2020年05月22日(金) 更新
インターンシップの参加目的&大きなメリット【就活生必見】
目次
就活生の多くがインターンシップにメリットを感じている
就活生の声
キャリアパーク会員の就活生を対象に「インターンシップに参加するメリットはなんだと思いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
- 企業をよりよく知ることができる
- 他の学生のレベルを肌で実感することができること。
- 意識が高くなる
- 内々定をいただける可能性がある
- 企業研究、その企業の雰囲気を感じることができる
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月8日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「インターンシップに参加するメリットはなんだと思いますか?」
インターンシップに参加しようか迷っている人もいるのではないでしょうか?就活生の多くが、インターンシップに参加するメリットとして「企業をよりよく知ることができる」「企業研究、その企業の雰囲気を感じることができる」などを挙げています。たしかに、インターンシップをしないとわからないことは多くありますよね。 こちらの記事では、インターンシップに参加する目的と得られるメリットをいくつかご紹介します。
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インターンシップの内容とは
インターンシップに参加すると就活は有利に進みます。しかし、有利に進むといっても目的がわかっていなければ、参加経験が無駄になってしまいます。今回はインターンシップ参加を考えている就活生必見の目的や経験談を紹介します。 2017年の就職スケジュールは前年より二か月前倒しとなり、選考開始が6月解禁となりました。2016年からわずか一年での変更となったことからも分かるように、就活生は各年で異なる就職スケジュールを取らなくてはいけません。 就活スケジュールによって開催時期や注目度も変わりますが、就活生は普遍的なインターンの目的を知っておく必要があります。
学生が研修生として働く
インターンシップとは、学生が研修生として働く制度。100年以上前のアメリカで始まり、日本では1997年にインターンシップ制度が知られるようになったといわれています。 インターンシップが浸透した背景には就職難やミスマッチによる早期退職の増加があります。また、その際にインターンシップの定義を「学生が在学中に自らの専攻、将来のキャリアに関連した就業体験を行うこと」と定めました。インターンシップを導入する企業は年々増加しています。
期間は長期・短期にわかれている
インターンシップは期間によって短期インターンと長期インターンに分かれています。インターンの期間によって内容は異なります。一般的な期間では短期インターンは1日から数週間、長期インターンは数カ月から1年以上とさまざまです。ここでは短期インターン・長期インターンの内容と、メリット・デメリットをそれぞれ確認しましょう。
注目ポイント!
【長期インターン】
内容:社員と同様に実務に携わる
メリット:本当の「実務」に関われる
デメリット:学業との両立が難しい。
【短期インターン】
内容:グループワークやディスカッションなどのカリュキュラムがメイン
メリット:多くの企業に参加可能
デメリット:実務が見えにくい
大学全体の7割がインターンシップを単位として認定
文部省の平成25年に国公私立大学748校を対象に行った調査によると、全体の96.8%にあたる724校が何らかの形でインターンシップを実施し、大学全体の70.3%にあたる526校がインターンシップを単位として認定しています。 インターンシップの期間で多いのが「1週間から2週間未満」が40.1%、つづいて「1週間未満」の21.5%、つぎに「2週間から3週間未満」の20%、もっとも少ないのが「6カ月以上」の2.4%でした。 文部省は、大学1・2年生で短期インターンシップ、3年生の「春休み」に長期インターンを行うよう大学や企業に要請しています。
約3割の就活生が参加経験
インターンシップに参加する学生の割合は、インターンを取り入れる企業の増加数とともに増加傾向にあり30%を超えていると言われています。つまり、約3人に1人の学生がなにかしらのインターンシップに参加している計算になります。さらに、インターンシップ経験がある学生のほとんどが2社以上参加している調査結果もでています。 そのほか、私立大学の学生に比べて国公立の大学に進学した学生は積極的にインターンへ参加するいうデータや、関東地区よりも大阪を中心とした関西地区の方がインターンシップに積極的に参加している、などのデータがあります。
給料は日給平均5,065円
実務を行わない短期インターンでは、「交通費のみ」で無給という場合がほとんど。時折「交通費プラス昼食代」という企業もあります。 では、実務を行う長期インターンの給料の平均はどれくらいでしょうか?インターンシップJAPANの調査によると、長期インターンの給料は「日給制の企業100社では平均は5,065円/日」、「時給制の企業100社では平均額は1015円/時」でした。この額はあくまで平均額のため、「日給3,000円」や「時給850円+インセンティブ(無支給の場合アリ)」などの給料制度を取り入れている企業もあります。
アルバイトとの違い
アルバイトとインターンシップとでは、目的意識に明確な違いがあります。アルバイトは「お金を稼ぐ」、インターンシップは「就業体験を学ぶ」というものが主たる目的です。 就業体験とは、社員と同じように1人のビジネスパーソンとして、企業の課題を解決する方法を考えることです。この点がアルバイトと大きな違いといわれています。多くのアルバイトでは、社員と同様に扱われることはなかなかありませんよね。
インターンシップ参加者の内定率
インターンシップ先の企業から正式な内定をもらった人数は、就活生にとってかなり気になる情報ですよね。ここでは、HR総研が2016年卒行予定者にアンケートを取った結果を紹介します。
インターシップ参加の6割がその企業に内定
インターンシップ参加者から内定者が1人も出なかった企業は40%、つまり、残り6割の企業ではインターンシップ参加者から内定者が出ているということになります。 アンケートでは「10%未満」が27%で最も多いものの、中には「50%以上」という企業が6%もありました。インターンシップに参加した2人に1人以上が内定していることになります。そして、インターンシップの受け入れ人数によって、この割合が持つ意味は大きく異なります。
学生がインターンシップに参加する目的
インターンシップへの参加を検討している学生の方も、概要・給料面などについて具体的に見えてきたのではないでしょうか。 では、つぎにインターンシップ参加の目的をみていきましょう。インターンシップの参加の目的が見えなければ、長期でも短期でもその時間が無駄になってしまいます。はじめに「学生側」のインターンシップ参加の目的をみていきます。
学生の参加目的①:自己成長とスキルアップ
インターンシップでは、大きな裁量が与えられるケースも珍しくありません。責任が大きくなると苦労や困難も増えることが予想されますが、それでもインターンへ参加する学生は「自己成長」や「スキルアップ」を目的としています。 業務マニュアルがなかったり、失敗がトラブルに発展してしまったりするケースも多いですが、だからこそ学生生活とは異なる自己研さんができるのです。これは学生側にとっての最大の目的といえます。「仕事とは、社会で働くとは何か」というスタンスで、自己成長とスキルアップを図ってください。
学生の参加目的②:就業体験を通じて向き・不向きを確認
いくら業界研究、企業研究をしても、あるいはいくら憧れていた業務であっても、実際に業務に当たらないと見えない部分は必ずあります。就業体験を通じてで向き・不向きを確認するために、インターンシップへ参加する学生も多いのです。 「第二志望程度だった業界のインターンシップ先の業務が自分に合っていて、能力を活かすことができた」や「小さいころから憧れていた仕事だったけど、実際はぜんぜん違っていた」など、実務経験を通して向き不向きがわかったという声はとても多いです。
学生の参加目的③:社会人として必要な知識やスキルの把握
企業は、長期インターンに参加している学生を一人の社会人として扱ってくれます。インターン生は、自分の中の社会人として足りていない部分が見えてきますので、就活で圧倒的に有利になるでしょう。 インターンシップ期間中に実務経験を積めば必要な知識やスキルを得られ、自己PRの厚みが増すという事も考えられますね。
学生の参加目的④:インターン先での社会人との交流
インターンに参加する目的として、学生の頃から社会人と交流を持てるという点も忘れてはいけません。社会人ならではの視点や考え方は、インターンシップを経験しない限りそう簡単には持てないでしょう。 ビジネスシーンで働く人たちとの交流を目的にインターンシップに参加してもいいかもしれません。就職活動を経て、企業に勤めている先輩社会人の意見は、その後の就職活動で多大な影響があるはずです。社会人ならではの視点が悩みを解決してくれるかもしれません。
学生の参加目的⑤:優秀な人材との人脈構築
インターンシップには、優秀な学生と出会えるチャンスが多く眠っているのをご存知ですか?特に、インターン生を即戦力として受け入れているようなベンチャー企業では、スキル・意識が高い学生が多く集まるといわれています。実は、高い志を持った仲間との出会いを求めてインターンへの参加を検討する就活生もいるのです。 インターンシップを通して出会う仲間は、学校やアルバイトで出会う友人たちとはまた違った付き合い方になるでしょう。仕事やキャリアについて相談しあいながら信頼関係を築いていけるのもインターンの魅力ですね。参加するか悩んだら、自分を高めてくれる新たな出会いのことを思い出してみてください。
学生の参加目的⑥:就活で有利になる実績作り
実務経験があることは、就活で十分なアピールポイントになり得ます。もちろん、本選考で受ける会社の業務内容と関係性があるものが望ましいですが、成果を具体的に示す事が出来れば、採用担当者も関心を示してくれるはず。 参加目的が”ステータスのため”になってしまうのはNGですが、後々自分の武器になり得るというのは事前に知っておいて損がないでしょう。
学生の参加目的⑦:内定獲得のための売り込み
インターンシップを「本選考と無関係のもの」として位置付けている企業でも、本選考において何らかの考慮がされる可能性は非常に高いです。インターンでの活躍ぶりによっては、内定の決定打になることも考えられます。実際、インターン参加によって内定獲得率が高くなる傾向にありますよね。そのため、志望度の高い企業がインターンシップを開催する場合は、自分を売り込む場として活用する就活生も多いです。 インターンシップへ参加したからといって本選考で楽になるわけではありませんが、自分をじっくり売り込みたい就活生にとっては、この上ないチャンスとなります。
企業側がインターンシップを受け入れる目的
インターンシップで学生を受け入れている企業は年々増加しています。「企業側」がインターン生を受け入れる目的とはなんでしょうか。入社するかどうかわからない学生を、わざわざ就業体験させるメリットはあるのでしょうか。そこには企業側のインターンシップを受け入れる目的がありました。
企業の開催目的①:学生とのミスマッチを防ぐ
企業側がインターンシップを受け入れる目的に学生とのミスマッチ防止があげられます。新卒採用は時間もお金も労力もかかります。 そして新卒の離職率は3年間で3割といわれています。退職する理由が「仕事にやりがいを感じられず、早いタイミングでキャリアチェンジしておきたかった」や「いまの職場の業務内容では成長しない。キャリアアップのために」など、明らかなミスマッチが多いのが現実です。長期インターンでの実務経験は、数回の面接よりも学生の性格やスキルが見極められるので、学生とのミスマッチを防げます。
企業の開催目的②:職場の活性化
企業側がインターンシップを受け入れる目的は、他にも職場の活性化があげられます。職場に新しい風が吹くと、空気が変わる効果が期待できるのです。インターンシップの学生を担当するのは1年目の社員が多く、指導する側の新人の成長も見込めます。 また、インターンシップをしたいと考えている学生はその企業に対して何らかの目的意識を持っていますよね。その意識が既存の社員に刺激を与えて、職場がさらに活性化するということも考えられるでしょう。
企業の開催目的③:PRも兼ねている
企業がインターンシップを実施していることは、就職サイトや大学の就職情報に広報されるので、それだけで企業PRになります。「インターンシップを実施=開かれた会社」というイメージアップ効果もありますし、変わった内容のインターンシップは各方面で取りあげられ、それもまた企業のPRにつながるでしょう。 特に、知名度がそれほど高くない中小企業にとってインターンシップは企業を知ってもらう絶好の機会になるので、多くの企業が学生に向けたPRを目的としてインターンシップを実施している場合も多いのです。
企業の開催目的④:まれに新規事業を任せる場合もある
ベンチャー企業の場合、新規事業の核となるような業務をインターン生に任せることもあるようです。どれだけの裁量を与えられるのかは、企業の考え方や職場の雰囲気、新しい事業への力の入れ具合などで変化しますが、事業立ち上げフェーズに参加できるというのは、就活生にとって貴重な体験になります。
企業がインターン生を受け入れる目的は、費用削減やPRなどが考えられますが、学生・企業のどちらにとってもメリットが大きい出来事になります。
インターンシップの体験談
つづいて、インターンシップの体験談を紹介します。すでにインターンシップを経験した学生はどういった目的をもって参加したのでしょうか。誤った目的を持って臨んた人は反省点が多くなる一方、目的を正しく理解して参加した人は大きな達成感を得ています。自分ならではの目的でも、それが本質からそれたものでなければ問題ありません。
目的のないインターンはただの自慢話
就活生の体験談①
インターン先の企業が志望順位の高い企業なら、選考が通りやすくなったり、情報を優先的に教えてもらえたりするかもしれません。そういう意味では、インターンの強みはあるでしょう。
ですが、何となく募集していたから行ってみるという感じでインターンに参加している人達も多くいますし、そういう人たちは「インターンに行ったこと」が自慢話になるだけで、大して得られたことがありません。インターン2社目の社員の方からは「インターンは必ず参加しなければならないわけではなく、むしろ何らかの明確な目的がある人だけが参加すべき」と何度も言われました。
・インターン先の企業から内定を貰いたい
・インターン先の業界、業態が知りたい
・社会人としてのマナーが学びたい
など、目的を明確にして参加するのが理想的ですね。
「会社で働く」体験が大きい
就活生の体験談②
インターンシップは行った方がいいとは思います。インターンで印象が良かったら受かりやすいっていうこともあるかもしれませんが、それ以上に「会社で働く」っていうことを体験できるということが大きいと思います。やっぱり知っているのと知らないのとでは、自然とエントリーシート、面接の質が変わってきてしまいます。実際、私がインターンへ参加した企業のESは、すぐに仕上げられたのに選考通過できました。
自分の知らないことを「知る」
就活生の体験談③
インターンシップに参加して一番大きいのは職場の雰囲気を知れたことです。仕事の成果を出すために頭を使うのはとても楽しいですし、自分の知らないことを「知る」のが大きな魅力ですね。
つらい点は自分の実力のなさを痛感するときと、覚えなきゃいけないことが多くて睡眠時間を削っていくところですね。あとタイピングソフトである一定の得点を稼がなければならないのですが、なかなかうまくいかず土日に練習しています。
インターンシップは給料より目的を持った経験が大事
どんな名だたる有名企業でインターンシップしても、目的をもって参加しなければただのアルバイトになってしまうでしょう。インターンシップの目的を理解すれば、給料よりも大事なのは経験だというのが分かると思います。 インターンシップを考えている学生は応募する前にこの記事をもう一度読み返してみてください。
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