2020年06月29日(月) 更新
法務省のインターンシップに参加するための選考と対策
目次
法務省のインターンシップ選考対策①:実施概要
法務省のインターンシップへの参加を目指すなら、まずは実施概要を見て選考対策を立てていきましょう。法務省は、法律的な行政をもっと身近に感じてもらいたいという思いからインターンシップは行っています。
大学の推薦がなければ応募できないインターンシップ
法務省のインターンシップは一般企業のそれとは異なり、大学側の推薦がなければ応募できません。まず学生が記入する学生調査票と、大学が記入する推薦申込書を所属する大学経由で応募締め切り日までに法務省宛てに郵送します。その書類選考を通過すると、大学と法務省の間で覚書を締結、誓約書を提出してインターンシップへの参加となります。
法務省のインターンシップ選考対策②:実施内容
続いて、法務省のインターンシップ内容を把握して、選考対策に役立てましょう。平成27年度の法務省のインターンシップには、大きく分けて2つのコースがあります。いずれも2~3名程度の募集枠となっていますので、非常に狭き門と言えます。
■Aコース
大臣官房施設において、3~5日間の簡単な矯正施設計画実習と業務説明があります。工学部にて電気・機械・建築・環境工学もしくはそれに類する学科を専攻している方が対象となります。
■Bコース
人権擁護局において、人権擁護行政およびそれに付随する業務を体験します。こちらに関しては、専攻学科の指定はありません。3日間のインターンシップです。
法務省のインターンシップ選考対策③:学生調査票
法務省のインターンシップ選考では、学生調査票を提出します。一般企業のエントリーシートのようなものです。学生調査票で求められるおもな項目は以下の2つです。
・「法務省のインターンシップを志望した理由」
・「自己アピールなどを自由に記入してください(800字以内)」
対策:コミュニケーション能力・柔軟性・自律的な姿勢をアピールしよう
対策に困ったときは、企業研究を振り返ってみましょう。法務省はそのホームページで求める人材像について明記しています。法務省が求める人材とは「コミュニケーション能力が高く、環境の変化を的確に捉え、その中で自分が何をすべきかを考え、行動に移すことができる」人です。法務省の業務は、国民と向き合うことが必要とされるため、相手の立場に立って物事を考えられる能力や相手に求めるものを正確に伝える能力が重要となります。そして、国民のニーズや状況変化に柔軟に対応できるかどうかも重視されます。これらを踏まえて、学生調査票を記入するのが最善の選考対策です。
通過するエントリーシートを作成する
インターンの選考に通るためのESを作成するために、実際の通過者のESを参考にしましょう。そこで活用したいのが「インターン選考通過者が実際に提出したES集」です。JALや日清製粉、三菱UFJ銀行や大正製薬などの通過者が提出したESを無料でダウンロードできます。設問の内容も確認できるため、事前の対策として持っておきたい資料です。
法務省のインターンシップ選考対策④:大学からの推薦
前述したように、法務省のインターンシップ選考に挑むには大学からの推薦を得なければなりません。大学によって推薦基準が異なるので、一概に線引きはできませんが、少なくともほとんどの科目が5段階評価の内の上位に入っていなければ推薦してもらうことは難しいでしょう。
対策:早い段階からインターンシップを念頭において準備しよう
大学での成績ばかりは付け焼刃とはいきません。法務省のインターンシップを目指すなら、早い段階から心構えと準備をしておくことが賢明な対策と言えるでしょう。
法務省のインターンシップ選考対策で重要なのはコミュニケーション能力や柔軟性をアピールすること
法務省のインターンシップ選考対策について見てきましたが、いかがでしたか?普段は垣間見ることのできない法務省の実務について、実態を知ることができる貴重なインターンシップです。全国の少年院において矯正プログラムの一部を閲覧することもでき、将来教育分野で働きたいと志願している人にも人気が高いそうです。エントリーには、多くの書類が必要になるので、もれのないように注意を払って応募をしてください。
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