ADKのエントリーシート(ES)の通過率を上げる書き方と回答例【アサツーディ・ケイ】

ADKエントリーシート(ES)対策①：オーソドックスな設問が多い

ADKのエントリーシート(ES)は、オードソックスな設問が多いです。ADKをはじめとする広告代理店ではどのような働き方をしており、活躍する人材の能力は何かを考えて、答えていく書き方になります。まずADKなどの広告代理店はクライアントの企業の広告戦略を立案、実行していく仕事です。テレビCMやネット広告、新聞、ラジオ、イベント企画などの手段を取ります。そのためにクライアント、社内のマーケティングメディア部門、クリエイティブを担う製作会社と様々な関係者の考えをまとめ成果を上げていくことが求められます。つまり求められている人材とは、リーダーシップ、言い換えればチームにおいて自分で何ができるかを把握している人、その上でまとまった戦略を実現できるよう動ける人です。

人と通じてアイディアを形にするのが大事

企業理念を見るとわかりますが、突拍子もないアイディアを思いつくのではなく、関係者で決めたアイディアを形にできるかが重要であります。人と通じてアイディアを形にする書き方でエントリーシート(ES)に記入します。後述する回答例を参考にし、回答例と自分が書いたものとで何が違うか考えてみてください。

ADKエントリーシート(ES)対策②：質問例を把握して臨む

ADKのエントリーシート対策として、質問例を把握しておくのがじゅうようになります。以下に定番のものを示しますので、参考にしてください。

・ADKの志望動機
・ADKで実現したい夢
・「カタ破れ」な経験
・学生生活に注力したことを２つ
・自分を漢字一字で表現（その理由も）。
・作文「あなたを形づくっているもの」（ 600文字以内）
・作文「あなたにとっての人生最大の決断」（600字以内）
・ADKが更に発展するためにはどうすればよいかの提案。
・今までの人生で最大の挫折と、その挫折をいかに乗り越えたか。
・今までの人生で最大のチャレンジと、そのチャレンジで得たもの。
・あなたが最近最も興味を持った商品、またはサービス。
興味を持った理由とともに、あなたなら第三者にその魅力をどう伝えるか。
・あなたらしさを自由に表現。（立体物不可・枠内に入る範囲で）(A4の白紙一枚の3分の2程度)

ADKエントリーシート(ES)対策③：問題と回答例を確認して臨む

ここでは、上記で述べた問題を取り上げ、回答例を紹介していきます。それぞれの質問で何が求められているのかを確認しながら、対策へと繋げて下さい。

ADKエントリーシートの問題と回答例A：挫折から学んだことを答える

【問題】
今までの人生で最大の挫折と、その挫折をいかに乗り越えたかについて教えてください。

【回答】
高校時代の部活動において、自分のしたいことを優先しわがままであった結果、周囲との人間関係が悪化し孤立しかけたことがある。そのまま卒業し自分を省みなかったことに後悔した。大学に入学してからは周りを見るように注意し、周りがやりたいことを聞き自分の意見を述べた上で、自分がやりたいことと擦りあわせるよう心がけている。

ADKエントリーシートの問題と回答例B：漢字1文字で経験談まで繋げる

【問題】
自分を漢字1文字で表現し、その理由をお書きください。

【回答】
漢字：「想」理由：アルバイトの商品のアイディアや文化祭の露店のメニューなどから、常に「相手があると嬉しい」という軸があり、相手を想うことが行動のベースであるという背景があるから。

ADKエントリーシートの問題と回答例C：最大のチャレンジをどう乗り超えたか

【問題】
今までの人生で最大のチャレンジと、そのチャレンジで得たものについて教えてください。

【回答】　
高校時代に文化祭の後夜祭で経験した全生徒の一体感を同級生と下級生に味あわせてやりたい一心から、後夜祭を創り上げた。高校は生徒数が約1500人規模の男子校で、自由の校風の反面、まとまりを感じなかった。私はもっと一体感のある学校にしたいと思い、年に一度の後夜祭に一年かけ準備に取り組んだ。
本番直前には忙しさのあまり業者への80万円の納金を忘れてしまい開催が危ぶまれた。文化祭委員同士で責任のなすりつけ合いが始まり、このままでは後夜祭を成功することができないと考え、腹を割って意見をぶつけ合う場を設けるよう提案した。夜中まで続いた言い合いは、途中殴り合いへと発展していったが、本気でぶつかった後、「今までで一番の後夜祭を創ってやる」と目的が明確になり一致団結した。
本番を迎え、体育館で全生徒が肩を組み、後夜祭で涙する生徒を見た時、一体となったと感じるとともに今までの苦労が一気に吹き飛んだ。味わったことのない最高の喜びだった。

ADK（アサツーデイ・ケイ）のエントリーシートは経験をベースにアイディアを形にしたことを書く

ADKのエントリーシート(ES)の回答例は3つだけですが、おしなべて質問の意図が何かを理解したうえで自分の経験を書いていく基本は同じです。書き方はストーリーがわかるもの、結論から書いてもいいでしょう。ADKのポイントは、今までの経験の中でアイディアを形にしたことと、他者と関わったことをエントリーシート(ES)に書きます。
内容は無理に作らなくても回答例①のような心がけが変わったことでも良いです。自分を誇張しすぎて自分とはかけ離れた書き方にならないよう気をつけましょう。

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