清水建設のインターンシップに参加するための選考対策

清水建設のインターンシップ選考対策①：企業研究

清水建設は日本を代表する総合建設業を営む会社です。いわゆるゼネコンと呼ばれる企業体で、各種の土木・建築工事を一式で発注者から直接請負い、工事全体のとりまとめを行う建設業者で、ゼネコンの一角として第4位の売上高を誇ります。 世界遺産に登録されている12の文化遺産のうち、原爆ドーム、東大寺、日光東照宮、首里城と4つの建造物に携わっているのが清水建設なのです

企業理念は「子どもたちに誇れるしごとを。」

「子どもたちに誇れるしごとを。」という企業理念のもと、熱い想いを込めた数多くの建造物を世に送り出してきました。ただ建物を建てるだけではなく、社会や文化への貢献を考えていきます。
「未来へ残すプロジェクト」では厳しい条件を乗り越えて、最先端の技術を用い未来にあるべき建築物を国内外問わず、取り組んでいます。

清水建設の事業内容・状況について

企業情報からわかる清水建設の事業内容・状況について解説します。『平成29年3月期第3四半期決算説明資料』によると、平成29年3月期第3四半期連結売上高は1兆992億4700万円、前年同期比－7.8%、営業利益は880億5100万円、＋31.3%です。『2016年コーポレートレポート』によると、「Smart　Vision　2010」という長期ビジョンを掲げました。建設事業を持続的に成長させながら、グローバル事業、ストックマネジメント事業、サステナビリティ事業の3分野を重点事業とし収益基盤構築を目指しています。

清水建設のインターンシップ選考対策②：実施内容

清水建設のインターンシップは2週間の建築施工管理と、1日間だけで工場見学やプロジェクトの紹介を行うタイプがあるようです。ここでは前者の建築不幸管理のインターンシップについて紹介します。

清水建設のインターンシップは2週間の建築施工管理

【1～3日目】
まず、建設業界のこと、施工管理の仕事、安全管理について講義を受けます。最新技術や伝統技術に触れる機会があります。

【4～9日目】
次に、作業所での就業体験を行います。朝礼・現地危険予知・作業所巡回・測量機器実習・配筋検査立会・工程打合せなどが行われます。現場作業員とのコミュニケーション、現場での苦労話などを聞く機会もあります。

【10日目】
最終日には学んだことをプレゼンテーションし、何を学んだか、当初に立てたインターンシップの目標を達成できたかどうか、共有します。

清水建設のインターンシップ選考対策③：グループディスカッション

清水建設のインターンシップ内グループディスカッションでは、現場で学んだことや、建築業界の現状を含んだテーマで行います。元々、一級建築士の資格の取得を目指しているような参加者も多く、レベルの高い議論が交わされる傾向があるようです。

建築業界（ゼネコン）に対する造詣を深めておこう

建築関係に疎いのにインターンシップに参加した場合においては、知識がないゆえの切り口の斬新さを持ち味にして議論を交わしましょう。別業界に興味がある人物の視点で交わされる議論は、時に思わぬ成果を生み出します。

清水建設のインターンシップ選考対策④：エントリーシート

清水建設のインターンシップ選考はコースによって異なるようですが、エントリーシートでの応募はどのコースでも必要となってくるようです。ここで対策として必要になってくるのは清水建設での志望動機の説得力と、あなた自身の自己PRです。

清水建設で達成したい「ゆめ」はなにかをしっかり書く

清水建設は自社ホームページで、
次の世代の「子どもたちに誇れるしごとを実現するために、よりよい建造物、よりよい生活、よりよい社会という理想を描き続け、それを追求し続ける」といっています。清水建設は、そうした次の世代へ向けた『ゆめ』を想像できる、豊かな感性を持つヒトの集団を目指しているのです。
あなた自身が清水建設で建築を通じて未来にどんな「ゆめ」を達成していきたいのか、なぜ清水建設でないといけないのか、そう考えるに至ったきっかけはなにか、などを自身の言葉で説明できるよう選考対策をしっかり立てて、エントリーシートや面接に臨むようにしましょう。

通過するエントリーシートを作成する

インターンの選考に通るためのESを作成するために、実際の通過者のESを参考にしましょう。そこで活用したいのが「インターン選考通過者が実際に提出したES集」です。JALや日清製粉、三菱UFJ銀行や大正製薬などの通過者が提出したESを無料でダウンロードできます。設問の内容も確認できるため、事前の対策として持っておきたい資料です。

清水建設のインターンシップ参加者の声

清水建設のインターンシップでは、建設業界が果たした役割など業界事情を掘り下げて教えてもらえるので、「非常に勉強になった」という声が多いです。また、インターンシップに参加している学生のレベルが高かった為に、より深くて濃い内容の議論ができて、有意義に時間を過ごせたという方が多いようですね。

レベルが非常に高いため面を食らうことも

ただし、レベルが高い学生が参加していることを知っている為か、いきなりグループディスカッションをやるよう求められる為に、予め場数を踏んでおいた方が無難という声もあります。
学生と社会人の差を大きく感じる良い機会となり、自分に欠けている能力を知ることができたという声もあるようで、清水建設を志望していなくてもインターンシップは受けた方が良いという意見もあるくらいなので、勉強になるのでしょう。

清水建設のインターンシップ選考はゼネコン業界への造詣を深めておく対策をしよう！

清水建設は技術と伝統を持ったゼネコンです。インターンシップを通して、建築施工管理の実地体験をすることができますよ。
「ものづくりのおもしろさを感じた」
「職人さんたちに尊敬の念をいだいた」
「工程計画の難しさと段取りの重要さを学んだ」といった参加者の声が見られますので、清水建設社員の情熱を体感できる、刺激のあるインターンシップといえるでしょう。