2018年01月18日(木) 更新

AOI Pro.のエントリーシート(ES)の書き方と回答例

AOI Pro.エントリーシート(ES)対策①:基本的な書き方をおさえる

まず知っておきたいのは「エントリーシート(ES)の書き方」という基本の部分です。もちろん企業によってエントリーシート(ES)の仕様は異なるので、どの企業に対しても同じ内容を書いていては、採用側にはあっという間に「使い回しだな」と判明してしまいます。そうならないためには、「相手を知り、自分を知ること」が重要です。つまりよく言われる「自己分析」と「企業研究」がどこまでできているかが鍵なのです。これはもちろんAOI Pro.でも同じことです。

具体的なエントリーシート作成の3つの手順

具体的なエントリーシート作成の手順としては、次の3つのステップを踏みます。

1.自分のことと企業のことを調べ、どんな人間なのか、あるいはどんな企業なのかを箇条書きにする。
2.両方を見比べて「似ているところ」と「違っているところ」を書き出す。
3.「似ているからできること」「違っているからできること」を書き出す。

ここまでできていれば、いざAOI Pro.のエントリーシートを書くというときにも基本的な質問にはすぐに答えられるはずです。

AOI Pro.エントリーシート(ES)対策②:質問例をおさえる

AOI Pro.のエントリーシート(ES)はサイトからダウンロードした用紙に手で書く形式が多いようです。また履歴書形式のエントリーシートと、質問や課題を書かせるという構成が多い傾向にあります。AOI Pro.を目指す場合、質問例をおさえておくことが必要でしょう。

AOI Pro.の過去10年の質問例まとめ

以下は、ここ10年ほどでAOI Pro.で出題された質問例です。

■ あなたが社会人として目指すもの
■ TVCM制作会社とはどのような仕事をしているか。
■ 使用できるアプリケーションとその習熟度
■ 学生時代がんばったこと
■ iPhone用アプリの作成(作文)
■ 好きなCM、嫌いなCMとその理由

これらの質問例を見ることで、AOI Pro.エントリーシート(ES)の傾向と対策を行うことができるでしょう。質問例を十分に活用することが必要です。

AOI Pro.エントリーシート(ES)対策③:問題と回答例A

【質問例】:あなたが社会人として目指すもの

はじめに、この質問への解答について考えてみましょう。文章作成に取り掛かる前にしなくてはいけないのは「この質問は一体何を聞いているのか」を考えることです。エントリーシート(ES)の基本ですが、「質問に対して適当な答えを書いているか」は非常に重要なポイントです。

AOI Pro.の仕事と自分の将来像をきちんと結び付けられている回答が望ましい

この場合、企業の仕事とは全く逆方向のもの以外は、あなたが何を目指していても問題ありません(例えばAOI Pro.を受けるのに「橋を作りたい」というのはNG)。大切なのはAOI Pro.の仕事と自分の将来像をきちんと結び付けられているかです。

【回答例】

私は将来自分の作ったものが世の中に残るような仕事のできる社会人になりたいと考えています。そのため貴社が制作されているような、世の中の人の脳裏に焼きつくような映像広告の現場に立ち会いたいと考えました。

AOI Pro.エントリーシート(ES)対策④:問題と回答例B

【質問例】:TVCM制作会社とはどのような仕事をしているか。

では、この質問は何を聞いているのでしょうか。まず思い浮かぶのは「業界の仕事内容をきちんと勉強してきましたか」ということでしょう。確かにこれは重要な点なので、解答に盛り込む必要があります。
しかし本当にそれだけなのでしょうか。もう少し掘り下げて考えてみましょう。

AOI Pro.のどこに興味を持ったのかが伝わる回答が望ましい

この質問において、企業側は例えば辞書のような正しい答えを求めているわけではありません。それなら筆記テストで十分だからです。すなわち企業側がこの質問を通して求めている回答は、「あなたがどこに興味を持ったか」なのです。その点に触れる回答が望ましいでしょう。

【回答例】

クライアントの意図を汲んで、より顧客層に訴える広告を制作する仕事だと考えます。これには先方との密なコミュニケーションや、表現のための手段をたくさんもっている必要があります。私はこのような仕事を通じて、人と人をつなげる人物になりたいと考えています。

AOI Pro.エントリーシート(ES)対策⑤:問題と回答例C

【質問例】:好きなCM、嫌いなCMとその理由

好き、嫌いというのは最もその人の興味の方向や考え方が出る部分と言えるでしょう。こういった質問が来た時は、初めに行ったエントリーシート(ES)作成のための3ステップの内容を思い出して、自分自身の本心を論理的に説明しましょう。

好き・嫌いについて論理的に説明する解答が望ましい

こういった質問において、何もAOI Pro.を褒めて、ライバル会社をけなせと言っているわけではない点に注意しましょう。あくまでも本心を論理的に説明することを意識する必要があります。

【回答例】

JR東海のHOME-TOWN EXPRESS・クリスマスバージョン(クリスマスエクスプレス'88)のような物語性のあるCMが好きです。逆に商品の説明に終始して物語を感じさせないCMはあまり好きではありません。というのもストーリーがあることで、より観るものの心に感動や気づきを残せると考えるからです。

AOI Pro.攻略にはエントリーシート(ES)の質問から企業側の意図を理解して回答する必要がある

今回はAOI Pro.に基づいて説明しましたが、AOI Pro.に限らず、エントリーシート(ES)の書き方として外せないのは、まず基本の3ステップです。

1.自分のことと企業のことを調べ、どんな人間なのか、あるいはどんな企業なのかを箇条書きにする。
2.両方を見比べて「似ているところ」と「違っているところ」を書き出す。
3.「似ているからできること」「違っているからできること」を書き出す。

そしてここまで挙げた例のように「何を聞いているか」をしっかりと意識して回答文章を書くことが大切です。ただし例は例なので「自分が何を伝えたいか」「どんなことに興味があるのか」を自分の書き方で、エントリーシート(ES)に書くことが最も大切なことだと言えるでしょう。

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