+0.9%、営業利益は1013億8700万円、+71.0%です。『コーポレートレポート2016』によると、中期経営計画を2015年度~2017年度で掲げ、連結売上高1億7500億円程度を目指しています。特に土木や建築事業の利益率の飛躍的な向上を視野に入れているようです。

インターンシップの選考対策②:実施内容

鹿島建設のインターンシップは実践型

鹿島建設は公募によるインターンシップは行っていませんが実施はしています。
以下がその実施の概要です。

■実施期間:大学3年生の夏休み
■職種:幅広く、エンジニア、施工管理、事務職、など様々な職種に関してインターンシップを行っています。
インターンシップが内定につながるわけではありませんが貴重な職業体験になるだけのことはやらせていただけます。

■エンジニア
期間:8月に3週間以内
内容:現場見学、検査、打ち合わせ、会議、定例の同行、熱負荷計算、VAVゾーニング、最新事例のデータ収集

■施工管理
期間:1週間から1か月未満
内容:建設現場で大学OBの先輩にくっついて色々指導していただいたり、手伝ったりした。

■事務職
工事現場の見学、本社や支店見学、役員や大学OBとの懇談会、事務所でのコピー取りや電話対応
営業事務、営業同行。

インターンシップの選考対策③:エントリーシート対策

鹿島建設のエントリーシートは書くところが多い

鹿島建設のインターンシップ選考にはエントリーシートがあり、書くところがとても多いものになっています。鹿島建設はリクルーター制度なのでリクルーターの方に一度下書きを提出して、リクルーターの方にチェックしてもらうのが選考対策として、一番間違いのない方法です。

選考でのエントリーシートの内容は志望動機や学生時代のことなど

エントリーシートはWebからの入力です。

・志望動機(500文字以内)
・学生時代に最も力を入れてきた事とそれによって得たものをご記入下さい。(500文字以内)
・ゼミ/研究について
・他に志望している業界について

などが、インターンシップ選考におけるエントリーシートで記入する項目です。

対策①:まずは余分に書いてみる

文字数が500文字以内の欄に100文字しか入力しないのは、アピールする熱意に欠けるように感じられてしまいます。下書きは600文字くらいの文字数で書いてみて、自分で読み返して余分なところを削ることで400文字~500文字になるようにすると良いでしょう。

対策②:企業理念を理解する

鹿島建設はホームページで企業理念について、「全社一体となって、科学的合理主義と人道主義に基づく創造的な進歩と発展を図り、社業の発展を通じて社会に貢献する」と謳っています。選考対策として大切なのが、この企業理念に対してどのように共感を抱いているか、また、共感を抱いた人生経験上のきっかけはなんだったのか、自身が理念に沿った人物であるか、などを自分の言葉でまとめておくようにしましょう。

鹿島建設のインターンシップ参加者の声

鹿島のインターンシップの特徴は職業体験としては非常に貴重な実践型の体験です。事務職であっても営業事務の仕事であれば、営業同行までさせていただいたり、エンジニアであれば実際にデータの解析のお手伝いなどをさせていただけます。ただし、本当の現場の仕事をさせていただくので、緊張感は半端ではありません。営業同行して、もし取引先に失礼があっては取り返しがつかないことにもなりかねません。それなりの覚悟を持ってインターンシップの期間中は「鹿島建設の社員」として働く覚悟が必要です。

鹿島建設のインターンシップ選考では理念への共感をもって実際に働く姿をイメージする対策を!

他社のインターンシップだと、職場見学やワークショップなど仕事の疑似体験を「提供してもうらう」という感じですが、鹿島建設のインターンシップは本当の現場で雑用から何からいろいろなことを教わりながら職場の一員として「働く」ことが可能です。それだけに、責任重大なので覚悟を持って臨む必要があります。内定には結びつかないですが、鹿島のインターンシップは可能であれば是非体験してみましょう。

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